ノダっち

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週末は厳しい寒気に”も”注意

ノダっち

11年1月28日(金) 17:38

天気の話なノダ,空を見るノダ

朝、窓を開けて温泉街に来た臭いがしました。
いわゆる、硫黄臭
きのう夕方のOAでお伝えしたとおり、
風向きが変わって
宮崎市にも火山灰が流れてきていたのです。
通勤時には、目が痛くなりましたし、
10分の間にコートにもうっすらと灰がつきました。
灰って言いますが、
火山灰は灰ではないですね、むしろです。

今後も
降灰が予想される地域では、
マスクの着用や
自転車に乗る時はゴーグルも
した方が
良いと思います。
花粉用のめがねや
水中めがねやスキー用などなど。

きょうは西から南西よりの風で、
噴煙は東から北東に流れたため
宮崎市から北の地域にも降灰がありました。

ただ、あすからは、
再び冬型の気圧配置で
上空1500m付近も北西風になります。

つまり、昨日までと同じ
都城周辺から日南・串間方面に
噴煙は主に流れそう
です。

きょうは弱い雨も降ってきました。
火山灰は水に浸されると固まってしまうそうです。
みなさん、大丈夫でしょうか?
まだ乾いていれば、明るい時に
溝の周りだけでも掃除などしておいて下さい。

なお、宮崎県庁のホームページに
各機関へリンクや資料などが置かれています。
こちらです。

さて、上でさらっと冬型になると書きました。
今月はひたすら冬型の日が多かったのですが、
今週末はまた上空の寒気が強烈にになります。

ちょっと上空の寒気の図を書く時間が無いので
言葉だけでの説明で申し訳ないですが、
県内上空1500m付近の寒気の予想は、
あす朝で-6度前後、
あす夜には-9度前後、
日曜日の朝は、県内全域が-9度以下、
北部の一部は-12度線がかかるかもしれません。
月曜日の朝も、-9度以下の状況が続きそうです。

平野部は晴れますが、
山沿いの標高の高い所を中心に
雪が降る可能性もあります。

前回非常に厳しい寒さになった
1月17日の日記
大晦日の寒さを記録した1月4日の日記
データと比べてみると、
今回もかなりの寒さになりそうなのが
予想出来るのではないでしょうか。

なお、来週の中頃には寒さが和らぎます。
そして、再来週は平年より気温が高くなる予想も・・・
寒暖の変化が出てきそうです。
 
 
 
最後に、きょうも書いておこう。
どうか

噴火が

早く

収まりますように

( _ 人 _ )










110128_1

朝、昨夜から駐めてあった
I福カメラマンの
自転車サドル。
砂がたまってます。









110128_2

MRTmicc駐車場屋上
火山灰がついて
白っぽくなっていました。








110128_3

午後1時前に
爆発的噴火があって
およそ1時間後の
宮崎市北西の空。
噴煙が流れていました。
このあと
宮崎市の北部などで
降灰が酷くなったようです。

自然の脅威

ノダっち

11年1月27日(木) 17:28

天気の話なノダ,空を見るノダ

新燃岳の噴火が止まりません。
午後3時現在、
ライブカメラを見ると
相変わらずモクモクと煙を出しています。
火山は、気象予報士の範疇ではないのですが、
降灰の予報などには大きく気象が関わりますし、
一応、大学ではそれなりに勉強もしましたし、
一般の方よりは
少しだけ知識を持っているかもしれませんので、
やはり防災に携わる者として
気が気ではない状態です。
新燃岳の噴火は、
きのう18時に、(この日記をアップした後で)
噴火警戒レベルがに 上がりました。

気象庁が作成している
新燃岳が噴火した場合の警戒レベルについて、
こちら(PDF)で公開されています。

付近にお住まいの方は、ぜひご確認下さい。

それによりますと、

”居住地域の近くまで重大な影響を及ぼす(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)噴火が生、あるいは発生すると予想される。”場合にレベルになるとされていて、

予想される現象として、
・火砕流が火口から概ね2km以内に到達する可能性

・火口から概ね2km以内に噴石飛散


となっており、

きのう気象庁が発表した警戒文でも、
「新燃岳から2km程度の範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな
噴石等に警戒
が必要です。
風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に注意が必要
です。
降雨時には泥流や土石流に注意が必要です。」

