台風の季節

ノダっち

09年10月5日(月) 15:07


本日2つめの日記です。
秋を満喫な内容とは、全く方向性が違うので、
別の日記にしました。
なお、1本目の続きは、また明日にでも♪


こちらは、台風の話です。

台風18号がフィリピンの東の海上を西よりに進んでいます。
5日正午現在で、中心気圧が910hPa
猛烈な台風に発達してきました。
衛星画像でも
発達した証拠をしめすパッチリとした目が見えます。

県内の海上にもうねりが入り始めていて、
波が高くなってきました。
今後、台風の北上に伴ってさらに高くなりそうです。

台風18号は太平洋高気圧の南のふちにそって進んでいて、
今後も太平洋高気圧にそって北上する予想になっています。

気象庁の台風予想の中心線(※参考 こちら。)をみると、
北緯25度を超えて
あさっての日中になると北東に向きを変える予想です。
このような予想になっているのは、次の様な理由です。

今日は、秋雨前線が九州の南に伸びているため、
太平洋高気圧は九州まで張り出して来ていません。
(秋雨前線は、夏の太平洋高気圧と
 大陸から移動してくる高気圧の境目に出来ているため、
 太平洋高気圧は秋雨前線より南にあります。)


また、台風が北緯25度付近まで北上してくる予想になっている
あさって朝のジェット気流(偏西風の強風軸)の予想をみると、
九州から本州に沿って東北東に流れる見込みです。
(右の衛星画像にオレンジの線で書き込んでおきました。)

太平洋高気圧の状態と偏西風の予想から判断すると、
台風18号は、九州の南まで北上してくると、
上空の偏西風に乗って北東に向きを変える、と予想できます。


もちろん、予想に反して太平洋高気圧が強まったりすると
台風が大回りをして九州に近づくことも否定出来ません。
ただ、可能性を考えだすとキリがないのが予想です^o^;

また、現在の予想の中心付近を進んだ場合でも、
県内は風速15m以上の強風域に入る可能性があります。

念のため、今後も最新の情報を確認するようにして下さい。
(台風情報※参考 こちら。

一方、17号は相変わらず複雑な動きをしそうですが、
どちらかというと西に進む可能性が高くなってきているようです。











091005_5.jpg

10月5日正午の衛星画像
(気象庁HPより)
 青い点線は今日午前9時の秋雨前線
 オレンジの線は
7日午前9時のジェット気流の予想


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