ノダっち

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土石流警戒中

ノダっち

11年2月17日(木) 15:55

天気の話なノダ


午後2時現在、
土石流への警戒が必要な地域では
雨が弱まっています。
 
レーダーでも
近づく雨雲が少なくなりました。
 
降り始めからの雨は、
県の雨量計で多い所が
高原町の皇子原で30ミリを超えた他、
都城市内でも20ミリ前後の達しています。
 
1時間雨量は、
朝に6ミリくらいになったこともありましたが、
昼雨から小康状態になりました。
 
小康状態ということは、
今後、また
強まる恐れが有ることを意味しています。
 
気象衛星を見ると、
東シナ海にはやや活発な雲が見えました。
韓国の気象レーダーでも、
この雲を雨雲として捉えていて、
東へ進んできています。
 
きのうから、
コンピューターが予想していたとおり、
夕方に、もう一山ありそうです。
 
総雨量は今後の雨でまだ多くなるでしょう。
 
基準値を変える
判断材料になる雨が降るかどうか・・・
 
と、夕方が忙しくなりそうなので、
きょうは早めに日記を書いています。
 
この後、
大きな被害が出ないことを願って・・・
 
 
あすは、天気が回復して晴れます。
 
ただ、つかの間の晴れ間になりそうです。
有効にご利用下さい。
 








110217_1

午後1時半の
気象レーダー
(気象庁HPより)

県内南部の雨雲は
弱まっていますが、
左端にちょろっと
見えてきている雨雲が
今後近づいてきそうです。










110217_2

午後1時の衛星画像
(気象庁HPより)

東シナ海には、
ハッキリと雲が
映っています。


警戒モードの春の雨に

ノダっち

11年2月16日(水) 16:13

天気の話なノダ


雲が広がってきました。
 
昼頃までは雲の隙間から青空が見えていましたが、
だんだんと雲も厚みを増してきています。
 
きのうも書いた通り、
明日の雨は、
新燃岳の活発化以降では
最も強まりそうです。
 
気象台が午前11時半に発表した情報では、
最大1時間雨量が10ミリ、
あす24時までの総雨量は70ミリ
と予想されています。
(最新情報をこちらでご確認下さい。)
 
この11時半発表の数字ならは、
通常なら、
注意報も出ないレベルの予想雨量です。
 
ただ、火山灰は水が染み込みにくいため
雨水が積もった火山灰の表面を流れることで
その下の火山灰を削りとりながら流れていき、
火山灰を巻き込んだ流れとなり、
次第に泥流や土石流に成長する
というのが
少量の雨でも土石流に注意を、
と呼びかけられている理由になります。
 
海辺や砂場で砂の山などをつくって、
そこに水を流したことのある方なら、
水が次第に砂を巻き込みながら流れる様子を
容易に想像できるのではないでしょうか。
 
これまでの雨では、
県が設定した1時間4ミリの雨を超えませんでした。
 
度々の避難準備情報などで、
付近の住民の方のストレスは
すごく高くなっていると思います。
 
新燃岳が噴出した火山灰では
この基準が妥当なのかどうか?
 
今は、まだ分かりません。
分からないので、
用心に用心を重ねておくことが
命を守るには大切です。
 
今回の雨では、
この基準の見直しになるデータが取れればいいな、
とも思います。
 
もちろん、
被害が起きるような
土石流にならないことを一番に願いつつ、
あすは朝から警戒モードでの勤務です。
 
低気圧のコースによっては、
11時半発表の情報よりも
強まる可能性もありますので、
最新の情報を必ずご確認下さい。
 
 

なお、あすの雨が強まる理由は
昨日も一昨日も書いたように
南から暖かく湿った空気が流れ込むためですが、
この空気の流れ込みで、
雨の割に明日は気温が高めになります。

土石流さえなければ、
を感じさせる雨になりそうです。
 
 









110216_1

お昼前の
大淀河畔から
南西の空を撮影。

薄い灰色の雲が広がって、
まだ青空も
隙間に見えました。


穏やかな中に見た普通じゃない山

ノダっち

11年2月15日(火) 16:58

天気の話なノダ


朝から穏やかです。
 
天気も山も。
 
 
この穏やかが続けばいいなぁ・・・
と願って止みません。
 
 
 
そんな穏やかな新燃岳を映す
気象庁のライブカメラを見て、
オヤ?っと思いました。
すごく違和感があったのです。
 
気づきましたか?
 