となっています。

火口から2キロ以内は立ち入り禁止になっていますが、
突発的に
それを超えて発生する火砕流や噴石が無いとは限りません。

むやみに
立ち入り禁止エリア付近に近づかないようにして下さい。
必要なければ、2キロより
十分距離をとっておいた方が無難ではないでしょうか。

また、降灰の予想
気象庁のHPでもこちらで発表されています。

ただ、残念ながら
予報対象時間帯が短くて、
発表頻度も少ないです。

野田が天気をお伝えする時間帯には、
新燃岳上空の風の予想をお伝えしますので、
噴煙が流れるであろう方角、
降灰があるかもしれない地域の参考にして下さい。

午後3時半前には、
一旦灰色の煙が少なくなって
このまま終わってくれ!と願ったのですが、
願いむなしく、
またしばらくして吹き上がりました。

15時41分、
今回、一連の噴火の中で、初めて
爆発的噴火として発表されています。

宮崎市内や延岡など
県内の広い範囲で、
窓がガタガタするなどの空振も感じられたようです。

空振は、噴火が起きた時に、
周りの空気を一気に動かすため、
その動かされた空気が
波となって伝わっていくものです。
その空気の振動が窓や建物を揺らします。

お風呂の中に手を付けると
周りに波が出来て広がっていくのと
同じようにイメージして下さい。
(厳密には違うかもしれないですが・・・)

とにかく、噴火については
油断せず、
しばらくは注意深く見守る必要がありそうです。

さて、火山にばかり
目を向けているわけにもいきません。

けさは県内の冷え込みも強まりました。

あすは気圧の谷の影響で午後から雲が増えて、
夜遅くから所々で雨や雪が降りそうです。
火山灰への影響も心配されます。

そして、土日には強い寒気の流れ込みです。
日曜日朝の上空1500m付近は、
-9度以下の寒気が流れ込む予想になりました。
再び厳しい寒さも襲ってきそうです。
どうか

噴火が

早く

収まりますように

( _ 人 _ )











110127_1

15時40分過ぎの
爆発的噴火が起きた直後の
新燃岳
(気象庁HPより)








110127_2

爆発的噴火が起きた後、
MRTからも
噴煙が立ち上がるのが
見えました。








110127_3

御池付近に降った噴石。
スタッフが拾ってきた物です。
大きさを比べるため
野田の指が写っています。
こんなの当たったらと思うと、
ゾッとします。

みなさん、
ホントに
十分にお気をつけ下さい









110127_4

けさの最低気温
(気象庁HPより)

新燃岳再噴火!!降灰注意

ノダっち

11年1月26日(水) 18:04

天気の話なノダ,空を見るノダ


新燃岳が活発な活動をしています。

気象庁が発表した情報によりますと、
けさ7時17分に火山性微動が発生し、
7時31分頃に小規模な噴火が発生したようです。
その後も小規模な噴火が続きましたが、
午後になって噴煙が大きくなり、
午後3時40分には
新燃岳の火口上1500mまで上がる
噴煙
が観測されました。
新燃岳の標高が1400m以上ありますので、
噴煙は海抜3000mまで上がったことになります。

上空の風が西向きになっているため、
この高さまで上がった噴煙は、
宮崎市上空にも達していて、
午後4時頃から南の空が曇ってきました。

午後4時35分に気象庁から発表された情報では、
警戒レベルはコレまでと同じのままです。

今後の新しい情報にご注意下さい。

また、九電の雷情報サイトを見ると、
霧島付近で落雷を観測していて、
火山雷(かざんらい)も 発生していると思われます。

視聴者の方からの情報によりますと、
硫黄の臭いがしたり、
噴火によって小さな噴石(火山れき)の
降っている所もあるようです。
また、火口の縁が見える場所では
噴火に混じって大きな噴石が飛ぶのも
見えたという情報もあります。

日南市でも硫黄臭や降灰があるようです。

この活動が今後どうなるのか、
注意深く推移を見守る必要があり
ます。

風下に当たる地域では、
(宮崎市や都城市、日南市、串間市など)
今後も灰が降ったり、
小さな噴石も落ちてくるかも
しれません。

見通しが悪くなる所もありますので、
車は慎重に運転して下さい。

また、霞が濃い場合には
火山灰を吸い込まないようにマスクをして出かけたり、
洗濯物を外に干すのを
見合わせる必要もありそうです。








110126_1

午前9時40分頃の
新燃岳
(気象庁HPより)










110126_2

午後4時20分頃の
新燃岳
(気象庁HPより)

噴煙の上がり方が
すごすぎます。
かなり活発です。










110126_3

衛星画像(可視)
(気象庁HPより)

○で囲った地域に
三角形に広がった
噴煙が写っています。










110126_4

午後4時過ぎの
宮崎市から南の空。

火山灰で曇りました。


ポールン6号参上!

