春の雨量と5月の雨量

ノダっち

11年6月1日(水) 17:00


のぺ~~~っと曇った一日でした。
 
昨日の予想より、
雲が厚めのまま経過しています。
雨も一部でパラっとしましたが、
大きくは崩れていません。
 
6月のスタートはこんな感じで、
やっぱり梅雨なんだなぁ、
と感じる空になりました。
 
こんな空で気分は盛り上がらないんですが、
天気の区分では、今日からです。
 
昨日までの春を簡単に振り返ると、
やはり水不足が一番のトピックスでしょうか。
 
天気の世界で春とされる
3月から5月までの3ヶ月間の降水量は、
 
高千穂 236.0ミリ (51%)
神門  410.0ミリ (63%)
延岡  353.0ミリ (57%)
西都  384.0ミリ (58%)
加久藤 487.5ミリ (78%)
都城  352.5ミリ (59%)
宮崎  347.0ミリ (55%)
油津  450.0ミリ (62%)
 
結局、平年の6割前後となりました。
( )内が平年比です。
 
宮崎と油津は、
観測史上3番目の少なさでした。
 
それでも、3月と4月は、
平年の1割~2割前後と言う所が多く、、
各地で記録的な少雨でしたので、
この5月で一気に回復してきたことになります。
 
5月の雨量は、
 
高千穂 185.5ミリ (101%)
神門  350.5ミリ (139%)
延岡  317.0.ミリ (131%)
西都  321.0ミリ (133%)
加久藤 285.0ミリ (121%)
都城  259.5ミリ (119%)
宮崎  293.5ミリ (123%)
油津  362.5ミリ (142%)
 
と、5月は
平年並みか平年より少し多めの雨
でした。
今年に入って初めて平年を上回っています。
 
宮崎市の場合は、
春の雨量の85%とほとんどが5月に降りました。
 
一ヶ月予報では、
今月も雨はシッカリと降りそうです。
まだ、水位の回復していないダムもありますが、
時間の問題だと思います。
梅雨入りのころからお願いしていますが、
頭の中を、
水不足モードから
防災モードに切り替えて下さい。
 
今のところ、
土曜日までの雨は少ない見込みです。
日曜日からは、
梅雨前線の影響が本格的に出てきて、
来週のはじめは
前線の活動が強まる可能性もあります。
 
今後の情報にご注意下さい。
 
 
最後に、天候のまとめを見に行った
気象庁のHPで気になる発表を見つけましたので、
紹介しておきます。
 
2011年4月までの日本の大気中二酸化炭素濃度について
 
要旨は、以下の通りです。
 
・気象庁が観測している
 二酸化炭素の去年の濃度が過去最高になった。
 
・今年の4月も過去最高になった。
 
・10年ごとの増加率も大きくなっている。
 
地球規模で
二酸化炭素を減らそうと言う会議などが開かれ、
全人類の問題として削減していこうと話し合われ、
もう何年が経つでしょうか?
 
それでも、
減るどころか増加率が大きくなっているのです。
どんどん増えているということです。
 
人間活動だけではなくて、
他の要因があったり、
全人類がやる気にならないと
難しい問題でもあります。
 
そして、この現実の前には
私もどうしたらいいのかと
腕組みしていしまいますが、
何かやらないことには
何も変わらないのは確かですよね。
 
とりあえず、
ここを読んで下さった方の
心に届くことを願って、
ここに情報を提供します。
 
まだまだ
出来ることがあるんじゃないか?と
家族とか友達とかで
ちょっとこの事を話してみて下さい。
 
 
 








110601_1

今年の春の平年比
(気象庁HPより)










110601_2

5月の平年比
(気象庁HPより)










110601_3

二酸化炭素濃度
(気象庁HPより)




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