南から撮っている
気象庁のライブカメラを見ると、
新燃岳の山腹にだけ
が積もっていなかったんです。
中岳や高千穂峰は雪化粧をしているのに、
新燃岳だけが地肌が剥き出しになっています。
 
おんやぁ?と思った野田。
まずは、雪が溶けたのだ・・・と思いました。
つまり、マグマや溶岩の影響で
地面が暖かくなっているのではないか?
と思ってんです。
 
ただ、
西側から撮っている
大浪池のライブカメラを見ると、
新燃岳の火口周辺の北西側には
が積もって
います。
それで、ちょっと考えを変えて
きのうの午後から
北西や北から流れこんできた雪雲は
火口内にある熱を帯びた溶岩の影響で
火口の上を通過するときに暖められて、
雲の中にある雪の結晶が溶けて
になって南側の斜面に降った
のではないか?
と推測してみました。
 
きのう午後以降の風向きは、
北西から次第に北寄りに変化していますので、
それによって、火口から南側の広い範囲で
雪の積雪が見れないのかな?と思ったのです。
 
ただ、クッキリと差が付いている点や
風下の中岳で冠雪している点を考えると
違っているかもしれません。
中岳には、火口上空を通らなかった
雪雲がかかったのか?
それとも、再び雪雲になったのか?
???です。
 
もしかしたら、
噴出物が時間が経っても
熱を帯びていたりするなんてことが
あったりするのでしょうか・・・??
 
残念ながら、火山が専門ではない野田には
答えはわかりません・・・
 
どちらにしても、
今の新燃岳が
普通じゃない状態
であることを示している
一つの現象だと思います。
 
ただ、きょうはそんな推理を
色々としてみる時間はありました。
 
 
しかし、願いは虚しく・・・
あすの午後からまた下り坂です。
 
高気圧が足早に東へ離れていって、
湿った空気が東から流れこんできます。
 
気象台発表災害時支援資料→こちら
 
夜遅くから雨が降り出す所もある
予報になっていますが、
土石流が心配される地域へ降るは、
あさって(17日)が中心になりそうです。
昨日もお伝えしたとおり、
南から暖かく湿った空気が流れ込むため
これまで数回の雨よりも
雨雲が発達しやすくなる可能性もあります。
 
あす発表の新しい情報に注目してください。
 










110215_1

きょうのお昼前の
MRTから南西の空。

久しぶりに
鰐塚山がクッキリと
見えました。

雨で空気中のホコリが
洗い流されたようです。












110215_2

気象庁HPより)

御鉢用のライブカメラの
写真ですが、
一番右の
白い山が高千穂峰、
真ん中左側の
白い山が中岳、
さらにその左に
褐色で白煙を
ちろちろと上げている
新燃岳があります。

スゴイ違和感です。











110215_3

大波池から見た
新燃岳のライブカメラ
(鹿児島県姶良・伊佐地域振興局提供)

このカメラは
西から見ているので、
左が西です。
火口の北西から西側には
積雪が見られます。

クッキリと
斜めに線を引いたように
積雪がある部分と
無い部分が分かれいます。



週末は日南市民

ノダっち

11年2月14日(月) 17:00

天気の話なノダ

土曜日の日南市は凄かったです。
何がスゴイって、
強い冬型の気圧配置になって
吹き荒れた強風で
道ばたやら屋根の上やらに残った
火山灰が巻き上げられて、
砂嵐状態でした。
 
コンタクトの野田は、
ゴーグルをしての完全防御態勢で
キャンプ見学をしていると、
選手に、「スキーに行くんですか?」
と突っ込んできた抱いちゃう始末^o^;
 
