ノダっち
実感の薄い春
11年3月28日(月) 17:13
天気の話なノダ
週末は寒かったですね。
予想通りでしたが、
冷たい空気に包まれました。
ノダは、そんな中、
むちゃくちゃ久しぶりの
バドミントンの試合に参加。
そこそこ勝てたのですが、
もっと出来たなぁと
練習不足を反省です。
その練習不足は、
きょうの体に
明らかに現れています。
あちこち筋肉痛、
そして、節々が痛い( > <。)
けさも冷え込みは強くて、
各地で真冬並でした。
昼間の気温は
きのうよりも上がってきましたが、
それでもまだ平年より低くて、
空気は冷たく感じます。
もう三月も
終わりが近づくのですが・・・
この寒さはいつまで続くの?
と、
朝から何人もの方に聞かれました。
なかなか春を
実感出来ないかも知れません。
ただ、
先週からちらほら咲き出した
あちこちの桜は、
まだ咲いていないつぼみも、
いつでもはじけられる状態です。
今週後半には
春らしい暖かさが戻ってきますので、
一気に見頃を迎える所が
多いと思います。
あすは九州北部付近を
寒冷渦が通過しそうです。
以前にも書きましたが、
寒冷渦は上空にある
寒気を伴った低気圧で、
あすの予想天気図のように
地表の気圧配置には
低気圧が書かれない事も多く、
大気を不安定にして、
急な強い雨や落雷、突風、ヒョウなどの
シビアな天気を
局地的にもたらすことがあります。
今回は上空5500m付近で
-33度以下の中心寒気を持っていて、
あすの午後に九州北部付近を
通過する予想です。
資料によると、
県内上空5500付近も、
一時的に-30度以下になります。
県内でシビアな現象の予想は
発表されていませんが、
午後は大気の状態が不安定になって、
一部でにわか雨の可能性もあります。
あすの洗濯物は
早めに取りかかって、
早めに取り込んで下さい。
午後の干しっぱなしは要注意です。
上層(5500m付近)の強い寒気が
ヒュッと通過していった後、
下層(1500m付近)にも
再び寒気が入りそうですので、
あさって頃までは
空気の冷たさが残ります。
引き続き、農作物の
遅霜被害などに注意が必要です
ただ、
週末ほどの寒さはないと思います。
てことで、上に書いた今週後半は・・・
本格的に暖かさが戻ってくるのが
木曜日頃からでしょう。
そのまま春本番が続くのか?
と言いますと、
どうやらダメそうです。
先週も書きましたとおり、
また花冷えの可能性があります。
きょうの週間予報でも、
来週月曜日の気温が
ガクッと下がっているとおりです。
引き続き、
体調管理にも気をつけましょう。
きょうの新燃岳 (鹿児島県姶良・伊佐地域振興局提供) 気象庁からは、 27日から 火山性地震が増加、 25日朝から 傾斜計に 隆起を表す変化、 26日に 火山性微動あり、 という情報が 出ています。 ただし、これは 臨時情報ではなくて、 定期的な情報です。 (こちら) ライブカメラで見る 新燃岳は、 今日よりも 昨日の方が 水蒸気を活発に 出していました。 |
低温・少雨傾向続く
11年3月25日(金) 16:53
天気の話なノダ
冷たい風が強めに吹いています。
15m前後の最大瞬間風速も
観測しました。
舞い上げられた火山灰の影響など
大丈夫でしたでしょうか?
最近、ちょくちょく
こんな寒風が吹き荒れていますが、
先週の木曜日にも
強風でビニールハウスが倒壊した
というニュースをお伝えしました。
ただ、原因がよく分からない
と書いたままになっていたのを
思い出したので、書いておきます。
気象台の調査によると、
塵旋風(じんせんぷう)によるものと
いうことです。
聞き慣れない言葉でしょう。
要するに、つむじ風です。
資料から引用すると
塵旋風は、
「晴れた日の昼間に地上付近で発生する鉛直軸を持つ強い渦巻きで、突風により巻き上げられた砂塵を伴う。竜巻と違い積雲や積乱雲に伴わず、地上付近の熱せられた空気の上昇によって発生する。」ということで、
パッと見の現象としては、
よく竜巻と混同されますが、
気象的には全くの別物です。
上空に黒い雲は無くて、
晴れた日に起きるのが特徴的で、
竜巻に比べると、
渦の規模も小さく、
被害も局地的に限られます。
運動会で
テントが倒されたりして、
ニュースになることもありますので、
ご存じかも知れません。
春の強い風と言えば、
春一番を思い浮かべる方も多いと思うのですが、
今年は結局、九州南部で
春一番が吹きませんでした。
春一番は
「春先に最初に吹く強い南風」なので、
気象庁の定義では、春先を
「立春から春分の間」
となっているんです。
九州南部で
春一番が吹かなかったのは、
2008年以来3年ぶりで、
2006年や
2005年も吹いていません。
けっこうちょくちょくあるんです。
そもそも、今日の風も
暖かい南風ではなくて、
冷たい風になっています。
寒気が流れ込む時に吹く風です。
あすにかけて、
また寒さが強まります。
体調管理、
農作物の管理にお気をつけ下さい!
