日食を撮ってみよう!

ノダっち

09年7月15日(水) 17:26

楽しみな日食まで、

いよいよあと一週間になりました。
そこで、きょうは日食を撮影してみよう!!
って、ことで太陽撮影を試みてみました。

まずは、ギラギラ太陽を
デジカメのオートモードでそのまま撮影してみます。
一番上の写真です。
いかにも太陽!ですが、
これでは太陽そのものの形はわかりません。
日食になって太陽が欠け始めても、
おそらく欠けたことはうまく写らないでしょう。

そこで、
レンズの前に日食メガネをぴったりとくっつけてみました。
今度は、うまく減光出来て、
なんとか太陽の形がわかります。
ただし、フルオートのコンパクトデジカメだと、
世の中が暗いと判断して明るく写そうとするため、
太陽本体が明るく写り過ぎてしまいました。
さらに、シャッター速度が1/8秒と遅くて
手ぶれも起きてしまっています。

また、カメラがピント合わせに迷って
ちょっと輪郭がふやけていました。

そこで、設定をさわって、
感度を低く固定して、
シャッタースピードを1/125秒
より
遅くならないように設定して撮ったのが
上から3つ目の写真です。
これは、ほぼ目で見たのと同じくらいに撮れています。

マニュアルでシャッター速度を変えられるデジカメをお持ちの方は、
このくらいシャッター速度に設定すれば
日食グラスを使ってきれいに撮れそうです。
ただ、日食が進んで太陽が細くなってきたら、
もっとシャッター速度が必要になるかも
しれません。
これは、当日にならないと試せないので、
そのことを頭の片隅においておきましょう。
また、日食グラスの種類によっても条件が変わると思います。
当日より前に試しておいた方が良さそうです。

なお、シャッタースピードを変えられないカメラの場合は、
フラッシュを強制発光にしてやるという裏技があります。
フラッシュを強制発光にすると、
シャッター速度を1/60秒くらいに早くしてやることができるのです。
この裏技と感度の設定や露出補正をマイナス2くらいにすれば、
オートよりはきれいに太陽の形が見えてきます。
ただ、フラッシュの光が
日食グラスとレンズの間に入らないように注意してください。

また、輪郭がふやけるのを防ぐため
AFモード(どこでオートフォーカスするか)を
中央の一点集中にしてやり、
太陽をぴったし真ん中に入れてフォーカスを合わせて
シャッターを押しました。
マニュアル設定で、
フォーカスを無限大に固定出来るカメラだともっと楽です。

いずれにしても、日食を撮影するには
日食グラスか専用の強いフィルターが必要になると思います。
また、撮影する際には、
直接太陽の光が目に入らないように
十分に注意して下さい!!



と、太陽撮影を頑張ってたら、、、
にわかに太陽が雲に隠されて、
雨の匂いがしてきたと思ったら、
サーーーーっと雨が降ってきました。

午後は予想以上に大気の状態が不安定になっています。
太平洋高気圧がちょっと弱まってきたようです。

そして、どうやら日食の頃も、高気圧が弱そうなんです( - - ;

晴れ間もあるものの、
場所によってはにわか雨があったりという、
不安定な天気になる可能性が出てきました。
今後の予報に注目です。









090715_1.jpg

オートでそのまま撮影


090715_2.jpg

日食グラスとレンズにくっつけて
 オートで撮影


090715_3.jpg

シャッター速度:1/125秒で、
 800万画素の光学約4倍ズームで撮影して
 600*400にトリミング

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