日南であれだけ凄かったので、
都城なども大変ではなかったのかな?
と心配しました。
 
キャンプは、当然の様に屋内練習です。
遠くから足を運んで下さっている
ファンの方には
申し訳ないような土曜日でした。
ただ、日曜日は、打って変わって
穏やかな青空が広がったので、
楽しんでもらえたかなぁ?と思っています。
 
野田は、またまた日焼けをしてしまいました。
 
決して、
スキーで日焼けしたわけではありませぬ^o^
 
ちなみに我らがシャイニングサンズ
日南で2連戦でした。
清水キャプテンの地元でもあります。
そして、そんな地で、
前節までウェスタンカンファレンス首位の滋賀に
なんと連勝です!!
初の同一カード連勝、
そして先週の日曜日から連勝!!
 
野田は日曜日だけ観に行けたのですが、
チームとして、
強くなってきた
のが感じられました。
快勝だった土曜日とは違って
日曜日の試合は一進一退、
でも、体力的にきつくなった終盤に
強敵を相手に競り勝ったのは
選手にも自信になるのではないでしょうか。
 
プレイオフに行ける6位までゲーム差です。
ぜひぜひ皆さんも応援に駆けつけて下さい!
2週間ほどアウェイで強敵との戦いが続いた後、
次のホーム戦は、3月
5・6が都城、12・13が日南です。
 
ちなみに、都城での試合は、
宮崎県出身の瀬戸山選手がいる
京都との対戦なんですが、
京都の選手の皆さんは、
先週から「がんばれ宮崎」と
手書きされたTシャツを着て
入場して下さっているそうです。
 
そんな気持ちに
会場に足を運んで応えたいな、
と思う次第でした。
 
 
きょうは明け方から
新燃え周辺の雨の注意モードでした。
 
しかも、
大きな空振と振幅を伴う爆発的噴火
朝の5時過ぎに発生しています。
南西からの風になっていたため、
北東側に位置する小林市内で
車の窓ガラスが割れるような
噴石が落下したようです。
延岡でも火山灰が降ってきたと、
ラジオやテレビにご連絡もいただきました。
 
今回の雨は、ケースとして
先週の物と同じ(南を前線が通過)でしたので、
雨量も同じくらいだろうという予想通り、
強い所で1時間3ミリ、
総雨量で10ミリ前後となっています。
土石流による被害は起きていない様です。
 
一方、今回は、
先週よりも下層の寒気がやや強かったため
北部山沿いには大雪注意報が出されて
各地で積雪もありました。
 
宮崎市内は午後3時過ぎから
日射しも戻ってきていて、
天気は回復に向かっていますが、
あす朝にかけて山沿いの道を通られる方は、
路面の凍結などに十分にご注意下さい。

 
そして、
天気は短い周期で変わります。
またまた木曜日の
今度は南を通る低気圧や前線ではなくて
低気圧や前線が県内より北を通る予想です。
ということは、
南から暖かい空気が流れ込んでくるため
雨雲が発達しやすくなる恐れもあります。
今後の資料で
低気圧のコースが変わる可能性はありますので、
まだ確定的に話は出来ませんが、
より注意を要する事態になるかもしれません。
 
今後の情報にご注意下さい。 

 







110214_1

12日の
日南総合運動公園。

視界が悪くなっているのは、
強い風で
火山灰が舞い上がったためです。

もう県内の方はご存じの通り、
火山灰と言っても、
燃えかすの灰ではなくて
むしろ砂です。










110214_2

日曜日の
天福球場

穏やかな
青空が広がりました。










110214_3

きょう14日の
諸塚村飯干
(視聴者提供)

一面の銀世界。
これでも、
年末の雪の方が
多かったそうです。










110214_4

午前5時10分の
気象レーダー
(気象庁HPより)

県内に
雨雲が広がった時間ですが、
黒丸で囲った部分
赤いエコーがあります。
ここだけ雨雲が
強くなったわけれはありません。
5時7分の噴火によって
吐き出された
火山れきや火山灰が
映っているのです。
赤になると言うことは、
ある程度の多い量が
吐き出された
可能性があります。


