過去にも沖縄付近でウロウロした奴がいた

ノダっち

11年9月15日(木) 16:54


台風15号による影響が出てきました。
 
午前中はきょうも晴れ間が多かったですが、
昼頃からは県内の雨雲が増えてきています。
 
衛星画像で見ると、
台風15号渦巻きの北の端っこの雲
北上してかかってきていて、
午前中の太平洋高気圧の夏の空気から、
午後は台風の熱帯の空気に変わったのです。
 
まだ雨量は多くないですが、
台風が沖縄の西に近づくあすは
さらに雨雲になりやすい空気が
県内に流れ込み、
にわか雨がパワーアップ
します。
 
気象台は、
きょう午前中に発表した予報で、
あす明け方から昼過ぎに
1時間に30ミリ以上の
激しい雨恐れを発表しました。
(タイミングが変わるかもしれないので新しい予報のご確認を)
 
問題の台風15号は、
あす金曜日にかけて沖縄に近づきそうですが、
沖縄に近づいた後は、
動きが遅くなりそう
です。
(なんで止まるのか?は画像欄をどうぞ)
 
県内には、台風が沖縄付近にある間、
南東からの湿った空気の流れ込みが続きます。
 
この場合、基本的に予報は雨でしょう。
ただ、実際の降り方は
降ったり止んだりになると思います。
 
台風との距離感にもよりますので、
一概には言えませんが、
雨が多くなりやすいのは、
沿岸部から少し入った内陸の地域
です。
ただ、山沿いの熊本県に近い地域では、
比較的雨雲がかかりにくくなります。
沿岸部も海から流れ込む雨雲が
時々ザッと降らせますが、
止み間も多いかもしれません。
 
今の予報では、
少なくとも連休中にかけて
この状態が続く可能性
があります。
ただ、流れ込む空気が一定ではないため、
その中でも、
雨が降りにくくなる期間がありそうです。
各地のイベントや運動会など、
気をもまれている方も多いと思いますが、
絶対に無理とも言えない
微妙な資料もありますので、
ぜひ、今後の予報も確認して下さい。
 
そして、
いったいいつまで沖縄付近にいるのか??
動き出したらどう動くのかが??です
 
今の予想からは、
はっきりと言える状況ではないです。
 
ただ、県内が最も注意しないと行けないのは
沖縄付近から北東に動き出すこと
でしょう。
そうなると、
さんざん雨が断続的に降った後で、
今度は
台風本体の雲がかかる可能性があります。
 
これは雨の量が非常に多くなるパターンですので、
この予報が出ないかどうか、
今後も注意深く、
頻繁に台風の情報をチェックしておいて下さい。
 
もちろん、逆に
西に動き出す可能性も同様にあると思います。
 
少なくとも、
あすはまた新しい情報の確認をお願いします。
 








110915

正午の衛星可視画像
(気象庁HPより)

台風は
中心付近の雲が
昨日よりもハッキリしました。
少し発達したのを示しています。
台風が沖縄付近で止まっている間に
さらに発達しそうです。

沿岸部を中心に風が強まって、
波も高くなりますので、
強風や高波にもご注意下さい。

一方、台風の
北側や西側は雲が少なくなっていて、
ここには高気圧があります。
東から張り出している太平洋高気圧と、
台湾付近にも9000m以上の上空に
高気圧性の風の流れがあるようで、
台風は東西北を高気圧に囲まれて
動きが止まるのです。

また、台風の外には
少し離れて大きく取り巻く雲があり、
先島諸島付近の熱低は、
この流れに
取り込まれたようにも見えます。

この台風の外側にある雲の帯は、
台風の周りを半島系周りに
グルッと回って
北上してくるような資料なんですが・・・

なお、右端の熱低は、
15時に台風16号になりました。
ただ、県内には
今のところ影響がない見込みです。
15号の情報に集中しましょう。




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