徐々に雨が戻る気配も

ノダっち

11年5月2日(月) 16:52


4月も記録的な少雨でした。
 
4月の雨が観測開始以来の
最も少ない雨量となったのは、
宮崎、延岡、都城、
高千穂、古江、鞍岡、諸塚、北方、
上椎葉、日向、神門、西米良、
高鍋、加久藤、西都、小林、
野尻、国富、青島、深瀬
の計20地点です。
(10年以上の観測記録がある地点のみ)
 
逆に、少ない1位にならなかったのは、
油津、えびの高原、串間のみでした。
 
そんな中、
土曜日の夜から
日曜日の明け方にかけては、
恐れたほどの激しい雨が
観測されませんでしたが、
しっかりと雨が降りました。
 
最近10日間の雨量は、
山沿いや南部では、平年比で
70%~100%前後の雨量の所も
多くなってきています。
 
ここ最近は、
この時期らしい雨の降り方に戻ってきた
言えるでしょう。
 
 
最初の連休は
雨が夜間だけだったため、
まずまずの
お出かけ日和だったと思います。
 
野田は、土日とも
外にいる時間が長かったので、
またまた日焼けが進みました^o^;
 
 
ただ、きのうの午後からは、
お伝えした通り、
黄砂が飛んできています。
 
きょうも朝から霞んでいました。
午後3時現在の
水平方向の見通しは
5キロから7キロしかありません。
濃いめの黄砂になっていますので、
屋外の物に付着する可能性があります。
 
この黄砂は、あすも残りそうです。
 
そして、あすからの3連休は、
お出かけ日和とは
いいにくい天気になりそうです。
 
雨が降る可能性もありますので、
黄砂混じりの雨になって、
車などが汚れやすくなる可能性もあります。
 
洗車は、
連休明けまで待った方がいいでしょう。
 
あす(3日)から5日にかけては
雨マークが付きました。
この雨は、沖縄と奄美が
週末に梅雨入りしたあおりです。
 
九州の南には梅雨前線が延びていて、
この前線が少し北に上がって
活発になるタイミングで、
前線の北側にある雨雲が
九州南部にも雨雲がかかってくるのです。
 
梅雨のはしりというには
少し時期が早いのですが、
システムとしてはそんなものになります。
 
引き続き水不足の所が多いですが、
雨がなかなか降らないという状態は
脱却してきたようにも感じます。
 
ただ、梅雨前線はこのままではなくて、
たいていは
しばらくするとまた南下するものです。
まだまだしばらくは
水不足に注意をして過ごす必要があります。
 
 
なお、5日までの雨は、
とくに強く降る雨ではない予想です。
また、雨が降り続くわけではなくて、
一日のうちの
ある時間帯に降る雨になりそうですので、
連休中の
屋外へのお出かけも可能だと思います。
 
新しい予報で
雨の時間帯をご確認下さい。
 
 
 
 
 








110502_1

土曜日の日南ダム

だいぶ水が減っていました。

ただ、鯉のぼりは
元気に泳いでいました♪











110502_2

きのうの
平和台の池

見た目上は、
木曜日と水量の
大きな変化無しです。











110502_3

きょうは黄砂。

鰐塚山も
全く見えませんし、
数100mの距離の建物の
霞がかかって見えます。










110502_4

気象庁HPより

霧島連山を写す
火山監視カメラですが、
山並みがボンヤリするくらいの
黄砂でした。

なお、新燃岳は、
連休中、100回を超える
火山性地震はなく、
傾斜計データも
1日明け方から
一時的に膨張したものの、
深夜には元に戻ったようです。




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