ノダっち
緊張の夜
11年2月10日(木) 16:47
天気の話なノダ
午後になって、
所々で雨がポツポツし始めました。
ただ、午後4時現在、
気象台のアメダスでは
まだ1ミリ以上の雨を観測していないものの、
県の雨量計では高原町や都城市の
霧島山の近い地域で、
1ミリ程度の雨を観測しています。
韓国のレーダーを見ますと、
東シナ海にたっぷりと雨雲が映っていて、
次第に東へ進んできています。
雨は夜が本番になりそうです。
雨量から考えて、
大規模な土石流にはならないと思いますが、
実態がよくつかめないため警戒しています。
霧島周辺は元々雨の多い地域ですし、
気の抜けない夜になりそうです。
なお、県庁のホームページで
新燃岳噴火に伴う土石流防災区域が
公開されました。
ぜひ、ご確認下さい。→こちら
また、県としては、当面は
時間雨量4ミリを警戒避難の判断基準にするそうです。
午後4時に気象台が発表した情報(PDF)では、
対象地域ではあす未明まで雨が降り、
総雨量が15ミリ、
1時間最大雨量が5ミリで、
県の基準の4ミリ以上になる可能性があるのは、
21時から24時の間となっています。
今回のデーターが
次回以降の雨の際の判断材料にもなって
だんだん判断基準も改善されることでしょう。
さて、暗い空とともに
空気も冷たくなってきました。
昼間の気温の上がり方が鈍く、
最高気温はきのうより
5度前後も低い所が多くなっています。
暖かくなった後で
こうして一気に寒さが戻ると、
体調を崩しやすくなりますので、
お気をつけ下さい。
少なくとも、火曜日頃までは
寒さが続きそうです。
あすの昼間は天気が回復して、
3連休という方も多いかもしれませんが、
暖かくして
お出かけ・お過ごしになって下さい。
また、関東や関西では雪の予想も出ています。
交通機関に乱れが出るかもしれません。
飛行機は飛んでも、
着いてからの電車やバスなどが
遅れたりする可能性もありますので、
時間に余裕を持った計画をオススメします。
連休明け、月曜日は
再び県内で雨が降りそうです。
またまた緊張感が高まります。
雨不足の農作物には
恵みの雨となるかもしれません。
あす夕方から心配な雨に
11年2月9日(水) 16:37
天気の話なノダ
昨夜の帰り道、
雨上がりの湿った空気が冷やされて
飽和状態に達して、
もやや霧を発生させていました。
宮崎市で発生したもや程度なら
幻想的な景色とも言えるんですが、
都城市など内陸部では
濃い霧に覆われた所もあるようです。
昨日の都城の観測記録を見ると、
午後9時の視程(水平方向の見通し)が
80メートルしかありませんでした。
一寸先の状態が分からなず、
きっと車の運転などは
かなり恐ろしかったはずです。
なお、もやと霧は
どちらも水滴粒子によって景色が霞む現象ですが、
気象庁の定義では
もやは視程が10キロ未満1キロ以上、
霧は視程が1キロ未満ものとなっています。
一夜明けて、
きょうの昼間はよく晴れました。
ポカポカ陽気になっています。
最高気温は広い範囲で3月並みで、
青島や油津で4月上旬並みになりました。
きのうの雨で煙霧が多少落ちたのでしょう。
一昨日よりは見通しも良くなりました。
ただ、まだ霞が残っています。
中国大陸から飛んできた可能性のある汚染物質が
九州北部で観測されたという報道もありました。
空気の汚染情報は、
環境省のそらまめ君や、
県のサイトなどで
知ることが出来ます。
今後、黄砂だけではなくて、
煙霧が酷い時には
こうした情報も利用して
気をつけた方が良さそうです。
さて、このポカポカ陽気は
いったん今日までとなります。
あすは空気が冷たくなり、
あす夕方からは、
今年に入って初めての本格的な雨になりそうです。
雨不足の植物には恵みの雨ですが、
何よりも、
火山灰がたくさん積もっている地域での
泥流や土石流の発生が懸念されます。
気象台からは
まだ量的な予想が発表されていない(9日午後4時現在)/small>ため、
はっきりとお伝えすることが出来ないのですが、
資料を見る限りでは、
いわゆる「大雨」のレベル(24時間で100ミリ超など)/small>までは
降らないでしょうが、
ある程度のまとまった雨になると思います。
ただ、今回の噴火によって吐き出された
火山灰や火山礫、砂、小石、軽石といった物が
どの程度の雨で土石流や泥流を発生させてしまうのか、
野田は情報をつかみきれていません。
気象庁による
注意報の発表基準の変更が発表されれば、
ハッキリとするのですが、それもまだです。
そのため、
宮崎地方気象台が発表する気象情報も
注意の文言が除かれたまま、
でも、注意を呼びかけるという
情報発表になってるのでしょう。
過去の三宅島では1時間に4ミリの雨でも
発生したという情報もありますが、
今回の新燃岳の噴火でもそれが当てはまるのかは、
???です。
はっきりと分からないため、
いつもの雨でも、
慎重には慎重を重ねて、
大げさ気味でも
注意を呼びかけたいと思います。
灰が多く積もった地域では、
どうか、あす雨が降り出して以降、
不用意に川に近づかないようにして下さい。
また、あす発表される
新しい情報(ココ)にも注目して、
対策をとっていただければと思います。
何も起こらないことを願いつつ・・・
煙霧を洗い流したかな?
