さらなる大雨に警戒!

ノダっち

11年9月19日(月) 17:42


「最悪」に1番も3番もあるのか?
という疑問は大いにあるのですが、
金曜日の画像欄に書いた
台風15号が東シナ海を北上するような状況には
ならない可能性が高くなったため、
どうやら、
最悪中の最悪な状況では無さそうです。
 
金曜日の時点で示唆していたとおり、
週末の間に沖縄の東で一回転して
あすにかけては
奄美大島の東で北東に向きを変えて
徐々にスピードを上げる予想になりました。
 
北東に進めば最悪と以前に書きましたが、
その中でも、
少しマシなコースが予想されています。
 
また、このまま進めば、
強風域には入るものの、
よほどコースがぶれない限り
暴風域に入る可能性は低いでしょう。
 
ただ、それでも、
大雨による災害には
警戒が必要
です!
 
きのうは台風が南下したことと、
関東の南を北上した台風16号の外側の
乾燥した空気が流れ込んだため
晴れ間が広がったり、
雨も小康状態になりましたが、
きょうは再び活溌な雨雲が
流れ込みやすくなっています。
 
土曜日には、
金曜日の画像欄にも書いていた
熱低崩れの雲が流れ込んだと思われ、
かなりの雨量となったこともあり、
すでに15日の降り始めから
    きょう午後3時までの総雨量は、
美郷町神門で649.0ミリ、
諸塚村で552.0ミリ、
延岡市北方で446.0ミリ、
国富町で424.5ミリ、
高原町で411.5ミリに達していて、
地盤が緩んでいる所があったり、
増水している川もある
ようです。
 
あす(20日)にかけては、
台風がまだ九州の南にあるので
県内には東風が続いて
どんどん雨雲が流れ込んで発達しやすい
状況が続くため、
19日夜から20日にかけては
まだまだ雨の量が増えてきます。
 
土砂災害や河川の氾濫に警戒し、
防災・減災の意識を高めて、
崖などにおかしな様子が見られたら、
早めの避難を心がけて下さい。
自治体からの
避難に関する情報にも気をつけましょう。
 
ただ、その際は
決して一人では行動しないように、
一人の方はぜひ誘い合って、
助け合いをお願いします。
 
また、1時間には局地的に50ミリ以上の
非常に激しい雨が降る恐れもあり、
道都が急に川の様になる可能性もあります。
道路の鹹水などの他、
この様な活溌な雨雲の下では、
竜巻やダウンバーストなど、
激しい突風が吹くこともありますので、
外にいて、真っ黒な雲が近づいてきたりしたら
頑丈な建物などに避難するようにしましょう。
とくに、過去の竜巻の傾向としては、
台風の中心が奄美近海にある時に
発生しているケースが多いようです。
 
車の運転なども
轍や水たまりでハンドルを取られないように、
また突風にあおられないように
慎重に行いましょう。
 
順調に台風が進めば、
21日は次第に天気が回復に向かいそうです。
 
大きな災害が起こらないことを祈りつつ、
災害が起きた時でも、
一人一人の心がけによる行動があれば、
被害を小さくすることが出来ます。
 
また、予想される進路の北よりを進むと、
さらに影響が大きくなる恐れも
まだ残っていますので、
今後もこまめな最新情報の確認をして、
あと2日、
ガンバッてやりすごしましょう!
 








110919_1

正午の衛星赤外画像
(気象庁HPより)

赤で囲った九州南東の
活溌な雲のかたまりが、
県内に流れ込む恐れがあります。

これは
非常に危険な雲です。

台風本体は
ピンクの矢印の向きを中心に
動く予想となっています。










110919_2

きのうの
サンビーチ一ッ葉

宮崎市は
予想以上に晴れ間が多く、
暑くなりました。

ただ、モクモクした雲もあり、
所々で雨も降って、
市内でも、
このあとザーッと一雨ありました。



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