水平環と市町村注警報開始

ノダっち

10年5月27日(木) 17:35


薄い雲がかかりやすくなっていますが、
こんな日は、空を見てみましょう!
 
この日記のご覧の皆さんには、
すっかりおなじみになってきたかもしれませんね。
 
きょうも、薄い雲で太陽の周りにが出来ていました。
この前より短い時間だったので、
ご覧になった方は少ないかもしれないですね。
 
そして、よく見てみると、
暈からだいぶ離れた所の雲にも薄く色が付いていました。
 
そこからほぼ横の少し離れた位置にも出来ていましたし、
太陽とのなす角が40度以上あったので、
おそらく環水平アークの一部だと思います。
(または、水平環水平弧とも。)
 
光が淡くて写真には上手く写りませんでした^o^;
 
きょう見えた暈は、
内暈と言われていて、
太陽とのなす角が22度の位置に出来るのですが、
その外側46度の位置に外暈が出来ることもあります。
この外暈に対して接線状に現れるのが環水平アークです。
(腕を伸ばして手を広げた時の
 親指から小指の先までの角度がおよそ20度、
 なので、外暈は手のひら2枚分の角度に相当します。)
 
きょうは、これが途切れ途切れに見えたのだと思います。
  
ちなみに、環水平アークは、
太陽が高い所にあるときしか見えません

チャンスは、
おおむね4月下旬から梅雨明け頃までの昼間だけです。
 
最近色んな所に祈ってしまうのですが、
久しぶりに見えたこの光の現象にも、
やはり、口蹄疫の早い終息を祈った野田でした(ー人ー)
 
 
さて、きのうお知らせしたとおりに、
きょうの午後1時から、
市町村単位の警報・注意報に切り替わっています。
 
きのうのNextの天気コーナーでもお伝えしましたが、
MRTのテレビ・ラジオの放送では、
お伝え出来る時間に制限があるため
これまで通りの呼び方(南部平野部や西都・高鍋地区など)で
お伝えすることが多くなると思います。
 
その場合は、視聴者のみなさまに
実際にはどの市町村で警報が発表されているのかを
確認してもらう必要が出てきますが、
今のところ、気象庁のホームページが
最も情報量が多くなっています。
 
宮崎県の注意報警報ページ(気象庁)
 
このページにアクセスすると、
まず、地図が出てきます。
地図上で、黄色に塗られている所は、
なんらかの注意報が出ていて、
赤く塗られていれば、なんらかの警報が発表中です。
 
さらに、地図上の市町村をクリックすると、
そこに発表されている
詳しい警戒・注意事項を見ることが出来るようになっています。
 
また、左上にあるプルダウンメニューで
警報別に地図の色塗りを変えることも出来るようです。
 
将来的には、
MRTのデータ放送などでも
確認出来るようになると思います。
 
また、放送の中では
市町村毎にお伝え出来る場面は少ないかもしれませんが、
防災に役に立つように、
なるべくポイントを絞って

お伝え出来るように頑張ります!
 
なお、各市町村の注意報・警報の発表基準も、
気象庁のページにまとめられていますので、
興味のある方は、ご確認下さい。
 
 
最後に、各市町村をまとめた呼び方を書いておきます。 
 
 
延岡市、日向市、門川町 = 延岡・日向地区
 
西都市、高鍋町、新富町、
木城町、川南町、都農町 = 西都・高鍋地区
 
延岡・日向地区と西都・高鍋地区を
さらにまとめると、北部平野部

 
 
高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町 = 高千穂地区
 
西米良村、美郷町、
諸塚村、椎葉村 = 椎葉・美郷地区
 
高千穂地区と椎葉・美郷地区を
さらにまとめると、北部山沿い

 
 
宮崎市、国富町、綾町 = 宮崎地区
  
日南市、串間市 = 日南・串間地区
 
宮崎地区と日南・串間地区をまとめて南部平野部

 
 
小林市、えびの市、高原町 = 小林・えびの地区
 
都城市、三股町 = 都城地区
 
小林・えびの地区と都城地区をまとめて南部山沿い

 









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日暈

午後1時45分頃撮影











1005127_2


環水平アーク

写真でわかりにくかったので、
だいぶ色調補正をしてみました。
そのせいで、
地上の建物が真っ黒です^o^;

う~~~ん、でもわかりにくい?











100527_3


気象庁の注意報警報画面
(27日午後2時半現在)

こちらは、
すべての注警報を選択しているため
黄色く塗られている所は、
なんらかの注意報が出ています。

左上のプルダウンで
大雨を選んで見ると












100527_4


きょうは発表されていません。




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