宮崎市内でも雪がちらつく

ノダっち

23年1月24日(火) 17:12

午後1時半現在、
ぐんぐん気温が下がってきています。

五ヶ瀬町鞍岡は、

すでにー6.1度です!!
 
午前中の内から
山沿いでは雪が降った所もあるようで、
とくに五ヶ瀬町内など
午前から積もり始めたという
SNSでの投稿も見ました。
 
えびの高原も、
午前から雪が積もってきているのが
お天気カメラで確認できています。
 
午前9時の1500m付近上空の
寒気の観測結果を見ると、
昨日の予想よりも
やや高めの気温になっていて、
少し寒気の南下が
送れたかもしれませんが、
逆の3000m上空付近の寒気は
昨日の予想よりも強めでした。
 
誤差の範囲だったでしょう。
 
アメダスの地上の観測でも、
今回の寒気の強さが分かる数字が
表示されてきています!
 
また、風が強まっていて、
宮崎や西都で24m台の
最大瞬間風速も観測しました。
 
この強い風によって
宮崎市内にも
一時的に雪雲が流れ込んでいます。
 
さらに、宮崎市内でも
昼過ぎに雪がちらつきました。
きのうのOAで、
降る可能性があるとお伝えした通り、
強い風によってちぎれた雲が
流れ込んできて
少し降らせたようです。
 
寒気は、今夜にかけて
さらに強まる見込みで、
今夜からあす明け方くらいが
最も強い状態になりそうです。
 
あす午前にかけては、
くれぐれも、
水道管の凍結にご注意ください。
 
また、きょう雪が降った所を中心に
路面凍結による
スリップ事故の発生に注意が必要です。
 
いつも湿っているような場所は
平野部でも注意しましょう。
トンネルの出口や橋の上などは
特に慎重な運転をお勧めします。
 
一方、あす、
寒気が弱まり始める予想ですので、
雪雲の流れ込みは落ち着きそうです。
 
あすは、夜にかけて
九州付近の冬型は足早に緩んで
高気圧に覆われてきますので、
山沿いも含めて
広い範囲で晴れてくるでしょう。
 
あすの昼間は、
風の影響や雲の影響が小さくなって
日差しが多くなる見込みですが、
朝の立ち上がりに気温が低いため、
昼間に寒気が弱まって
日差しで地面が温められても
各地ともかなり低い気温で経過します。
 
そのまま、放射冷却が効いてきますので、
あさっての朝も、
冷え込みが強いでしょう。
 
あす朝よりも
冷える所もあるかもしれません。
 
あすの夜からあさっての朝も、
水道管や路面凍結には
引き続きの注意が必要になるでしょう。
 
また、今夜、明日ともに、
ヒートショックなど
高齢の方や高血圧の方など
体調管理もお願いします。
 
入浴前に
脱衣所や浴室を温めておきましょう。
 
声掛けもお願いします。
 
 
あさっての日中には、
南部を中心に
寒さが緩んできそうです。
 
といっても、平年並み程度です。
 
この寒気の緩みで
あさっての午後は下り坂になり、
金曜日は、所々で雨が降って
北部や標高が高い所は
雪が降る可能性があります。
 
早ければあさっての夜くらいにも
降り出しそうな資料もあり、
あす以降、確認していきましょう。
 
また、その後、再び
寒気が強まってきそうです。
 
今回ほどではないですが、
一冬に、1回か2回かというくらいの
強い寒気になります。
 
日曜日に冬型が緩むタイミングで
西からの風が予想され、
東シナ海の雲が
流れ込みそうな資料があるため、
この週末の雪の予想についても
あす以降、また確認しましょう。


なお、きょう発表された
3か月予報によりますと、
2月の気温は、ほぼ平年並みですが、
やや低温寄りになっていて、
寒の戻りなどの気配に
注目していきます。
 
3月もほぼ平年並みの予想なので
桜の開花は、以前の予想通り
それほど遅れないでしょう。
ただ、傾向も弱いので
低温側か高温側か
どちらに変化してくるかには
注意しておきたいと思います。
 
 
まずは、とりあえず、
今回の寒気を乗り切りましょう。
 
せっかくなので、
今夜、屋外に水を張った
バケツやトレーなどを出して
氷を作ってみるというのも、
やってみたいと思っているノダでした。
230124_1
13時と16時20分の気温
(気象庁HPより
ノダ加工)

ガンガン
下がってきています
230124_2
きょう午後3時の
衛星可視画像
(Weather Modelsから
商用利用の同意を得て転載)

大陸や
朝鮮半島から
隙間がほとんどなく
筋状の雲が出ています。

この距離が短い時ほど
寒気が強いことを
示します
230124_3
宮崎市内でも
雪がちらついたときに
黒い上着につけて
撮ってみました
230124_4
朝のえびの高原の
お天気カメラの様子

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