ノダっち

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一時的な見かけ上の梅雨末期

ノダっち

11年5月10日(火) 16:30

天気の話なノダ


ややこしくなるので書きたくはない梅雨前線
九州の北に延びています。
 
そして、南からは
太平洋高気圧が張り出していて、
高気圧の縁を沿って
暖かく湿った空気が
梅雨前線にどんどん流れ込みます。
 
これって、
つまり梅雨末期の型です。
 
南西風なので、
九州山地の西側を中心に雨雲が発達して、
九州北部や東シナ海側で
特に大雨になりやすい形になっています。
 
きょうは前線が北に離れているため
県内の雨は散発的でした。
 
宮崎市内はたまにザーッと降るものの、
しばらくしたら晴れ間が出て、
かなりの蒸し暑さになっています。
 
延岡では、日射しも多めで
一時的に33.3度まで上がりました。
5月の観測史上最高になっています。
 
でも、ホントの梅雨末期だったら、
蒸し暑さもこんな物じゃないですけどね。
もっとひどい蒸し暑さになりますよね。
 
まだ見せかけの梅雨末期です。
 
あすは徐々に梅雨前線が南下してきます。
前線が近づく分、
今日よりも雨が降りやすくなりそう。
そして、より強まる可能性もあります。
 
太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気に、
南から北上する
台風1号、もしくは熱帯低気圧が運んでくる
雨雲の素も次第に合流してくる
ため、
木曜日頃まで雨の降り方に要注意です。
 
恵みの雨になる程度なら良いのですが・・・
 
新燃岳周辺では、今日も
南西風が霧島山系にぶつかって上昇気流を作り、
雨雲が発達しました。
県の雨量計では、都城市御池町の荒川内で
1時間に22ミリの強い雨も観測しています。
あす以降も要注意です。
 
あすは午後3時から
1時間最大雨量30ミリも発表されました。
 
新燃岳周辺の雨の情報はこちら
こちらの情報にも留意(気象庁HPの気象情報
 
土石流、泥流の発生に要注意になります。
 
 
なお、台風1号は
引き続き九州に近づく前に
熱帯低気圧に変わる予想です。
(最新情報はこちら
 
 
金曜日には、
前線が九州の南に南下するので、
前線北側の春の空気に戻りそうです。
 
いったんは
過ごしやすい暑さに変わるでしょう。
 
 








110510_1

昼前の青空。

ザッと降ったり、
こんな青空が覗いたり。

夏を感じました♪










110510_2

午後3時までの最高気温
(気象庁HPより)

なお、午後3時以降も
赤江で29.6
油津で29.0
まで更新しています。










110510_3

きのうの海面水温
(気象庁HPより)

台風は、
沖縄近海に到達し、
海面水温25度以下の
海域に入ってくるため、
あす以降、
次第に衰えそうです。



夏の空気と共にアイツが北上

ノダっち

11年5月9日(月) 16:57

天気の話なノダ,野種田(ノダネタ)


