梅雨入り30日目

ノダっち

11年6月21日(火) 17:14

梅雨に入って、
きょうでやっと30日目になりました。
 
梅雨らしい梅雨と言えばそうなんですが、
それにしても、梅雨らしすぎます。
 
宮崎市では、
この30日間で
5時間以上の日照があったのは、
なんとたったの4日しかありません。
 
農作物の生育などに影響が無いか、
心配です。
 
30日間の平年比は、
明日にならないと出ないので、
昨日まで20日間、
6月に入ってからの平年比をみてみると、
日照時間
平年の3割から4割前後となっています。
(画像欄を参照)
 
一方、降水量は、今月に入って
平年の2から4倍も降っていて、
もう十分過ぎるくらいです。
 
速報的に、梅雨入りから
今日午後2時までの降水量を計算してみると、
加久藤では1540ミリと、
雨が多い6月~9月、4ヶ月分の
平年降水量と同じくらい
になっています。
 
西米良が1256ミリで、
6月の平年降水量の約2.6倍、
高千穂が952.5ミリで同比約2.5倍、
平野部でも
西都が1059ミリで同比約2.5倍でした。
 
一方、延岡が623ミリ、
都城が606ミリ、宮崎が567ミリと
上の4地点に比べると少ないですが、
それでも平年の6月の降水量よりは
1.3倍から1.8倍あります。
 
油津は415ミリで、
平年の6月より少し少なめです。
 
 
梅雨前線の活動は
県内で弱まってきていて、
鹿児島県や熊本県に流れ込んだ雨雲が、
県内に入ると弱まりました。
 
このまま金曜日頃までは、
太平洋高気圧も強まって
九州南部付近に張り出してくるため
梅雨の晴れ間が広がる所がありそうです。
 
あすには梅雨前線がジャンプして
朝鮮半島中部付近に伸びて
県内からは離れます。
 
ただ、まだ高気圧の周辺部なので
雲も広がりやすいでしょう。
大気の状態も不安定で、
夕立のような
局地的なにわか雨
の可能性もあります。
 
なお、去年の7.3都城集中豪雨
あすの様に朝鮮半島付近に
梅雨前線が離れた状況で起きました。
上空の気圧配置が今回と違うため
気にしすぎる必要はないものの、
急な強い雨にはご注意下さい。
 
 
さて、問題はその後ですね。
昨日も書きました
南海上の怪しい雲は、
熱帯低気圧に成長しています。
 
昨日より
雲の渦巻きがしっかりしてきました。
 
現状は、
太平洋高気圧がしっかりと強まるとする
コンピューター予想は少数派のようです。
(きのうの日記も見て下さい。)
 
今後の予想変化を
慎重に見守る必要があります。
 
とりあえず、週末以降の天気は、
この熱低の動き次第
です。
というか、
太平洋高気圧の張り出し次第で変わってきます。
 
新しい予報をご確認下さい。
 
 
今年は、
ただでさえ梅雨に入るのが早かったので、
やたらと梅雨が長く感じますが、
それに加えてこの梅雨らしい梅雨ですので、
余計に長く感じます。
 
そんな中での
あすからの日射しは待望感が強いでしょうね。
 
ただ、日射しの多くなる所があると、
蒸し暑さが強まります。
きのうも書きましたが、
急に蒸し暑くなる時は、
熱中症にくれぐれもお気をつけ下さい!
 
また、紫外線も強烈になりますので、
日焼け対策はお忘れ無く。
 
 

110621_1

昨日まで20日間の
降水量と日照時間
(気象庁HPより)

110621_2

午前9時の衛星画像
(気象庁HPより)

太平洋高気圧が
さらに張り出してくるか?
それともしぼむのか?
それによって
熱低の進路が変わってきます。

110621_3

あす朝9時の予想天気図

110621_4

昨日作ったのに
出演し損ねた
ノダの親戚

チャウチャウ( ̄ .  ̄)ノ”

ちなみに、
裏紙で作ったので、
しわしわ(笑)

スク-ピーの
チッキ-とアンリちゃんも
一緒に祈ってくれました。

え?
傘差して、
熊手?

何を祈ったの?(笑)

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