ノダっち

11年1月25日(火) 18:02

天気の話なノダ,季節を感じるノダ



空気がカラッヵラです。
今月は、連日、乾燥注意報も発表されています。
途中で何時間か途切れたことはありますが、
毎日、どこかの時間にでているようです。

宮崎市の一日の最小湿度は
5日と14日に51%まで上がった他は、
50%を下回る日が続いています。

もともと一年でも一番乾燥する月ですが、
今月に入ってきのうまでの平均湿度は57%しかなく、
現在の所、1995年以来
16年ぶりの低さになっています。

これだけ雨がほとんど降っていないのだから、
当たり前と言えば当たり前でしょうか。

あすも冬型の気圧配置で
空気の乾燥しやすい天気は続きます。

火の元の確認、
ウィルス対策など、確実に
行いましょう。

その分、洗濯物はよく乾きそうです。

ただ、ライブカメラで見ると
新燃岳が今日も灰色の煙を噴いていました。
気象台によりますと、噴火はしていないそうです。
ただ、灰色と言うことは、
火山灰を含んでいる可能性が有るため、
風下では洗濯物を干す時に
景色が霞んでいるなどしたら、
気をつけた方が良いかも
しれません。

上空1500m付近の風は、
北西からやや北北西よ りとなりそう
なので、
都城付近は風下になると思われます。

さて、きょうは3ヶ月予報が発表されました。
気温の予想が
低い30%、平年並み40%、高い30%と
ハッキリとした傾向が出ていませんので、
深くは触れません。
ただ、これは今月までの傾向とは違ってきていて、
来月は寒さが緩む日が出てくると解釈できます。
つまり、寒暖の変化も大きくなってきそうです。

週間予報でも、
土曜日と日曜日に強い寒気が流れ込みますが、
2月1日には
上空の寒気が平年並みまで弱まる予想になりました。

えらいこと続いた寒さも
一旦の終息が見えてきた気がします。

ただ、これから暖かくなると
気をつけたいのは花粉です。

今年は去年より多くなる予想が出ています。

MRTでは、
今年もウェザーニューズ花粉プロジェクトに参加して、
ポールンロボを本日設 置しました。

またポールンがちゃんと働きはじめて、
専用ページなどが出来ましたらお知らせしますので、
ぜひご確認ください。








110125_1

ポールン君は、
今年も
MRTの鉄塔の下で
目を光らせてます。










110125_2

ポールンくんの
本体です。



ロケット雲

ノダっち

11年1月24日(月) 16:52

天気の話なノダ,空を見るノダ


土曜日、
H2-Bロケットの打ち上げは
宮崎県内からも
とてもキレイに見えましたね。
 
青い空に
白い煙を吐きながら
宇宙へ上がっていく姿は力強く、
勇気と元気をもらった気がします。
 
こんな光景が見えるのは、
日本の中でもホントに限られた地域です。
宮崎は恵まれています。
今回見逃した方、
ぜひ次回はチャレンジしてみて下さい。
 
JAXAから発表がありましたら、
またお知らせすることにします。
 
 
日曜日には午後から不安定になって
弱い雨の降った所もありました。
 
それでも
火山灰を洗い流すほどでは無かったでしょうし、
平野部を中心とした雨の少ない状況を
解消するには至っていません。
 
雪が多い鞍岡やえびの高原を除いて、
今月はほとんどの所でまだ降水量が一桁ですが、
とくに延岡日向など
北部平野部では0ミリになっています。
週間予報を見ても、
まとまった雨の可能性は低く、
このまま、今月は0ミリで終わるかもしれません。
 
気温が低くて、空気が乾燥した状態は、
インフルエンザウィルスが
空気中で生存しやすい環境
です。
つまり、インフルエンザが流行しやすい環境
整ってしまっています。
鳥インフルエンザのウィルスも同じ条件で
広がりやすいのかどうかの知識は私にはありませんが、
そんな中で、
鳥インフルエンザの被害が発生してしまいました。
関係の皆様がすごい努力をされていると思います。
一刻も早い終息を願うばかりです。
 
この先も、来月初めまでは
低温で乾燥しやすい気圧配置が続き
ます。
今一度、手洗いうがいの徹底や、
マスクなどをして喉の粘膜を保護したり、
予防を徹底
しましょう。
 
 
きょうも再び冬型の気圧配置で晴れていて、
空気も乾燥しています。
西風も強まっていて、
上空の寒気も強まってきました。
 
あす朝は冷え込みが強まりそうです。
 
さらに、今度の週末は、
上空1500m付近で-9度前後の
強い寒気が流れ込む予想が出てきました。
今年強かった寒気との比較は、
ココココ
比べてみて下さい。
下層の寒気としては、大晦日レベルの予想です。
 









110124_1


太平洋上空を上昇中の
H2-Bロケット

本体は見えませんが・・・
この煙の先っぽに
あるはずです^o^

なお、昼間の撮影で
白っぽく写ったので、
以下の2枚とも
若干の画像補整をしています。












110124_2


ロケットが残した
航跡雲












110124_3


航跡雲の下部。
ロケット打ち上げ時に出来る、
独特の形になります。

水平に飛んで出来る
飛行機雲とは違って
上昇中に出来た雲なので、
垂直方向の
風の様子を知ることが出来ます。

残念ながら
この付近を上昇中の
撮影に失敗したので、
また次回にチャレンジです。

でも、やっぱり
薄明の時間帯か
夜間の方がキレイですねぇ。












110124_4


ポニーテールとシュシュの
解答です。

アッパレの
新川レポーター。

皆さん、正解しましたか?




 

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