モモは咲きはじめ

ノダっち

23年3月3日(金) 16:57

今年も、宮原さん方の
の花の状況を
観察させていただいてきました。

今年は咲きはじめとなっています。

去年の秋の高温時に
このモモの木でも花が開いたそうで、
その影響か、今年は
花芽が少なかったですが、
日南のヤマザクラが
遅れていたので、
桃の開花もまだかもしれない、
とも思っていたので、
シッカリ咲いていた印象です。

すでに咲き始めていたのは
ココの所の陽気の影響でしょう。

桃は、
ソメイヨシノや梅とも同じ
バラ科の花(バラ科の中でも近縁)で、
とくにこのお宅の桃は、
ソメイヨシノよりも
3週間ほど早く咲いてくれるため、
ソメイヨシノのつぼみの
休眠打破からの進み具合を
測るよい目安と考えています。

これまでの、
桃の咲き具合と
桜の標本木の開花日の統計は
以下の通りです。

06年…5分咲き、3/18
07年…2分咲き、3/27
08年…膨らんだつぼみ、3/26
09年…散り始め、3/16
10年…満開、3/17
11年…膨らんだつぼみ、3/23
12年…半分膨らむつぼみ、3/24
13年…大半散る、3/13
14年…3-5分咲き、3/19
15年…咲き始め、3/22
16年…一部膨らむつぼみ、3/24
17年…一部膨らむつぼみ、4/2
18年…咲き始め、3/16
19年...3分咲き前後、3/22
20年...2~3分咲き、3/25
21年... 3~5分咲き、3/16
22年...一部膨らむつぼみ、3/18
23年...咲き始め、???

去年は、
これまでの傾向からすると
桜の開花は、平年並みか
平年より遅くなりそうだったのですが、
平年より早まってしまい、
おやおや??
という開花のタイミングでした。

あくまでも、この時期の桃の花は
ソメイヨシノの
つぼみのココまでの生長具合を
知る手がかりです。

去年は、
3月上旬の気温は
平年並みくらいだったのですが、
中旬の気温がかなり高くなったことで
ターボがかかったと思われます。

とくに最高気温が
20度を超えるような日が続くと
早まる傾向があって、
去年は12日から18日まで
連日20度を超えました。

今年は、
桃自体が去年より早めですし、
この先の気温が高めの予想ですので、
中旬でよほど低くならなければ、
それほど遅れなく、
むしろ平年よりは
早まるのではないかと思います。

現在、WINから発表されている
標本木の開花日が3月21日で、
良いくらいか、
20度以上の日が続いた場合は
もう少し早まるかもしれません。

※ほかの開花予想は、
 気象協会3/16
 ウェザーマップ3/23
 日本気象3/24
 という予想が出ていて
 とくに気象協会さんの予想が
 突出して早く、
 これはさすがに早すぎますが、
 高温がどこまで進むかで
 これに近づくことも
 なくはないでしょう。

一か月予報に見えた
中旬での高温傾向の落ち着時に
大きな寒の戻りがあるかどうかが
カギを握りそうです。

来週以降、再来週にかけての
予想気温の傾向を
注意していきましょう。


一方、空は桃の花のピンクが映える
キレイな青空でした。

その分、朝にかけては晴れて
放射冷却が強まって冷え込みました。

各地とも真冬並みで
山沿いや北部を中心に
所々で氷点下まで下がっています。

日中も空気は冷たいですが、
さすがに3月の日差しで
暖かさも感じられました。


今日の晴れが続けばよいのですが・・・

きのうのOAでも解説したように
九州南東付近での風の収束の予想が
変わりません。

今回、この予想が一貫していたのは
日本の気象庁のコンピュータです。
(気象庁は、
 なかなか雨の予想をしませんでしたが、
 さすがにきょうの予報では
 気象庁も傘マークを付けてきました)

日本のコンピュータはブレずに
海外の資料がだんだんと
日本の気象庁コンピュータに
寄ってきたパターンで、
各国の資料ともに
雨を予想してきました。

とはいえ、
少しの位置のずれで
降り方も量の変わりますし、
降る時間の長さも変わるでしょう。

気象庁の資料のうちでも
荒い目の資料と
細かい目の資料によって
雨の予想に差が出ていて、
午前と午後でも違います。

荒い目の資料は
しっかり降る予想が続いている一方、
午後の細かい目の資料は
アメリカの資料に近づきました。

このパターンなら、
パラつく程度かもしれません。

個人的には、この段階に来ると
この細かい目の資料の予想が
上手く表現できているのではないか、
と思っています。

ハッキリした前線ではないため
それくらいに、相変わらず、
微妙な予想であることには
変わりはなく、
パラパラする雨が、
所々で降ったり止んだりすることが多く、
風の収束場に近い日南や串間付近ほど
しっかり降る時間があるものの、
宮崎や都城より北は
降らない時間が多かったり、
パラつく程度だったりということも多いです。

降り続くタイプでなくても、
一時的な雨の可能性があったり
雨が降ると
いっそうヒンヤリしたりしそうです。

雨が降っていなくても、
暖かい服装と
雨具を準備して
まつり宮崎をお楽しみください。

またお出かけになるときは
洗濯物は
濡れない所に入れておくのを
おススメします。

しっかり雨が降り出すと
花粉の飛散は
いったん落ち着くでしょう。

一方、大分県や熊本県に近い地域は
雨雲がかからずに
しっかり晴れる可能性もアリ、
それらの地域は、
引き続き花粉が多くなると思います。


まつり宮崎がなければ、
空気がカラカラに乾燥していますので、
少しのお湿りは歓迎するタイミングで、
農作物の生育にも
必要な雨にはなるのですが・・・

よりによってこのタイミングとは( > < . )

日曜日には、
天気が回復して晴れてきて、
暖かくなってきそうです。


月曜日から水曜日も晴れて
春本番の陽気が続きますが、
次は木曜日に雨が降るでしょう。

基本的には
周期的に天気が変わる場面です。


なお、H3ロケットを
来週月曜日の6日に打ち上げと
発表されました。

打ち上げ設定期間内に
何とか打ち上げが間に合うようです。

関係者の皆さん、
原因追求から再打ち上げの準備まで
心身ともにかなりの
努力をされたことでしょう。

で、
打ち上げ時刻は、
前回と同じ午前10時37分55秒に
再設定されました。

月曜日は、基本的には
高気圧に覆われて晴れるのですが、
九州の南側に雲が予想されるのは
少し気がかりです。

それと、春らしい春霞も
ありそうな気配もします。

スッキリと晴れて
宮崎からもきれいに見えますように( 人 )

またSNSや朝のラジオで
最新見解などお伝えします。

230303
宮原さん方の桃の花

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