ノダっち

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暑さはまだ序の口です

ノダっち

10年7月21日(水) 17:01

天気の話なノダ


夏空が広がって、
きょうも厳しい暑さになっています。
  
甲子園予選も熱戦が続いていて
延長での熱戦など、胸も熱くなりました。
  
全国的にも、
猛暑のニュースが連日放送されています。
きょうも関東地方では38度を超えた所があるようです。
熱が出た状態・・・空気が温めのお湯の温度ですから、
危険な暑さと言えると思います。
  
では、宮崎の暑さは?といいますと、
きょうも30度を少し超えた位でした。
ほぼ平年並みとなっています。
全国のニュースで騒がれているほどの
猛暑にはなっていないのです。
  
また、野田のメモでは、ここ3年ほど
猛暑日(35度以上の日)が7月上旬までには出ているのですが、
今年は、まだ県内で35度以上の気温も出ていません。
  
これは、きょうも
湿った空気の影響でにわか雨が所々で起きているように、
本格的に太平洋高気圧に覆われていないということなのでしょう。
  
ここ数日のように東から風が吹く場合は、
県内の山沿いで気温が上がりやすくなりますが、
湿った空気が山沿いで雲を作っているため
日射しが弱まったり、
にわか雨が天然の打ち水のようになって、
気温の上昇を抑えている
のだと思います。
  
ちなみに、平野部で夏に気温が上がる時は
海からの風(東風)が吹かない形になった時です。
通常、夏は南西から風が吹く気圧配置でも
昼間には海風に変わるため
平野部よりも山沿いの方が気温が高くなりますが、
南西の風が強いと海風に変わらない時があって、
この時に平野部で猛暑日が出ます。
  
県内の暑さは、まだまだ序の口です。
  
ただ、この先も晴れて、
この時期らしい暑さが予想されています。
にわか雨が起きにくい状態になれば、
すぐに危険な気温になる可能性もありますし、
平年並みの暑さでも、
熱中症に注意が必要なことに変わりはありません。
現在、湿度も高めなので、室内でも気をつけて下さい。
  
  









100721_1


きょう午後3時までの最高気温
(気象庁HPより)












100721_2


きょう午後3時までの
最高気温の全国ランキング
(気象庁HPより)












100721_3


昼頃の西の空。
東の海側は青空だったのですが、
西の山側には
黒い雲もたくさんありました。





  

13年ぶりに最後の梅雨明けか!?

ノダっち

10年7月20日(火) 16:40

天気の話なノダ



明けましてオメデトウゴザイマス!

って、挨拶、野田はねんに3回してます^o^/
お正月と、キャンプインの2月1日と、
そして梅雨明けが発表された日!

きょうは午前中の雨の所が格段に少なくなり
あすも晴れる予報で、
ようやく鹿児島地方気象台から
「梅雨明けしたとみられる」と発表がありました。

きのうのNextで解説したとおり、
湿った空気の流れ込みが西にずれたため、
大気が安定してきたのでしょう。

今年は、九州南部に関しては
数日ほど季節の移り変わりの期間があったようです。

今年の梅雨明け発表は
17日に九州北部、中国、四国、近畿、東海、関東、北陸、
18日に東北の北部と南部と来ていたので、
九州南部が全国の最後でした。

もちろん、珍しいパターンで、
これまでは、1951年以降の統計で、
九州南部の梅雨明けが最後になったのは、
1997年の一度だけ
です。

97年も九州南部は7月20日の梅雨明けでした。

この発表のまま確定されれば、
13年ぶり2度目と言うことになります。
(梅雨の期間については、毎年、夏の終わりに
 気象庁で再検討されて確定します。)

また、東北地方より
九州南部の梅雨明けが遅くなったのは、
1997年の他に1969年もありました。
(2行空け)

きょうは土用に入り、
今週金曜日が二十四節気の大暑です。
これから一年で一番暑い時期になってきます。

きょうもここ数日と同じく夏らしく暑くなっていますが、
県内で最も気温が上がったのは、
えびの市加久藤で32度5分でした。

夏の宮崎の暑さの本番はこんなものじゃないですよね。
まだまだ暑さはこれからだと思います。
熱中症に気をつけつつ、
少しずつ体を暑さに慣らして、
しっかりと栄養と睡眠をとって、
夏バテしないように気をつけましょう!









