新燃岳再噴火!!降灰注意

ノダっち

11年1月26日(水) 18:04


新燃岳が活発な活動をしています。

気象庁が発表した情報によりますと、
けさ7時17分に火山性微動が発生し、
7時31分頃に小規模な噴火が発生したようです。
その後も小規模な噴火が続きましたが、
午後になって噴煙が大きくなり、
午後3時40分には
新燃岳の火口上1500mまで上がる
噴煙
が観測されました。
新燃岳の標高が1400m以上ありますので、
噴煙は海抜3000mまで上がったことになります。

上空の風が西向きになっているため、
この高さまで上がった噴煙は、
宮崎市上空にも達していて、
午後4時頃から南の空が曇ってきました。

午後4時35分に気象庁から発表された情報では、
警戒レベルはコレまでと同じのままです。

今後の新しい情報にご注意下さい。

また、九電の雷情報サイトを見ると、
霧島付近で落雷を観測していて、
火山雷(かざんらい)も 発生していると思われます。

視聴者の方からの情報によりますと、
硫黄の臭いがしたり、
噴火によって小さな噴石(火山れき)の
降っている所もあるようです。
また、火口の縁が見える場所では
噴火に混じって大きな噴石が飛ぶのも
見えたという情報もあります。

日南市でも硫黄臭や降灰があるようです。

この活動が今後どうなるのか、
注意深く推移を見守る必要があり
ます。

風下に当たる地域では、
(宮崎市や都城市、日南市、串間市など)
今後も灰が降ったり、
小さな噴石も落ちてくるかも
しれません。

見通しが悪くなる所もありますので、
車は慎重に運転して下さい。

また、霞が濃い場合には
火山灰を吸い込まないようにマスクをして出かけたり、
洗濯物を外に干すのを
見合わせる必要もありそうです。








110126_1

午前9時40分頃の
新燃岳
(気象庁HPより)










110126_2

午後4時20分頃の
新燃岳
(気象庁HPより)

噴煙の上がり方が
すごすぎます。
かなり活発です。










110126_3

衛星画像(可視)
(気象庁HPより)

○で囲った地域に
三角形に広がった
噴煙が写っています。










110126_4

午後4時過ぎの
宮崎市から南の空。

火山灰で曇りました。


投稿月