光の春と冬の空気

ノダっち

11年3月10日(木) 17:31


上空1500mの
-6度の寒気は伊達じゃないです。
さすがに、けさは冷え込みました。
広い範囲で氷点下まで下がって、
平野部でも
0度前後の最低気温になっています。

昼間は、
春の日射しの暖かさと
冬の空気の冷たさのギャップが
大きくなりました。

あすの朝まで放射冷却で冷えますが、
あすの昼間には
春の暖かさが勝ってきそうです。

週間予報では、このまま
日、月と気温が上がる見込みですが、
天気が下り坂になります。
月曜日を中心に雨も降るので、
気温ほど春らしい暖かさが
感じられないかもしれません。

なお、
日曜日に雨の
降り出しが早まる可能性も
あり、
月曜日は
南からの暖かく湿った空気

流れ込みそうです。

きのうのニュースの新燃岳特集で
お伝えしたとおり、
この暖かく湿った空気が
霧島連山で雨を強めます。

田植えを待っている田んぼには
恵みの雨となりそうですが、
火山灰による土石流警戒地域は
最新の情報の確認を
しましょう。

この雨の後、
再び寒気が流れ込みそうです。
きょうの週間予報の資料を見ると、
来週の水曜日頃に、再び
上空1500m付近で-6度以下の
寒気の流れ込みが予想されています。

太陽の光は
もうスッカリ春の強さですが、
空気だけは、
まだ冬になる日がありそうです。

昨日のMRTニュースNextの
天気コーナーの最後にお伝えしたように、
寒暖の変化が大きい状態が続くので、
天気情報の予想気温を参考にして、
体調管理に役立てていただければと思います。








110310_1

けさの最低気温
(気象庁HPより)

昼間の気温も平年を下回り、
13度前後の所が
多くなりました。
ただ、風は
きのうより弱かったので、
少し過ごしやすかった
でしょうか?










110310_2

きょうの新燃岳
(気象庁HPより)

きょうは
水蒸気の白い噴煙を
昨日よりも
盛んに出していました。

画像の左上に
御鉢と書いてありますが、
これは
気象庁の御鉢用の
ライブカメラが
画格を広げて
新燃岳も
入れているためです。

画像の手前が緑が
だいぶ濃くなりました。

春ですね。


投稿月