約半年ぶりの噴火

ノダっち

11年1月19日(水) 17:06


都城では、朝から雪が降ったように
白く灰が積もっていたそうです。
また、日南からも降灰の情報がありました。
 
雪でも汚れますが、
灰の汚れはもっと迷惑でしょうね。
 
新燃岳19日の未明に噴火したと見られ、
その影響のようです。
 
気象庁が発表した情報によりますと、
1時30分頃に
小規模な噴火と見られる噴火が発生したようで、
19日午前1時26分から3時2分まで
火山性微動が続いていました。
火山性微動はマグマが動いた時などに起きます。
また、高原(新燃岳の北東約12km)にある空震計でも、
空震を観測したようです。
 
新燃岳の噴火は、
去年の7月10日以来の噴火になります。
たしか、去年は
降灰の情報は無かったと記憶しているので、
今回の方が大きかったのかな?
と思いましたが、
気象台によりますと、
空震計のデーターや
火山性微動の状況などから、
去年の噴火よりも規模は小さいということです。
 
インターネットのライブカメラを見ると、
冬は(おそらく気温が低い影響で)
頻繁に白い噴煙を上げているのが見えます。
直接の関係があるかどうかは不明ですが、
きのうは、この白い噴煙が
いつもよりも多くなっていたようでした。
 
今のところ、火山の警戒レベルは
(火口周辺規制)のままです。
 
この先一週間は、
火山灰を洗い流してくれるような
まとまった雨が予想されていません
ので、
道路沿いなどに灰が残る可能性が有ります。
強風が吹いたり、車の通行によって
道路沿いの火山灰が巻き上げられたりして、
視界が悪くなることもあるかもしれません。
 
車の運転も慎重にした方が良さそうです。
 
アレルギーのある方も、
マスクなどで予防をするように心がけてたり、
洗濯物を干す時も、
視界に注意して外に出した方が良いかもしれません。
 
また、灰が付着した
農作物への影響も心配です。
 
 
さて、きょうは、気象台から
低温に関する宮崎県気象情報
が発表されました。
 
クリスマスのころから気温の低い状態が続いていて、
今後2週間はこの状態が続く見込み、

ということです。
 
あすは、暦でも大寒に入ります。

この先も、
体調や農作物の管理、
朝晩の道路の凍結による事故などにご注意下さい。
 
 
なお、
あす予定されていたH2Bロケットの打ち上げは、
あすが厚い雲が予想されるため、
22日以降に延期されています。
 
あすだったら、雲の影響で
県内から見るのも難しかったですが、
22日以降なら、
また見えるかもしれません。
 
 










110119_1


わけもん!の
政所さんから届いた
灰が積もった
車の写真。

黒い車が、
白っぽく
なってしまっています。












110119_2


都城市北部で
灰をかぶった
ほうれん草畑

(視聴者提供)

これは、
大変な状況です。

雨が降って
洗い流せばいいのですが、
こんな時に限って
まとまった雨の予報なしです・・・





 

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