夏空広がるが、週末以降は台風次第

ノダっち

11年7月13日(水) 16:43


きのうの予想よりも
少し雨が長引きました。
しかも、ちょっと
にわか雨にしては
雨の時間が長くなった地域もあり、
このタイプの雨の
予測の難しさを痛感しています。
 
ただ、午後3時現在、平野部の雨は
だいぶ少なくなってきました。
誤差の範囲ということでm( _ _ )m
 
山沿いの雨も夜には止んで来そうです。
 
太平洋高気圧が
ようやく本格的に
九州付近を覆ってきます。
 
あすはにわか雨も少なくなって、
満点の夏空
です。
 
きょう順延された高校野球も
あすは炎天下のもとでの開催になります。
応援の方は、
しっかりと暑さ対策をしてお出かけ下さい。
 
この状態は
あさって金曜日も続き、
土曜日までなんとかもつのではないか?
という予想です。
 
その後の太平洋高気圧の勢力が
台風6号の北上に影響してきます。
 
台風6号は、
どこかで北に向きを変える可能性が
高くなって
きました。
 
17日の時点で高気圧がしぼめば
さっさと本州の南で向きを北に変えたり、
九州に近づかずに
北東に向かう可能性もあります。
 
また、台風が十分に強まれば
台風が元々持っている北上エネルギーが強まって
太平洋高気圧の弱まった部分を
切り裂くように北に進むことも
過去にはありました。
 
太平洋高気圧の勢力が週末まで維持したら
もっと西に進んでから
九州の南とか南西諸島付近で
北に向きを変えることになり、
その場合は、
九州に近づくかもしれません。
 
また、いずれの場合も、
連休中、海にうねりが届く可能性があります。
 
台風は、
今後も海水温の高い所を進むため
土曜日の午後3時には、
中心気圧が920hPa

非常に強い台風になる予想です。
(13日午後3時発表の予報による)
 
さらに発達するかもしれない、ということも
頭に入れておいていいくらいでしょう。
 
このため、離れていても、
広い範囲にうねりが届いてくるかもしれません。
連休中に海のレジャーを計画されている方は、
是非とも
柔軟に計画変更が出来るように
しておいて下さい。
 
監視員の目がある海水浴場を利用して、
遊泳禁止の場合は
海に入らないようにお願いします。
 
 
まずは、
ようやく広がるが夏空を満喫しつつ、
台風の今後の進路予想に注意しましょう。
早ければ、日曜日以降、湿った空気で
にわか雨が起きやすくなる可能性もありますし、
月曜日や火曜日の雨の降り方、
風の吹き方も台風の進路次第です。
金曜日頃には、進路の予想も
もっと見えてきますので、
こまめなチェックをお願いします。
 
 
 
 








110713_1

午後3時の衛星画像
(気象庁HPより)

台風は目が見えていませんが、
午前中には少し目が見えました。
どんどん発達していて、
午後3時には暴風域が出来ています。

太平洋高気圧の
土曜日朝のおおまかな予想を
書き込んでみました。

土曜日時点では
だいぶ細ってきそうで、
このあとどのようにしぼむかが
台風の進路を決める
ポイントになりそうです。
どちらの矢印に近い
北上になるか??

もう一つ、気になるのが
画像左下にある
雲のかたまりです。
こちらも低圧部と
気象庁が解析していて、
今後まとまることが
あるのか否か?注目です。










110713_2

きのうの海面水温

青い×印の辺りが
今日正午の台風6号の
中心位置です。

台風は暖かい海水から
エネルギーを得て発達しますが、
あさってごろまで
おおむね青い矢印の向きに
進む見込みで、
今後海面水温
30度以上の海域を進むため
急速に発達しそうです。



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