「梅雨のはしり」が続いています。
 
きのうは予想以上に不安定でした。
午前中は、残念なことに
招待高校野球が影響を受けてしまい、
2試合が中止になっています。
 
九州の南にあった梅雨前線が
離れて行くのが
予想よりも遅れたのが原因でしょう。
 
週間予報がコロコロ変わっていた時は、
コンピューターが予測した
新しい資料でさえも
裏切られることがあります。
申し訳なく思いつつ、
お手上げでした。
 
新しい資料を信じ切るべきではなかったか、
と反省中です。
また次回に活かします。
 
 
しかし、昨日から暑くなりました。
になっています。
昨日と今日、
宮崎市をはじめ所々で真夏日にもなりました。
 
きのう辺りから、
南から暖かく湿った夏の空気も入っていて、
気温も上がっているのですが、
この空気の影響もあって
雨雲が局地的に発達しています。
 
夏の太平洋高気圧が
九州の南に張り出していて、
まるで梅雨末期の形です。
 
そして、
その縁を奴が北上してきます。
 
 
台風1号です。
 
 
この時期の台風1号は遅い発生ですが、
いきなりの北上は
早めのタイミングになります。
 
ただ、まだ九州近海は
海面温度20度前後しかありません。
台風が勢力を維持する25度以上の海域は、
まだ沖縄の南です。
 
台風は、今後、
北上と共に勢力が弱まって、
12日(木曜日)には、九州の南で
熱帯低気圧に衰える予想になっています。
 
<最新の予報はこちら(気象庁HP)で後確認を。>
 
ただ、台風が衰えても
南から雨雲の元になる
暖かく湿った空気を九州に運び込みます。
 
すでに太平洋高気圧の縁を吹く
夏の湿った空気が入っていて、
大気の状態が不安定と書きましたが、
それ以上に不安定にする空気が
流れ込んでくる可能性がありますので、
強い雨には注意が必要です。
 
州の北には前線が延びてきます。
(ややこしくなるので梅雨前線とは書きませんが、あ、書いちゃった)
この前線に向かって
南から暖かく湿った空気が流れ込むと
前線の活動も活発になりそうです。
前線が北に離れている時は、
県内では雨が局地的な降り方で、
平野部では雨の時間が短くなりますが、
前線が南下してきた時
注意が必要になります。
 
とくに、新燃岳周辺では、あすから
気が抜けない三日間になりそうです。
あすの6時から12時の間は、
最大時間雨量
20ミリの予想も発表されました。
土石流や泥流の発生に要注意です。
最新の予想はココでも確認を。
 
さらに、木曜日までに
総雨量も多くなりそうですので、
今後の新しい情報にぜひともご注意下さい。








110509_1

土曜日に
サンマリンスタジアム

今年も
熱戦な招待高校野球でした。

目をひいたのは
延学の1年生岩重君。
これから3年間、
非常に楽しみです。
そして、宮崎日大の
武田投手。
圧巻のピッチングでした。
夏が楽しみですし、
それ以降の進路も楽しみです。

招待校では
横浜の近藤君。
野球センスのかたまりに
見えました。
打者としても
捕手としても。










110509_2

日曜日の白浜海岸

家族と共に
海に出かけました。

水はまだ冷たかったですが、
子供達の砂遊びにつきあいつつ、
足を水につけながら
耳で高校野球を聞いてると、
ホントに気分は夏でした♪










110509_3

昨日と今日の最高気温

8日(上)は16時まで、
9日(下)は15時まで。

なお、今日は、
午後3時以降に
更新した所があり、
宮崎で30.7度、
西都で30.4度まで
上がっています。










110509_4

衛星画像(気象庁HPより)

台風1号は
フィリピン付近にあります。

黄色の線が
あす朝の太平洋高気圧の縁。
この縁にそって北上しそうです。

また、青と赤の線が
(梅雨)前線になります。

前線が南下してくる時が
特に要注意です。



日曜日から夏が立つ

ノダっち

11年5月6日(金) 16:48

天気の話なノダ,野種田(ノダネタ)


GW中、不安定な天気をもたらしたのは
これまでも書いてきたとおり、
梅雨前線です。
 
今日も
九州の南にある梅雨前線の影響を受けています。
少し前線が北上してきたのに伴い、
弱い雨雲がかかりました。
東からの湿った空気も流れ込んでいます。
 
きのうまでGW中の雨は、
南部の広い範囲で50ミリ前後、
北部で25~35ミリ前後降りました。
GW前に
少し流れが変わってきたと書いた通り、
雨は降りやすくなっています。
量はまだ足りないですが、
少しは恵みになっているかもしれません。
日南ダムで
貯水率が30%以上となるなど、
県南のダムは、この雨で
少し水量が回復傾向のようです。
一方、県北では
引き続き深刻な状況となっています。
 
 
きょうは
二十四節気の一つ、立夏
暦で夏に入る日ですが、
この雨もあって気温も上がらず、
夏の雰囲気は感じられていないでしょう。
 
梅雨前線は、
夏の空気と春の空気の境目に出来る前線で、
北に春の空気、
南に夏の空気があります。
 
今の県内は、まだ春の空気の中です。
 
週間予報の資料を見ると、
来週は
一旦九州の北まで前線が北上して
南から夏の空気が流れ込みそう
気配が見えます。
夏の太平洋高気圧が
九州の南に張り出してきそうです。
 
