10ミリに変更

ノダっち

11年3月1日(火) 17:15

雲が多くなっています。
 
とくに昼頃からは
ど~~~んよりです。
 
雨雲は一部に弱い物がかかりましたが、
午後3時現在、県内のアメダスでは
1ミリ以上の雨は観測していません。
 
こんな時に、
種子島レーダーが機器障害で
運用休止になってしましました。
宮崎県の雨雲
福岡(背振山)のレーダーと
種子島のレーダーの
2つのレーダーでカバーされているため
一方が休止すると異常表示になります。
 
種子島が止まった場合は、
とくに九州南岸の雨雲が全く表示されません。
きょうは午後1時5分まで正常でしたが、
午後1時10分で
急に県南や鹿児島県の雨雲が
消えてしまいました。
 
こんな時には、
国交省のレーダーこちら)が役立ちます。
串間付近を雨雲が通過したようです。
MRTのホームページや
テレビでのレーダー画面
の他、
気象庁のホームページや
ウェザーニュースやヤフーなど、
各種の気象レーダー表示画面も
同じデーターを使用しているため
異常表示中
です。(1日午後3時現在)
ご利用の際はお気をつけ下さい。
 
ただ、これから2日にかけて、
目立った雨雲は無いため
大きな影響は無いと思われます。
次の本格的な雨になる
月曜日まで復旧を願いたいところです。
(おそらく大丈夫でしょうが・・・)
 
 
きょうの雨は、新燃岳周辺でも
土石流を心配する必要のないものでしたが、
国土交通省は、
「土石流災害に対する避難のための参考となる雨量基準」を
 
1時間10ミリ引き上げると発表しました。
(引き上げの理由など詳しくは→ココ
 
きのうのこの日記で書いた
”スピード感を持って”が届いたか?(笑)
素早い対応だったと思います。
 
コレを受けて、
県が定める「警戒避難のための雨量基準」
時間雨量10ミリに引き上げられました。
 
また、気象台は
県の基準を元に情報を発表しているため
新燃岳周辺を対象にした気象情報(ここ)も
一時間に10ミリ以上の雨が
予想される時の発表に改められるようです。
 
今までよりは、
少し警戒する頻度が少なくなりそうですが、
10ミリの予想というのも、
これからの時期は増えてくる時期になります。
 
ちなみに、去年の都城のアメダスが
1時間に10ミリ以上を観測したのは、
3月が5日、4月が5日、5月が3日、
6月が9日、7月が7日、8月が2日でした。
もちろん、年によってバラつきがあって、
2009年のように、3月から順に、
2日、3日、2日、1日、4日、3日と
少なくない年もあります。
 
雨が強くなれば、
それだけ影響が大きく出る可能性もありますので、
今後の雨の降り方に注意が必要です。
 
その元を吐き出している山は、
昨日の朝の小噴火の後、
 
昨夕以降、
断続的に少量の灰を吐き出している
のが
ライブカメラで見えていました。
 
きょうは雲に隠れて見えませんが、
気象庁からは
午後3時現在も噴火継続の情報が出ています。
様子が見えないだけに
なんだか不穏です・・・
 
 
さて、この山を覆っている雲は、
あすは薄くなっていきます。
平野部を中心に晴れる所が多くなるでしょう。
ただ、気圧配置は冬型です。
きょうは日射しが少ないこともあって
昼間も少し風が冷たく感じましたが、
あすは朝晩を中心に
冬が戻って感じられると思います。
 
とくに、木曜日は
真冬の寒さ
になりそうです。
体調管理にもくれぐれもお気をつけ下さい!

110301_1

ど~んより。

午後2時過ぎの
大淀河畔から
南西の空

110301_2

きのうは
水蒸気を吐き出す画像を
載せましたが、
あの後、
17時過ぎに
灰を出す噴火をして、
18時過ぎにも
灰色の煙が
少し出ていました。

110301_3

大波池に設置された
ライブカメラより
(鹿児島県姶良・伊佐地域振興局提供)

さらに、
昨夜は、夜になっても
このように火映も
出しながら
時おり灰を出していました。

110301_4

気象レーダー
(気象庁HPより)

九州南部で
点描されているエリアは
種子島レーダーが
休止したため
データーが無い部分です。

国交省レーダーでは
この部分や
九州の南に
たっぷりと雨雲が
映っていました。

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