ノダっち
土用丑の日の気温は・・・
11年7月21日(木) 17:17
天気の話なノダ
まぁ、
ホントに
よ~~~くある表現で
まったく
オリジナル性がないのですが・・・・
気温もウナギノボリ
な土用丑の日の県内でございます。
はい。。。(ー_ーゞ
朝から気持ち良く
スッキリと晴れていて、
強い日射しで気温が上がりました。
きのうと違って
台風による西風が収まったため
フェーンによる効果は
少なくなっています。
このため、
海風が入らなかった沿岸部や、
内陸の地域で気温が上がりました。
きょうも猛暑日の地点が出ています。
(各地の最高気温は画像欄参照)
それにしても、
週間予報は
やっとこさと言う雰囲気も感じる
晴れマークの行列です。
天気に安定感はなくて
日によってはにわか雨がありそうですが、
それでも台風によって
しっかりと夏になったかもしれません。
北と東に偏っていた
太平洋高気圧の張り出しが
南からの夏らしい張り出しの形に
戻りそうな予想も見えます。
この傾向がいつまで続くのか、
あすの一ヶ月予報の資料にも
注目して見ましょう。
いずれにせよ、
しばらくは暑い日が続きそうです。
熱中症予防に水分補給は必要ですが、
水分ばかりとって
ご飯が食べられなくなることがないように、
適度にこまめな補給を心がけて下さい。
食事もしっかりとって、
栄養を補給しないと
夏バテしてしまいます。
今日は、とりあえず、
鰻でも食べて体力をつけましょう^o^
なお、あすは
朝や夜を中心に
今日より雲が多くなって、
所により夕立がありそうです。
そんな
あす金曜日のMRTニュースNextは
オールスター中継のため
通常より1時間早く始まります!
ぜひ、ご確認下さい!
ニュースが終わった後の
オールスターには、
パリーグの先発投手として
寺原投手が登場するようです!
こちらも見逃せません!!
台風一過で初猛暑日
11年7月20日(水) 16:54
天気の話なノダ
宮崎市内は、
朝から気持ちの良い青空が広がりました。
まさに台風一過。
ただし、強い西風も一緒に残っています。
この西風は
フェーン現象を起こしました。
フェーン現象は、
「湿った空気が上昇する時の気温の下がり方」
よりも
「乾燥した空気が下降する時の気温の上がり方」
のほうが大きな割合になることによって
起こるものです。
きょうの強い西風は
台風に吹き込む元々は湿った空気なので、
九州山地を
東シナ海側から上昇する時に雲を作り、
山の西側を中心に水分を落として
太平洋側で下降する時に
乾燥した空気に変わったため
県内は平野部を中心に晴れました。
強い日射しとフェーン現象が加わり、
平野部では気温が上がっていて、
最高気温は、高鍋で35度と、
今年の県内初の猛暑日になっています。
一方、雲が多かった山沿いでは、
最高気温が
五ヶ瀬町鞍岡で22.4度、
高千穂で27.6度、
小林で27.7度などとなり、
県内の山沿いと平野部の気温差が
かなり大きくなりました。
台風6号は
各地に大きな爪痕を残しながら、
きょうは
四国から紀伊半島の南岸を進んでいて、
県内からは離れて行っています。
勢力も少しずつ衰えていますが、
引き続き大型で
ゆっくりと進んで行っているため
強風域を抜けたのはきょうの午後3時でした。
あすは今日より離れて
風もだんだん弱まりますが、
沿岸部で通常よりは強めの可能性があり、
まだ海にはうねりが残ります。
海のレジャーはご注意下さい。
また、あすも
強い日射しと西風の影響で
平野部を中心に厳しい暑さになります。
山沿いも日射しが多くなるので、
暑さが強まりそうです。
こまめな水分や適度な塩分の補給を心がけて、
しっかりと熱中症予防をしてお過ごし下さい。
きのうの夕焼け 台風の後は ホントに すごい夕焼けが出来ます。 レンズ雲らしき物も 見えました。 (円盤状の物) レンズ雲は、 上空に強い風が吹いている時に、 山によって作られた波動によって 山の風下に 出来るとされています。 富士山の頂上にかかると 天気が下り坂に向かうという ことわざで有名な 笠雲もレンズ雲の一種です。 |
避けた暴風域
11年7月19日(火) 16:41
天気の話なノダ
午後3時、県内は、
台風6号の暴風域に入る可能性が
きわめて小さくなりました。
暴風域に入らないまま
県内から離れ始めたためです。
実は、週末から
この巨大台風の暴風域に入るかどうかで、
すごく気をもんでいました。
南の海上を西に来れば来るほど
暴風域に入る可能性があったため
早く北に曲がれと願っていましたし、
北に上がり始めてからは
早く北東曲がれ、
と思っていたのです。
しかし、
希望はかなわず北上してきたため、
きのうの夕方の段階では
暴風域に入る可能性が高まったので
最大級の警戒を呼びかけました。
が!