来週は一旦寒さが緩みそうですが、
今日発表された一ヶ月予報では、
再来週の気温が
再び平年より低くなる予想です。
きのうの
3ヶ月予報でもお伝えしたとおり、
花冷えがあると言うことでしょう。
今年も
長く桜が楽しめるかもしれません。
ただ、個人的には、
一気に暖かくなって、
パッと咲いて見頃が短い方が、
キレイだと思っています。
一長一短です。
また、雨も
この先4週間の雨量が
平年より少ない確率が
最も高くなってしましました。
少雨傾向も続きそうです。
通勤途中の公園では、 気の早い木が 5分咲きくらいに なっています。 もう夜桜など 計画されている方も いらっしゃるでしょうか? この土日の夜は、 かなり冷えてきます。 冬用のジャンバーなど 十分に暖かくして お楽しみ下さい。 また、空気が乾燥します。 火の後始末は しっかりと行って下さい。 |
雨不足
11年3月24日(木) 16:25
天気の話なノダ
新燃岳の噴火によって
少しの雨でも
土石流の心配があるとの
情報があったため
大きく言って来ませんでしたが、
県内は、現在、雨不足です。
南部山沿いや日南・串間地区は
まだ良い方で、
宮崎市から北の地域では、
ここ1ヶ月の雨量が
平年の3割前後ありません。
平年の1/3以下の所も
多くなっています。
画像欄に載せた
表を参考に見て下さい。
90日の統計でも、
ほとんどの所が平年の5割未満。
年末から雨の少ない状態です。
これは、今年の冬が
寒い冬になったことが原因でしょう。
寒い冬は、
冬型の気圧配置になりやすいためです。
冬型の気圧配置の時、
県内は平野部を中心に晴れる日が多くて、
降水量が少なくなります。
宮崎市の今月の降水量は
昨日までで32.5ミリです。
これからの一週間、月末まで
まとまった雨は予想されていませんので、
観測史上2番目の少なさになりそうです。
実はこの少雨傾向は
今月で終わりではなくて、
きょう発表された3ヶ月予報では、
4月も
若干少雨になる可能性がでています。
農作物への影響なども心配なども心配していて、
県の営農支援課によりますと、
今のところ、
大きな影響は出ていないと言うことですが、
もっと雨が欲しい状況とのことでした。
また、この農地に水を供給するため
ダムからの放流を行っていて、
特に一ツ瀬ダムでは
非常用の水を使っての放流になっています。
先日の雨も焼け石に水状態で
水量は全く回復していません。
それどころか、
田植えシーズンと言うことで、
ダムに流れ込む水の量よりも、
放流量の方が多い状態と言うことで、
つまり、一ツ瀬ダムの水は
減り続けているです。
主に西都市や新富町に
農業用水を供給していて、
新富町や宮崎市佐土原町が
浄水を利用していますので、
洗車を控えるなど
節水に是非ともご協力下さい。
てことで、
週間予報は晴れマークが並んでいます。
お花見やお出かけには
良い天気なのですが、
雨不足の状況なので、
手放しには喜べません。
気温は週末まで低めなので、
しばらくはゆっくりと
桜の開花も進むでしょう。
朝晩は寒いです。
少し早い夜桜を計画されている方は、
十分に暖かくしてお出かけ下さい!
咲く!
