どこに行こうか、風まかせ

ノダっち

11年5月25日(水) 16:59


まぁ、しかし、
ホントに、
しっかり、
梅雨らしい天気になっています。
 
あれだけ続いていた晴れが
嘘のようです。
 
梅雨に入って
どのくらい雨が降ったと思いますか?
 
実は、
まだ梅雨に入ってからの雨は
100ミリに達していません。
延岡地区や高千穂地区は、
まだ20ミリ前後です。
本格的な雨不足解消には
今後にまだまだ雨が必要でしょう。
 
ただ、それはもう時間の問題です。
できれば、このペースで
じわじわと雨量を増やしてくれると
いいんですが、、、
 
やはり気になるのは台風2号の動きと、
梅雨前線の活発化です。
これからの時期は
一発の雨で雨不足解消どころか、
一気に
災害警戒モードになる可能性
があります。
 
 
ここをご覧の方は、
米軍の台風予想なども
ご覧になる方も多いでしょうか?
 
その他、ヨーロッパ気象機関による
中期予報のコンピューターの予想も
インターネットでみることが出来ますが、
いずれも、
ドキッとするコースの予想です。
(あえてリンクは載せませんのでご了承下さい。)
 
ホントにこんなコースになってしまったら、
台風の直撃が無くても
梅雨前線が刺激されて、
県内でも
雨の量が増える可能性があります。
 
一方、気象庁の台風5日予報は、
5日目の予報円の大きさが、
きのう載せた物から変化ありません。
かなりの巨大さで
「まだよくわかりません」
と言っているようです。
 
大きな違いは
その北上ペースです。
 
北東にスムーズに向きを変えて
そのまま足早に北上する
欧米の予想に対して、
日本の気象庁による
コンピューターが予測した資料は
北東へ向きを変えるのに手こずって
その間に大陸から高気圧が張り出し、
台風の北上をブロックするような
可能性を示唆しています。
 
そんな様々な可能性を考慮して、
気象庁の5日予報では
5日目の予報円が巨大になっていて、
「まだわからない」という
状況になっているのでしょう。
もちろん、
この「わからない」の中には、
欧米モデルのような動きになる可能性も
まったく近づかない可能性も
どちらも含まれています。
 
ただ、いずれの予想も、
あさって(27日)までの動きに関しては
ほぼ同じ
です。
 
問題はそれ以降の動きになります。
北東に向きを変える場所の
上空の風がどうなっているか?
現在は、残念ながら風のみぞ知る・・・^o^;
 
可能性から言うと、
現在はどちらもありえるのだろうから、
とにかく
最新の予報の確認をお願いします!!
 
 
きょうは3ヶ月予報も発表されました。
 
こちらは台風よりも
もっともっともっと
ザックリとした予報です。
簡単に翻訳してみます。
 
6月は梅雨らしい梅雨の予想、
7月後半には梅雨が明けて真夏になり、
太平洋高気圧にしっかりと覆われそうです。
資料によるよ、
去年のように太平洋高気圧が
北に偏る可能性が低いようなので、
7月の後半は夏のレジャーが
楽しめるのではないかな、と思います。
8月も冷夏の可能性は小さく、
夏らしい夏の予想です。
ただ、毎年のように
不安定な時期もありますので、
その辺りは予報でお伝えする
コメントを聞き逃さないようにして下さい。
 
なお、
平年の梅雨明けは7月14日です。
 
夏好きの野田としては
この夏の予想がでる
5月の3ヶ月予報を読み解きながら
待ち遠しくてウズウズしてます。
 
 
なお、台風などの前に
あすは梅雨前線の活動が強まりそうです。
新燃岳周辺でも
朝6時から午後3時までの間に
最大で15ミリから20ミリの雨が
予想されていますので、
あすも雨の降り方に要注意です。
 
(雨量予想はあす発表の新しい情報をご確認下さい。)
 
 
 
 









110525_1

25日午後4時の
衛星画像
(気象庁HPより)

台風2号の雲は、
広い範囲に渡っていて、
中心の付近の
雲の渦巻きも
しっかりとしています。

気象庁による
午後3時の解析で、
中心気圧が945hPa、
最大風速45mの
非常に強い台風
発達してきました。

あさってごろまでは
海水温の高いエリアを
北上するため
もう少し発達しそうです。

沖縄付近からは
まだ25度以下の
海水温になりますので、
そこからは
衰え始めるでしょう。

問題は進路ですが、
金曜日から土曜日ごろに
上空の南西風に乗るか
乗らないかが
一つの分かれ目です・・・

最新の情報をご確認ください。
こちら












110525_2

九州南部の3ヶ月予報
(気象庁HPより)

降水量の
ハッキリとした傾向は
ありません。





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