11年2月8日(火) 16:54
天気の話なノダ
昼を過ぎて県内にも雨雲がかかって
所々で雨が降りました。
お伝えしていたとおりではあったのですが、
ちょっと予想していたよりも
南から近づいてきた雨雲がしっかりとしていて、
しかも北よりのなったので
広い範囲で雨が降っています。
とくに強い雨は降っていませんが、
気象台からは、
また念を入れた情報(ここ)が出ました。
降灰の多い地域の方はご確認下さい。
午後3時半現在、県の雨量計によると、
都城市の御池で2ミリ、
高原町の蒲牟田(皇子原)で1ミリの
雨となっています。
一方で、
農作物にとって恵みの雨、
といえるほどの
雨量にもなっていません。
この雨がもたらしたのは・・・
空気中に漂って煙霧を引き起こしていた
微粒子をくっつけて
地面に落としてくれた可能性があります。
てことで、確認してみました。
画像欄をご覧下さいませ。
分かりにくいですが、
クリアファイルには
うす~~~い雨染みが出来ました。
この後で、ティッシュで拭き取ると
少しだけ黒い粉も付きました。
みなさんの車なども
汚れませんでしたでしょうか?
もし、汚れていたら、
空気自体は
少しキレイになったかもしれません。
あすは、一旦天気が回復します。
中国大陸の飛来物は気になるのですが、
朝の空を楽しみに見てみたいです。
天気は、春らしく短い周期で変わって
あさってには再び下り坂に向かいます。
あさっての下り坂から
金曜日にかけての雨(おそらく午前中まで)は、
先週の金曜日や今日とは比べものにならない、
本格的な雨になりそうなので、
降灰の多い地域への影響が心配です。
少ない雨でも、
土石流や泥流になる恐れが有るという
情報も出ていますので、かなり気になります。
しかも、雨のメインが
今の資料のままだと暗い時間に降るのも
心配です。
高原町や都城市の
川に近づかないようにする必要も
出てくるかもしれません。
今後の情報にご注意下さい。
なお、この雨の後、
今度はどっと寒気が流れ込んで来ます。
また寒さが戻る見込みです。
体調管理にも注意が必要です。
極端な少雨状況なのですが・・・
11年2月4日(金) 18:19
天気の話なノダ
梅は、まだかなぁ?
