なごり雪

ノダっち

10年3月10日(水) 17:00


宮崎で見る雪はこれが最後ね
 
と、きょうの雪を見ながら
別れの時を迎えた方もいるのでしょうか?
 
 
 
冬型の気圧配置が強まって、
各地でが降りました。
 
山沿いは、
標高の高い所を中心に積雪も観測されていて、
交通機関にも乱れが出ています。
 
一方、7日(日)から雪不足で営業が止まっていた
五ヶ瀬ハイランドスキー場には、
待望の雪となったのではないでしょうか。
 
きょうは、強い西風によって
山沿いで降る雪が平野部まで運ばれて来て、
宮崎市内でも雪がちらつきました。
こうして、頭上に雪雲が無くて
青空が広がっているのに雪が降る様子を
風花(かざはな)と言います。
 
キレイな日本語だと思いませんか?
 
山沿いでは3月にも毎年のように雪が降っていますが、
宮崎市内で、3月に雪が観測されたのは、
2001年以来、年ぶりのことです。
 
それほど、今回流れ込んだ寒気は強いもので、
真冬並でした。
 
寒気の影響で気温も上がっていなくて、
朝から横ばいか、
昼間の方が朝よりも気温の低くなった所もあります。
午後2時現在の気温は、
平野部で5度前後、山沿いで1度前後という低さでした。
 
また、冷たい風も強く吹いていて、
余計に寒く感じられたのではないでしょうか。
県内の広い範囲で
15~20m前後の最大瞬間風速も観測しています。
宮崎市内でも雪が舞ったのは、この強風の影響です。
 
 
春になって
冬の名残のように降る、
きょうは、まさに、なごり雪でした。
 
そんな名残の雪が降る様と
別れのシーンが重ねられた「なごり雪」の歌詞を
きょう改めて読んでみたのですが、
切ない詞ですねぇ・・・(。>_<。)
 
でも、読んでいて、ふと
 
なごり雪も降るときも知り
 
の主語って何なんだろうって・・・
ふと疑問がわいて来て、くすぶっている野田でした^o^;
 
・なごり雪を擬人化して、
 別れのタイミングを知って雪が降ってきた、
 (空気を読んで?)という説。
 
それとも、
その後に続く歌詞から掛かって、
 
・二人でふざけて楽しく過ごした季節の後でやってきた
 別れの季節が、
 なごり雪が降る時季であるということを
 「僕が」知った。
 
という説。。。
 
前者を支持される方の方が多いのですが、
野田はどちらかというと、後者ではないかと。
2番の歌詞から考えても・・・
 
みなさんはどちら派ですか?
それともどちらもかかっているのでしょうか?
 
 
 
ちなみに、
「名残」には、物事の終わり、という意味もあります。
 
おそらく、県内では
これが今年最後の雪になるでしょう。
 
あすには冬型の気圧配置が解消して、
穏やかに晴れてくる見込みです。
寒さも、週末にかけて弱まってきます。
 
ただ、あす朝は、
放射冷却で冷え込みが強まるため
きょう降った雪の凍結や、
霜の降りる所もありそうです。
 
あすの朝にかけては、
 
農作物の管理や車の運転などに、
 
十分にご注意下さい。

 









100310_1

午前9時半頃
MRTから鰐塚山方面の空。
青空が広がっていましたが、
この後、風花が舞ったようです。
 
鰐塚山の初冠雪があるかな?
と、注目していたのですが、
観測されませんでした。
今シーズンも
このまま無さそうです。











100310_2

午前9時頃の都城市での雪。
「わけもん」の政所さん撮影。

新タマDも、宮崎市内で
雪が降ってり!
と、興奮して
変換ミスしたメールをくれたり、

視聴者の皆様からも、
雪の情報をたくさんいただきました、
ありがとうございました!!











100310_3

午後2時現在の気温
(気象庁HPより)



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