  

宮崎市内でも再び降灰

ノダっち

11年2月11日(金) 17:02

天気の話なノダ


緊張の昨夜は、
大きな被害の報告が無いまま過ぎ、
ホッとして、夜中に帰宅しました。
 
対象地域での
1時間雨量は強くてミリでしたが、
総雨量は10ミリを超えましたので、
都城市が発表した避難準備情報
自らが定めた基準を満たしていて、
しかもそれを事前に発表できたので
すごく良い判断をされたと思います。
 
緊張の夜が明けて、
山はおとなしいなぁ・・・
 
と思いながら過ごしていた昼休み。
 
11時36分に
新燃岳が8日ぶりに
10回目の爆発的噴火。
 
この噴火の影響で、
宮崎市でも降灰がありました。
 
噴煙が海抜4000m付近まで上昇したため
複雑な動きをして
宮崎市にも降灰させたと推定されます。
 
噴煙は、当初、
山頂付近の北西風で南東に流れ出しましたが、
海抜4000m付近まで上昇した影響で、
上空の西風西南西風に流され
ました。
 
宮崎市の市役所付近で見ていると、
市の中心部より北東側の空を
東よりに流れていくのが見えました。
 
この噴煙雲から真下に落下すれば
宮崎市の中心部での降灰は無かったはずですが、
この噴煙雲から落下した火山灰は
再び地上付近を吹いている北よりの風
噴煙雲の真下よりも南に流されて、
宮崎市の中心部に降灰してきた
ようです。
 
 
天気予報では
時間の関係上もありますし
高さごとの風向きをお伝えするのは
複雑にもなるため
新燃岳山頂付近の風向きしか
お伝えしていません。
 
ただ、実際にはさらに上空の風も
降灰の地域に影響
しています。
また、降灰が起こるかどうかは
噴煙に含まれる火山灰の量にもよります。
 
いかに上手くお伝えするかは
課題として受け止めたいです。
 
 
さて、天気は回復して来ていますが、
山頂付近の風向きが北西になっている通り、
冬型の気圧配置です。
 
週末は寒くなります。
特に土曜日は、季節逆戻りの厳しい寒さです。
体調管理にもをお気をつけ下さい。
 
ただ、日曜日は雲が厚みを増してきて、
また月曜日に雨が予想されます。
資料をそのまま解釈すると、
午前中が心配な時間になりそうです。
ただ、今後の資料で変わる可能性もありますし、
気象台からの新しい発表情報を参考にして下さい。
こちらこちら
 
さらに、木曜日にも・・・
 
この先は天気が周期的に変わる見込みです。
そして、防災関係の資料を見ると、
大なり小なりの差があれど、
火山噴火の後には
土石流は発生する可能性が高いと言われています。
 
大雨の季節の前までには
様々な対策が進めておきたいですね。











110211_1


お昼過ぎの
宮崎市役所上空。

宮崎市の中心部よりも
北東側の空を
噴煙がカーブしながら
流れていました。

高岡から
佐土原上空かなぁ??












110211_2


MRT前に止まっていた
自転車のサドル。

うっすら白くなるくらい
けっこう降りました。












110211_3

ウィンドプロファイラ
(気象庁HPより)

正午の
上空の風の様子です。
3000m付近は
西よりの風でした。
さらに上空は
西南西くらいに
なっていたようです。












110211_4

大波池から見た
新燃岳のライブカメラ
(鹿児島県姶良・伊佐地域振興局提供)

爆発的噴火直後の
様子です。

朝は昨日の雨が
蒸発しているような
白煙だけで、
火口の周辺に
雪が積もっているのも
見えていたんですが。。。

爆発による
熱の影響で
火口周辺に積もっていた
雪などが溶けて
蒸発したのでしょうか?
火口の周辺の斜面から
白煙というか、
湯気のような物も
立ち上っています。






 
 

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