と思っていたら、
きょう、ラジオレポーターの
スク-ピーさん(ゆっこねぇ&チッキ-)が
好隣梅(こうりんばい:宮崎市青島自然休養村)から
レポートしていました。
う~ん、なんていいタイミング。
携帯で撮った写真をもらったので、
載せておきましょう。
はい、立春です♪
そういえば、民間気象会社さんから
桜の開花予想が続々と出されていますねぇ。
いろいろ大人の事情もあるので、
気になる方は検索してみて下さい^o^;
いつもの年通り、
3月の終わりから4月の上旬くらいが
お花見の時期になってきそうです。
その頃には、
山が鎮まって静まって、
落ち着いてお花見したいなぁ、と
心から思います。
きょうは午後4時現在、
爆発的な噴火は気象庁から発表されてきません。
ただ、時おり
モクモクと灰色の噴煙を噴き上げていて、
午前9時42分の噴火では
3000mまで噴煙が上がりました。
この噴煙は北西に流れて、
宮崎市よりは北の方に煙が流れたと思われますが、
朝から駐めていたノダチャリのサドルにも
パラパラと灰が残っていたので、
どうやら宮崎市内でも
うっすらと降灰があったようです。
週末は、高気圧に覆われてきます。
昼間はポカポカ陽気です。
こんな時で、大変な方も
一杯いらっしゃるなかで恐縮ではあるのですが、
野田は、こんな時でも、
宮崎に来てキャンプをしてくれている
大好きな人たちを応援してこようと思います。
上空の風の予想は
今夜は南西→北東方向ですが、
あす朝西よりに変わって、
あす日中は北西→南東、
あるいは北から南よりの風になりそうです。
日曜日は
また南西→北東方向
あるいは、西→東方向になってきますが、
この間に細かく変わる可能性もあります。
新しい降灰予報などをご確認ください。
なお、風向きによって
噴煙が流れる大まかな向きと地域は、
南西風(南西→北東)で、
小林・高原から西都児湯を中心とした地域で、
日向・延岡などでも可能性があり、
西風(西→東)では
高原から宮崎市を中心とした地域、
北西風(北西→南東)では
都城市から日南・串間を中心とした地域に
なってきます。
もちろん、本来はこの間に
西南西の風といったファジーな風向きもあるため、
一概に西風と予報があっても、
ブレの幅もあることをご了承の上、
参考にして下さい。
また、新たな降灰や噴石と共に、
今後、懸念されるのは
高原町や都城市など
特に灰が多く積もっている
地域(山中など)での
泥流や土石流の発生です。
今夜の予想雨量は多い所で20ミリと
気象台から発表されました(ココ)
土石流や泥流が発生する可能性もある、
と書いてあるのですが、
情報の中に、
「恐れ」という言葉、
そして「注意」という
語句が使われていないため
状況が状況なだけに
念には念を入れての情報発表かと思われます。
念には念を入れて、
川に近づかないなどしておいて下さい。
また、濡れた火山灰は滑りやすくなるようです。
足下にもお気をつけ下さい。
今回、雨の量が多くなくても、
これからは、いずれ雨量の多くなる時期が来ます。
今日発表された一ヶ月予報でも、
降水量は平年並みか平年より多い予想で、
天気が周期的に変わりそうです。
今後、いずれにしても
かなり気をつけないといけなくなると思います。
一方で、
今年に入っての雨は極端に少なくなっていて、
農作物に向かっては
雨が降って欲しい所も多いのですが・・・
困りました。
明日から春だが、梅はまだか?
11年2月3日(木) 17:42
天気の話なノダ
新燃岳は
相変わらず活発に噴煙を上げています。
宮崎市内でも降灰があって、
市内の中でも特に市街地の西側から北側で
降灰の量が多かったようです。
少しの風向きの違い、
たった数キロの差でも
だいぶ降る量が変わってきています。
火山灰は
上空の西から東に吹く風に乗って
宮崎市方面に飛んできましたが、
午後から地上付近は
沿岸部で海風(東からの風でやや南よりから)が吹いたため、
上空から落ちてきた灰は
この海風で流されたのが多いかもしれません。
灰の降り方については、
もっと細かくお伝え出来るように
頑張りたいと思います!
さて、暦の冬と春の季節を分ける節分。
朝は放射冷却で冷えたものの、
ぽかぽか陽気になりました。
所々で14度から15度前後まで上がって
3月上旬並みになっています。
と、気温は、春を迎えた所も出てきたのですが、
宮崎市、
今年はまだ梅の開花が発表されていません。
梅の開花が2月3日以降になるのは、
1984年の2月14日以来、
27年ぶりことです。
そう言えば、
この前もこの27年ぶりって書きましたね。
そう1984年も寒い1月だった年です。
ということは、この梅の開花の遅さは
1月の寒さが影響しているのでしょう。
こんな時だから、
明るい春の話題をお伝えしたいなぁと、
梅の開花発表を待っている野田でした。
あすの立春は天気が下り坂です。
夕方以降、
南部を中心に所々で雨の可能性もあります。
今回の雨は、降灰の多かった地域に
泥流などを発生させるほどの
まとまった雨ではない見込みです。
ただ、今後は、
ひと雨で降る雨の量も
徐々に増えてくる時期になってきます。
とくに降灰の多い地域では
注意報・警報の発表状況などに
敏感になる必要も出てきそうです。
なお、あすの上空は
南西から北東に吹く風の予想になっています。
小林・高原付近から西都・児湯地域、
さらに県北でも降灰があるかもしれません。
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