日曜日頃から月曜日ごろは
日射しも多くなって、
昼間は夏を感じさせられるでしょう。
 
北に上がった前線が下りてくる時に
強い雨を降らせる事があるので、
来週中頃の
雨の降り方に注意
しておきましょう。
 
GW中から来週にかけての天気は、
梅雨前線によるぐずついた天気なので、
梅雨のはしり、と言っていいと思います。
 
一方、一ヶ月予報によると、
来週の週末(14日)以降は、
また低温傾向も見えてきました。
つまり、
いったん張り出す太平洋高気圧が弱まって、
梅雨前線もそれに伴い南下しそうです。
再来週以降は、
周期的に低気圧と高気圧が通過する
春の天気変化に戻る
でしょう。
低温と言っても強い冷え込みではなく、
春の気温になりそうです。
 
なお、これから一ヶ月の降水量と、
3週目(今月下旬~)以降の気温は、
はっきりとした傾向がみえません。
 
梅雨のはしりとなっている
現在の天気状況ですが、
この傾向は来週まで続いて、
次の週末以降は
次第に周期的な天気に戻り、
本格的な梅雨入りは
まだ先になるようです。
 
残念ながら、
きょうの一ヶ月予報では、
梅雨入りがいつごろになりそうか、
読み取れませんでした。
 
九州南部の梅雨入り平年は、
今年から5月31日です。
 
3週目以降も
太平洋高気圧の弱いのが気になりますが、
今後の資料に注目しましょう。
 
 
さて、
コロコロかわった週末の予報ですが、
どうやら
大きな崩れは無い
で、大丈夫そうです。
 
招待高校野球も楽しめます。
 
あすはまだ雲が多く、
スッキリしませんが、
日曜日は日射しが強くなりそうです。
暑さ対策、
紫外線対策をしてお出かけ下さい。
 
 








110506_1

九州南部の一ヶ月予報
(気象庁HPより)

2週目の気温は、
平年並みか平年より低い予想で、
来週にかけてのように
夏の暑さは少なくなりそうです。










110506_2

きのうまでの
降水量の統計
(気象庁HPより)

雨は
降りやすくなってきましたが、
まだ、
平年よりは少ない状態です。










110506_3

きのうの新燃岳
(鹿児島県姶良・伊佐地域振興局提供)

きょうの気象庁の発表では、
傾斜計は停滞、
火山性地震は
増減を繰り返しながら、
やや多い状態ですが、
100回/1日を超える日は
なかったようです。

先月19日以降は
噴火が発生していなくて、
2週間半も
おとなしくしてることに
なるのですが、
それが
逆に不気味にすら
感じてしまいます。

来週中頃の
雨の降り方に注意しましょう。
なお、避難判断の
1時間雨量基準は
15ミリ~20ミリ以上に
引き上げられています。

詳しくはこちら(県庁HP)





鯉のぼりの日

ノダっち

11年5月5日(木) 17:00

天気の話なノダ,野種田(ノダネタ)


毎年、5月5日
同じような事を書いてますが・・・
 
 
 
今年も書きます^o^
 
 
 
こどもの日は、鯉のぼりの日。
 
鯉のぼりと言えば、
カープの日
去年一昨年の日記も参照を^o^;)
 
いやぁ、今年は調子がいいんです。
よく「鯉の季節まで」なんて言われる
カープですが、
ここ最近は、鯉の季節まで
もってないことすら多かったんです^o^;
 