100720

梅雨明け記念の一枚。

青空が濃くて、
白いモコモコ雲との
コントラストが、
いかにも夏です。


100720

こちらは
きのう載せるのを忘れてた
17日土曜日の写真。

国道220号(青島バイパス)にある
青島パーキングの展望台からの
入道雲。

橘ホテルが解体されて、
青島方面の眺めも、
すごくスッキリしました。

梅雨明けは発表されていませんが・・・

ノダっち

10年7月19日(月) 16:51

天気の話なノダ


梅雨明けの発表が遅れています。
きょうも、発表されませんでした。
  
ただ、梅雨前線が消えた時点で、
野田の中では真夏モードに突入したので、
土曜日から海に繰り出しました。
日南方面の海は、たまに通り雨があったくらいで
完全に夏空でした!
  
ちなみに、
九州南部の梅雨明けを発表する
鹿児島地方気象台に聞いてみたところ、
  
現在、まだ太平洋高気圧の弱い部分にあるということ、
それにより雨の降っている所があるため発表していない、

  
ということでした。
梅雨前線の影響はなくなっても、関係ないのです。
  
でも、ここ数日の 晴れたり急に雨が降ったりと、
変わりやすい天気は、
例年でも梅雨明け発表後にもよくあることです。
  
なので、その例年の梅雨明け後の天気の違いと、
この先、どうなったら梅雨明けになるの?
と、聞いてみましたが、
その時に判断する・・・ということで
明確な答えは得られませんでした。
  
気象台が発表する梅雨明けの情報は重要です。
それを元に、一気に客足が伸びる業界などもあると
聞いたこともあります。
  
3連休を前に、梅雨前線の影響が無くなり
夏特有の天気になった時点で、
梅雨明けを発表しておいてもらえると、
良い効果があったのではないかな・・・と少し残念です。
とくに、今の宮崎では
そういった元気になれる情報が適切なタイミングで
発表されたら良かったのにな、と思わずにいられません。
  
しかし、もちろん、
雨の降りやすい状況の所もありますし、
激しい雨の恐れもあったわけで、
そのために防災意識を促すという効果も、
「梅雨」という期間にはあると思いますので、
現在、梅雨明けが発表されていないことが
適切ではない、とも言い切れないと思います。
  
梅雨明けが発表される時には、
きっともっともっと夏らしい空が広がるのでしょう。
楽しみに待ちたいですね!
(夏が苦手な方には、楽しみではないでしょうか?^o^;)
  
 
 








100719_1


土曜日の富土海水浴場。

遠くに入道雲があって、
ホントにいかにも夏!という空でした。

ただ、梅雨明け発表前だからでしょうか?
お客さんは少なかったです。













100719_2


日曜日の栄松ビーチ。

こちらは、シュノーケルで
熱帯魚が見えるのが魅力なのですが、
残念ながら、
大雨の影響もあってか
水の透明度が悪かったのが残念でした。





気圧配置は梅雨明けモード、でも・・・

ノダっち

10年7月16日(金) 17:56

天気の話なノダ


結論から書くと、
きょうは梅雨明けが発表されていません。
 
きのうからお伝えしている通り、
気圧配置は梅雨明けです。
宮崎市内も、夏らしい空が広がりました。
 
高校野球も無事開幕して、
初日から引き分け再試合など、
まさに夏本番を思わせる空の下で
熱い戦いが繰り広げられたようです。
 
ただ、所どころで雷雨が起きています。
上空に冷たい空気があるので
きっかけがあると上昇気流が起きて雨雲が発達しやすい状況で
しかも、雨雲の元になる
湿った空気もたっぷりとあるためです。
 
それに加えて、
やはり週明けにかけて
南東から雨雲の素になる湿った空気が流れ込む予想で、
週間予報に雨マークも登場しています。
 
このため、きょうの梅雨明け発表は見送りとなりました。
 
ただ、この連休についている雨マークは、
これまでのぐずぐず梅雨の雨とは違い、
スコールのように降る雨になると思います。
ウェザーニューズの予報を見ると、
晴れ間が出るところもある予想です。
 