11年3月23日(水) 17:14
天気の話なノダ,季節を感じるノダ
咲いてしまった。
やっぱり、見つけきれていない
膨らんだツボミがあったみたいです。
いや、「しまった」
という表現は適切じゃないですね^o^;
気象台が観測対象にしている
桜(ソメイヨシノ)の標本木で
5輪以上の花が開き、
開花が発表されました。
平年より2日早く、
去年より6日遅い開花になっています。
ほぼ平年並みでした。
なお、気象台は
開花「宣言」はしていません。
あくまでも、
気候変動などを調べるために
生物を観察している中での
一つの現象の「発表」です。
きょうも、
朝は冷え込んだものの、
昼間は日射しがポカポカになりましたので
開花も進んだと思われます。
ノダの予想マイナス3日でした。
ちなみに、
月曜日の日記で
一気に成長したと紹介したツボミも、
もう少しの状態になっています。
3月の宮崎の日射しは
寒気にも負けない
さすがのパワーです。
またリベンジします。
ただ、見頃の予想には、
大きな影響が無くて、
早い所で今月終わりから、
多くの所は4月の上旬でしょう。
この桜前線が
北日本まで北上する頃には、
震災の被災者の皆さんが、
少しでも桜を見る余裕が出来て、
ホッと出来る時間が出来ればいいなぁ、
と願います。
さて、朝の冷え込みは、
あすも続きそうです。
引き続き、農作物の管理などご注意を。
10日ぶりに噴火。 (気象庁HPより) 左でから 煙を出しているのが、 燃岳です。 (御鉢と書いてあるのは、 御鉢ようのライブカメラが 広角を撮影しているため) 噴火の数分前から、 水蒸気の噴気が 活発に 上がっていました。 |
ほころぶ!
11年3月22日(火) 16:59
天気の話なノダ,季節を感じるノダ
きのう26日と書きましたが、
いきなり自信がなくなりました^o^;
きのうの予想より
日射しが多くなっていて、
外はまだ暖かいため、
進んでいるかも・・・
と思って、
きょうも標本木を見てきたのです。
すると、一輪だけですが、
開きかけていました。
このツボミは、今日の午後か
遅くてもあすには
しっかりと開いていることでしょう。
ちなみに、
この一輪が開いただけでは、
開花が発表されません。
気象台の開花発表の基準は、
5輪以上です。
さて、5輪になるのがいつか。。。
昨日も書いた通り、
きょうから
徐々に寒気が流れ込み中です。
午後になって、
風も少し冷たさを帯びてきました。
けさは昨日の朝より5度前後低くなり、
あすの朝は、
けさよりさらに7度前後低い予想です。
(11時発表の予報より)
この春はじめての
霜注意報も発表されました。
今までも霜が降りる寒さでしたが、
春の遅霜を対象にした
霜注意報の発表期間に入ったのです。
農作物の新芽も
続々出てくる時期でしょう。
農作物の管理にご注意下さい。
そういえば、
我が家のミニトマトも・・・
昼間も
2月並みの寒さにに逆戻りとなります。
体調の管理にもお気をつけ下さい。
はたして、この冷え込みが
桜のツボミにどう影響するか・・・
あすも
また見に行ってみることにします。
さらに、
27日からの一週間を対象に、
低温に関する早期警戒情報が
発表されました。
週間予報では
28日、29日と
寒が弱まる予想なので、
再び気温が下がるのは
それ以降でしょうか。
ただ、
コンピューター予想の
8日目以降を見ることが出来る
海外の資料を見てみても、
その傾向が無いので、
若干??な情報です。
あるいは、
週間予報の範囲で、
明日からの寒さが
28日頃まで続く
可能性があるのかもしれません。
今後の資料を
見てみる必要があります。
まぁ、
花冷えがあるかも、
と少し心に留めておいて下さい。
きょうの新燃岳 (鹿児島県姶良・伊佐地域振興局提供) 13日の噴火を最後に、 静かにしています。 ただ、 高感度地震計(Hi-net) のデータや 国土地理院の GPSの観測データを見ると、 う~~~ん、 と唸りたくなる 状況です。 火山に関しては 専門家ではないので、 杞憂であって欲しいと 願いつつ・・・ たしか、きょうは 火山噴火予知連の 会合もあったはず。 その発表内容にも 注目したいです。 |
きょうは 黄砂も観測されました。 ただ、 水平方向の見通しが 10キロ以上あったので、 生活に大きく 影響が出るレベルでは 無かったはずです。 たしかに、MRTから 朝はよく見えていた 鰐塚山が 午後4時には、 霞んで見えにくく なっていました。 |
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