貯金(勝ち数が負け数を上回った状態)をもって
この5月5日を迎えたのも
かなり久しぶりな気がします。
 
この好調の要因は、
先発投手陣の安定と頭数、
そして野手陣の固い守備力と機動力、
ホームランは無くても
チャンスで点を取ることができる
バッティングでしょうか。
 
去年から目指してきた野球が
実を結びつつあります。
 
守備力と機動力は
好不調の並みが小さいので、
中継ぎが安定して、
大砲が復活すれば、
もっと上向くでしょう。
 
てことで、ちょっとだけ
今年はカープのことを多めに書いてみました。
もうしばらく夢を見させて下さい^o^
 
バリ朝の
スポーツ魂もよろしくお願いします♪
 
 
午前中、雨に濡れた鯉のぼりが
しょんぼりしていて、
ちょっと嫌な雰囲気でしたが、
きょうも勝っています♪
 
 
午前中は南にある梅雨前線が活発になって
県内にも弱い雨雲がかかりました。
昼過ぎには雨がホトンドやんで、
晴れ間の出ているところもあります。
 
黄砂も弱まってきました。
 
連休明けのあすは、
東から湿った空気が流れ込んで、
再び梅雨前線がやや北上するため
午後からまた不安定です。
夕方頃から夜のはじめに雨も降りそうなので、
傘を持ってお出かけ下さい。
 
さて、週間予報は
相変わらず変わりやすくなっています。
土日の雨マーク、
きのうは土曜日に前倒をしになりましたが、
きょうの予報で消えました。
 
雨も欲しい県内ですが、
この週末は招待高校野球もあるので、
個人的には、
このまま予報が変わらないことを
願いたいのですが・・・
 
今後も、新しい予報の確認をお願いします。
 
 
 
  
 








110505_1

宮崎市役所の鯉のぼり

アッパレがお休みなので、
午前中に小雨の中を
少し散歩してきました。

去年は、青空の中を
すごく
元気に泳いでいたんですが、
今年は雨に濡れて重くなって、
真鯉と緋鯉が
そよ風程度では
泳げないようでした^o^;

でも、勝ったから
ヨシとします(笑)











110505_2

一番街の鯉のぼり

去年も載せましたね♪











110505_3

先日も載せた
日南ダムの鯉のぼり



春の大潮

ノダっち

11年5月4日(水) 16:51

天気の話なノダ


行楽日和に恵まれました。
きょうはみどりの日です。
どうも忘れがちではないでしょうか?^o^;
 
きのうも潮干狩りの話題が
ニュースで出ていましたが、
この時期には
潮干狩りや貝採りをされる方も
多いでしょう。
 
ちょうど2日から大潮になっていて、
干潮時間帯前後に大きく潮が引いています。
 
大潮とは、
満月や新月の前後の数日で、
潮の干満の差が大きくなる時期です。
 
とくに、春と秋の大潮の時は、
冬や夏よりも
干満の差が大きくなります。
 
通常、干潮と満潮は
1日に2回ずつありますが、
春の大潮の時は
昼間の干潮時の方が
大きく潮が引く
のです。
(秋の大潮は夜の方が潮が大きく引く)
 
画像欄に
宮崎港の潮位情報を載せましたが、
コレを見ると、
昼の12時前後に
最も潮位低くなることがわかります。
干潮といっても、昼と夜のでは
50センチくらい違うようです。
 
また、暑さが残る秋よりも、
まだ涼しい春の方が
貝が傷みにくいというのも
理由の一つかもしれません。
 
海上保安庁は、
潮干狩りカレンダーも発表しています。
連休の予定がまだ無い方、
参考にして
お出かけになるのもオススメです。
 
あすも、
波が特に高くなることもないでしょう。
加江田川河口での
恒例の潮干狩り大会もありますね。
 
 
さて、きょうは気温が上がって、
この時期らしい陽気になっています。
半袖でイイくらいの暑さでした。
 

黄砂

に加えて、
薄い雲も広がりやすくなっていて、
空はボンヤリしていましたが、
昨日よりは
黄砂が薄くなってきています。
午後になって、
宮崎市内から鰐塚山の稜線が
見えてきました。
 
あすは、きょうよりも
薄まってくると思います。
ただ、午前中は天気が不安定です。
明け方までは
南部を中心に雨が降る予報が出ていますが、
資料によっては、昼頃まで雨が
長引く可能性を示しているものもあります。
 
午後には晴れ間が出てくる見込みです。
 
連休最終日な方、
有意義にお過ごし下さい^o^
 









110504_1


大淀川の河口付近でも
春の大潮時には
大きく潮が引くため
鬼の洗濯岩が
長時間顔を出します。

空は、
ボンヤリでした。











110504_2

宮崎港の潮位
(気象庁HPより)

水色の線は
天文潮位と言って、
計算上の潮位
(予想される潮位)で、
紫の線が
実際に観測された潮位です。




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