あす(水曜日)の晴れを有効に!!

ノダっち

11年8月23日(火) 17:02

相変わらずの蒸し暑さです。
夏の空気に包まれて
所々でにわか雨も起きています。
 
今夜にかけても
局地的な強い雨や雷雨に注意が必要でしょう。
 
ただ、南部平野部は
南東からの海風が吹いていて、
この風のおかげで
雨雲が近づきにくくなっています。
 
また、海風は、日影にいると
涼しさも感じられるかもしれません。
 
きょうは二十四節気の一つ、処暑(しょしょ)、
しょうしょう暑さが収まってくる頃
とダジャレで覚えやすい暦で^o^;
暑さの中にも、朝晩を中心に
秋が感じられるようになってくる頃です。
 
例年だと、甲子園が終わって
この処暑の時期になると
夏が終わるよぉ( T T )と、
寂しくなってくる野田なのですが、
今年はまだ、
夏が終わる( T T )という
ハッキリとしたサインを感じられません。
 
今年の夏は、これぞ夏!
という夏天気のピークが弱くて、
いつまでもだらだらと
夏が続いているからでしょうか。
 
だらだら夏の中で、あすからは、
夏の太平洋高気圧が強まる見込みです。
あす水曜日は、
午前を中心に乾いた空気も流れ込むため
今週の中ではピンポイントで
晴れやすい日に
なるでしょう。
 
にわか雨の可能性も、
午前を中心に低いので、
洗濯物も外で干しやすいと思います。
大きめの物も早めに乾いてくれるでしょう。
 
ただ、念のため、午後3時以降は
早めの取り込みをオススメ
しておきます。
また、北部山沿いは
他の地域よりは雲が出やすくなるでしょう。
 
太平洋高気圧が強まるといっても、
中途半端な強まりです。
乾いた空気が流れ込んだすぐ後ろから、
高気圧の縁を回っている
湿った空気が流れ込むため
あさって木曜日はまた不安定になって、
にわか雨も起きやすくなる
でしょう。
 
あす水曜日の晴れを有効にお使い下さい。
 
なお、午後5時予報では
気象台が「あす夜遅くから雨」と
崩れを早めに見積もってきましたので、
お帰りが遅くなる方は、
傘を持って出かけた方が良さそうです。
 
あさって以降に流れ込む湿った空気は、
熱帯低気圧の外側の空気にも見えます。
(熱低については解説の都合上、
 勝手に記号をつけました。
 画像欄を参考にみて下さい。)
この熱低(b)は発達しませんが、
海上には、あすからうねりも予想されていて、
海のレジャーは
急な高波に注意が必要
になりそうです。
小さい子供からは目を離さないようにして下さい。
 
うねりは、熱低によるものだけではなくて、
太平洋高気圧の縁を吹いている
南東風によるものも含まれていると思います。
 
また、現在、この他に
フィリピンの東の海上(熱低a)と、
グアム付近の海上(熱低c)があります。
熱低cは、きのうの画像欄で
気になる雲の塊と書いた物です。
 
このうち熱低aは、
雲もまとまってきて、
あすまでに台風になると、
気象庁が発表しました。
 
予想資料の中には、
熱低cと相互作用をして、
複雑な動きをしそうな物もあります。
 
雲の規模からすると、
熱低cの方が大きいのですが、
どちらがメインになるか?
あるいは同等になるか?
太平洋高気圧の状態はどうなるか?
などなどで、
それぞれの動きが変わってくるのでしょう。
 
今後、
来週にかけての動きに注目
です。
 

 







110823_1

午後3時頃、
大淀河畔から南の空

南の低空にあるモクモク夏雲と
一年中出るとはいえ、
頭上には秋っぽい雲も。

季節の変わり目っぽくて
撮ってみました。








110823_2

正午の可視画像

熱低bは、
可視画像だと
何とか渦がわかりますが、
赤外画像だと見えません。
熱低としては発達しておらず、
雲が低いためです。

一方、熱低aはまとまってきました。
また熱低cも
徐々にまとまってきています。
今後の推移に注目です。

また、
熱低bの北にモヤモヤある雲が
あさってには
県内に近づく可能性があります。

このモヤモヤ雲域の
西側は晴れていて、
あすはこの晴れのエリアに
県内が入る見込みです。

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