暴風域にもうすぐ入りそうだ、
と言う時になって、
暴風域が縮小したのです。
きのうの夕方から
宮崎空港で31.4mの突風を観測するなど
強風域の段階で
強い風が吹いていたため
北上に伴って勢力が衰えて
暴風域が小さくなったと思われます。
この縮小がけさまで段階的にあって、
結局、県内は
暴風域を避けることが出来ました。
台風中心付近にある
活溌な雨雲もかからなかったため
総雨量も、最も多かった
日南市深瀬で289ミリ(午後3時まで)と
予想よりも少なめで済んでいます。
きのうの画像欄にも書いたように
乾燥した空気が
中心付近に入り込んでいたせいもあるでしょう、
雨雲が比較的スカスカですみました。
ただ、この台風6号、
これから四国付近から
紀伊半島付近に進む予想になっていて、
進行方向の左側になった地域では
すでに先行してかなりの量の雨が降っていて、
さらにこれから中心がゆっくりと近づいて
雨を降らせますので、
災害の発生がかなり心配な状況で、
比較的、少ない被害で
すむことを祈るばかりです( _ 人 _ )
また、
県内は暴風域を避けられたものの、
引き続き強風域に入っています。
きのうの夕方以降、
強風域の中で強い風を感じられた方が
多いと思いますが、
今回の台風は、強風域でも
かなりの強い風を伴っていますので、
強風域の中にいる間は
突風に十分に注意して行動されて下さい。
とくに風が吹き抜けやすい
沿岸部や川沿い、橋の上などは要注意です。
屋根の上に上がっての補修などは、
強風域を抜けるまでもう少し待って下さい。
周りの方、
身近な方への声かけもお願いします!
強風域を抜けるのは、
単純に予想をみると
あすの日中以降になりそうです。
きょうもこの言葉で絞めておきます。
今しばらくは、
油断せずに過ごして、
元気に
あすの台風一過の青空を迎えましょう!
午後3時の衛星可視画像 (気象庁HPより) 四国沖まで北上しても まだ形の整った 円形をしていて、 台風としての 勢力が衰えていないことが わかります。 広い範囲に 雲を引き連れいているため 台風が離れ始めても まだ九州も しっかりと 台風の雲に覆われています。 |
きょうの新燃岳 (気象庁HPより) 雲がかかって見えません。 昨夜からけさにかけては 土石流警戒で 都城市の一部対象地域に 避難勧告も出されました。 今のところ、被害などは 見つかっていないようです。 なお、火山性地震は 引き続き 多い状態が続いているようで、 こちらの活動も心配です。 |
台風6号北上中!
11年7月18日(月) 16:53
天気の話なノダ
なでしこJapanやりましたね!!
大興奮のきょうの夜明けでした。
ただ、サッカーをみながら
パソコンのモニターを随時チェック。
台風6号から目が離せない
週末から週明けになっています。
金曜日に
大型で非常に強い台風とお伝えした後、
土曜日の午後3時50分発表で
強風域の直径が1600キロを超えて
超大型で非常に強い台風に発達。
超大型は2007年の14号以来、
そして超大型で非常に強い勢力は、
2004年の23号以来となりました。
ただ、今日になって
強風域が少し狭くなって、
大型に戻っています。
それでも、さすがの大型台風です。
県内から
800キロくらい離れていた昨夜から
雨が断続的に強まりました。
この後の雨の降り方は、
台風がどの程度近づくか、
あるいは離れて通るか?
で大いに降り方が変わってきます。
ちなみに、
直近で超大型で非常に強い勢力だった
2004年の23号も
日向灘を北上して四国に上陸し、
県内では、総雨量が多い所で400ミリを超え、
死者2名、重軽傷者2名、家屋の全半壊6、
床上床下浸水合わせて
1000棟を超える被害が出ています。
きょう昼前の気象台が発表した予想雨量は、
多い所で24時間400ミリでした。
つまり、コレと同じくらいの
被害が出てもおかしくないくらいの雨量が
予想されたのです。
きょう午後3時発表の予想をみると、
予想の中心線は、
この2004年の23号よりも
県南で離れた所を通りそうです。
その分、雨の量は変わるかもしれません。
(最新の予報はこちら)
ただ、この2004年の23号は
秋の台風で速度が上がったのに対して、
今回は夏の台風で
日向灘に来てもあまり速度が上がりません。
むしろ、東に向きを変える時に
速度を落とす可能性もあります。
その分、影響が
長い時間にわたってしまうかもしれません。
また、予想の中心よりも
西よりを通る可能性がまだあるわけで、
当然、引き続き最大級の警戒が必要です。
風は、おおむね
今夜からあすの朝が北や北東から吹く風、
あす日中は西からの風になります。
予想が変わらず、暴風域に入る場合は、
万一、物が飛んできて割れたりした時に
窓ガラスが割れて怪我をしないように、
今夜は北や東の窓から離れて寝たり、
あすの昼間も西側の窓には
十分に気をつけた方がいいでしょう。
そして、暴風域に入っている間は、
無駄な外出は避けて下さい。
そして、当然ですが、
あすまで
海には近づかないようにお願いします。
今後も、最新情報の
こまめな確認も行って下さい。
深夜もMRTテレビでは、昨夜から
台風情報を終夜放送しています。
ラジオでも随時お伝えする予定です。
すでに稲が倒れたりという
被害が出ているようですが、
せめて、人の命がなくなるような
被害が出ないように、
みなさま、十分に気をつけて、
そして周りの方にも声をかけて、
助け合って元気に台風一過を迎えましょう。
週末から連休中も台風情報の確認を!
