新しい予報、情報のご確認を!

ノダっち

11年7月1日(金) 16:32


2011年も後半に入りましたね。
前半は、
やたらといろいろありすぎました。
 
後半は、ただひたすら
未来に向かって進める日々であって欲しいな、
と祈るばかりです。
 
そんな後半戦初日は、
不安定な天気で始まっています。
 
午前中は所々でザッと雨が降り、
午後は天気が回復して来ました。
 
このまま週末は、
まずまずのレジャー日和
になりそうです。
 
あすもあさっても、
湿った西風が九州の東シナ海側で
低い雲を作るため、
県内も、山沿いを中心に
雲が出やすくなります。
 
ただ、この低い雲は
九州山地を越えると弱まって
平野部を中心に晴れ間もありそうです。
 
平野部を中心に
厳しい暑さになる可能性がありますので、
レジャーをされる際は、
熱中症対策をしっかりとしてお過ごし下さい。

 
この傾向は、
すでにきょうの午後になって出てきました。
午前中に雨を降らせた雲が東に抜けた後、
西風が吹き付けていて、
山沿いには
東シナ海側で出来た雲がかかっているものの、
平野部に来るまでに雲が消えて
います。
平野部は、乾いた熱風が吹いて
気温もぐんぐん上昇しました。
 
午後3時の気温は
高千穂24.4度、加久藤23.3度に対して、
延岡32.8度、宮崎29.6度と
山沿いと平野部の気温差が激しくなっています。
 
 
湿った空気が低い雲を作るっていう時点で、
太平洋高気圧が
弱いのを感じられると思いますが、
地上の気圧配置では
南から高気圧が張り出すように見えるものの、
背が高くないんです。
 
太平洋高気圧は、
背が高い高気圧
と呼ばれて、
高層の天気図にも
はっきりと高気圧が現れます。
 
ところが、この週末、
高層の高気圧が弱まりそうなのです。
来週にかけても、
高層の太平洋高気圧は、
脈動するように
太ったりしぼんだりを繰り返して、
しっかりと九州を覆う形は予想されていません。
 
もともと太平洋高気圧は
盛衰を繰り返すもの
なんですが、
昨日紹介した梅雨明け十日の言葉の根拠として
10日周期とも言われるくらいなので、
今は周期が短すぎるように感じています。
 
この傾向は、
きょう発表の一ヶ月予報の資料にもみられます。
太平洋高気圧が
元気モリモリで九州を覆う予想になっていません。
ずっと弱いと言うわけではないと思うので、
今のように安定せずに
太ったりしぼんだりを
いつもより短期間で繰り返す
のかな、
と解釈してみました。
 
なお、気象台が発表した一ヶ月予報では、
この先一ヶ月は、
平年より晴れる日が多い
となっています。
 
2週目(7月15日)までは、
平年より晴れる日が多く、
3週目以降は
平年同様に晴れる日が多いという予想です。
 
これは、平年より早く
梅雨明けが発表されたためかも知れません。
 
気象台の予報を私の資料解釈にあてはめると、
晴れる日は多いけど、
数日の周期で
にわか雨が起きやすい日もあるかもしれない、

となります。
 
もう一つ、
夏の天気を支配する要素は台風です。
台風によって
太平洋高気圧が強まることもあります。
これの動きによって、
大きく変わってくると言うことになるでしょう。
 
いずれにしても、
非常に読みにくい今後の天候変化と
なっていると思います。
 
結局は・・・
 
新しい予報でご確認下さい^o^;
 
まずは、来週中頃の
戻り梅雨になりそうな雨の降り方に注意
し、
来週の情報に注目して下さい。
 
 
 









110701_1


天気が回復して来た
宮崎市内午後3時頃の
MRTから南東の空












110701_2


こちらは3時半ごろの
南西の空。

低い雲が流れ込みつつ、
だんだん消えていっています。












110701_3


MRTの新燃岳
ライブカメラより

こちらは、
低い雲がかかっています。

新燃岳は、
きょうの未明に
火山性微動が収まったため、
気象台では
噴火も収まったと
推定したようです。

火山性地震も少ない状態で、
傾斜計のデータも
29日の噴火後に沈降を示し、
その後は横ばい
と言うことでした。

ただ、火山性地震は
きょうが15時までで
30回を超えていますので、
きのうよりは
増加傾向になっているようです。




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