11年7月15日(金) 17:08
天気の話なノダ
それにしても、
気持ち良く晴れています。
最高気温は
加久藤で34.8度まで上がりました。
今年県内初の猛暑日なるかな?
と思って注目していたのですが、
あと一歩届かず。
でも、十分に暑かったですね。
ず~~~っと南に空にある
渦巻きが無ければ、
心から夏が満喫できそうな
空なんですが・・・
きょうも台風6号は、小笠原諸島付近を
引き続き西に進んでいます。
午後3時現在、
中心気圧が950hPaの
大型で非常に強い勢力です。
この後も西に進みながらさらに発達し、
日曜日には
中心気圧が915hPaの予想になっています。
(15日15時の予報)
きのうの予想より落ちていますが、
誤差の範囲です。
日曜日から次第に北よりになって、
九州など西日本に次第に近づいてきます。
(最新の予報はこちら)
九州の西側を通るよりは、
九州の東を通る可能性の方が
高くなってはきていて、
予想されている進路の中心線の
東側の進路なら影響は小さいのですが、
西側の進路で
県内に近い所を通ったら
かなりの大きな影響になります。
勢力とコースは少し異なるのですが、
夏の時期に
九州の南から日向灘を北上した
2003年の台風10号の場合を
今回の例に取り上げてみました。
0310号は、
日向灘付近で中心気圧が950hPaで
130度より西まで大回りをして、
都井岬に近い所を通っていて
今回とは違う可能性がありますが、
県内にとって
嫌なコースになった場合の傾向としては
ある程度参考になるでしょう。
(画像欄参照)
台風が沖縄付近に来た
接近の1日前の8月7日から雨が強まって、
北部山沿いを中心に雨が多くなったようです。
接近当日と1日前の2日間の雨量は、
美郷町神門が500ミリを超えた他、
高千穂や都城で300ミリ前後、
延岡で200ミリ近く、
宮崎や加久藤、高鍋で150ミリ前後でした。
1時間雨量も、
神門や高千穂、高鍋で50ミリ以上の
非常に激しい雨が降り、
延岡や加久藤、都城でも
30ミリ以上の激しい雨を観測したようです。
最大瞬間風速は、
台風が最接近した日に、
油津で45.3m、
宮崎で31.7m、
延岡や都城も28mくらい吹いていますが、
これは、台風との距離によって
大きく変わります。
15日午後3時発表の台風予報では
中心線が0310号よりも離れているため、
中心を進んだ場合は、
雨がもっと少なくて済むかもしれません。
ただ、海外のモデルでは
もっと近い所を通る予想もあるため
油断できない状況です。
なお、今回紹介した2日間は
来週の月曜日と火曜日に該当すると
想定しています。
実際にどのくらいの距離を通るかで
変わってきますので、
週末も、
新しい予報を確認するようにして下さい。
台風の予報が大きく変わるのは、
4時前、10時前、16時前、22時前の
1日4回です。
(96時間先と
120時間先の予報円が変わるのは、
それぞれの時間の15分頃)
このうち、少なくとも
朝と夕方の2回くらいは
確認するようにしていただきたいです。
あすまで高気圧に覆われて
ホントに海に行きたい天気です。
でも、きのうも書いた通り、
土曜日からうねりが入って来ます。
特に午後には波が高くなりますので、
是非とも、
海のレジャーは慎重に行って下さい。
一見して穏やかに見えても
急な高波になるかもしれません。
小さい子供からは目を離さないとか、
波が高くなったら
無理せずに海から上がる勇気を持って下さい。
日曜日は、
午後を中心にザーーーッと
にわか雨が起きやすくなってきそうです。
今のところ、
まだ大雨になる可能性は低くなっていますので、
台風が接近する予想が出た場合は、
遅くても日曜日には対策をとれるように、
情報をチェックしておいて下さい。
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