連休中は、
晴れて夏本番を思わせる空が広がっていても
傘など雨具を準備して出かけるようにしたほうがいいでしょう。

もしくは、
雨宿りをする時間的な余裕をとっておくといいかもしれません。
 
なお、この雨は、
右に載せた衛星画像にある
上空の寒気に伴う雲が西に進むのに伴って
県内に湿った空気が流れ込むため、
雨雲が発達する可能性もあります。
 
その場合は、局地的にザーーっと雨が強まりますので、
中小の河川が急に増水するという事態もあるかもしれません。
河川でのレジャーをする時も、
空模様の変化に注意が必要です。
無理せず、早めの非難も心がけてください。
 
また、その他の屋外でのレジャーでも
黒い雲が近づいてきたら
落雷や突風などに気を配る必要が出てきそうです。
 
週末も、
 
最新の気象情報を確認するように
 
お願いします!











100716_1


午後2時ごろのMRTから南の空。













100716_2


MRTから東の空。

太平洋高気圧がある方向は、
空の色がです!
この空の色を見て
思わずわくわくしました。












100716_3


きょう午後4時半の衛星画像
(気象庁HPより)

画像の中に書き込んだ
上空の寒気に伴う雲とは、
専門的には、
以前にも書いたことがある
寒冷低気圧による雲です。

太平洋高気圧の南側の東風によって
西に移動しています。




 
 
 

あと少し!

ノダっち

10年7月15日(木) 17:04

天気の話なノダ


暑いですね!
予想以上に青空が広がって、
熱い日射しも降り注いでいます。
 
ただ、湿った空気が流れ込んでいるところに
日射しで気温が上がって
大気の状態が不安定になったため
局地的に雨雲が発達しました。
 
この陸上で発生した雨雲とは別に、
昨日までと明らかに違う傾向
レーダーで見えたので、
右に載せておきます。
 
右を見てから、ここに戻ってきて下さい^o^;
 
予想されていたほどの雨雲がかからなかったことと
この雲の様子とも関係しているのでしょう。
 
県内も午後3時頃から所々に雨雲がわき上がっていますが、
これは昨日までの雨のパターンとは明らかに違います。
 
気圧配置的な状況が変わってきたのだというのが
野田の推測です。
太平洋高気圧の縁に差し掛かってきたのでしょう。
午前9時の高層天気図でも、
上空5880mの太平洋高気圧の目安が
九州南部にかかってきました。
 
なお、こういう太平洋高気圧の周辺部では、
急激に発達する雨雲には十分に注意が必要です。

 
あすには、もっと太平洋高気圧が強まって、
九州付近では梅雨前線が不明瞭になる予想です。
 
あとはもう、気象台の担当者が
どこで見切りを付けて「梅雨が明けたとみられる」と発表するか、
という段階になってきました。
 
「見切り」と書いたのは、
湿った空気の影響がまだあすも残りそうなのです。
さらに、上空に寒気もあるため
大気の状態が不安定になりやすい状況で、
雨雲が局地的に発達する恐れがあります。
それに、週末以降も
県内は南東からの湿った空気の流入を受けて
不安定な天気になる可能性
も出てきました。
 
この不安要素は、
どれも梅雨をもたらす梅雨前線の影響ではないですし、
夏と言えば夕立の季節なので、
私、個人的には梅雨明けでいいと思います。
 
ただ、災害の危険性や
梅雨明けと発表されたら
スカッと晴れて欲しいなどの意見もあるでしょうね。
 
それらの様々な要素をどう判断をされるか、
気象台の発表を楽しみに待ちたいと思います。
 
気象台が梅雨明けを発表しなくても、
あす以降は、だんだんと
梅雨明けを思わせる夏らしい空になってきそうです。
夏らしい空でも油断は出来ないと、
頭の中に置いておいて下さい。

 
 








100715_1


気象レーダー(気象庁HPより)

ピンクの○で囲った雨雲は
東シナ海から
次第に北東に進んできたもので、
昨日までだと、
これが陸上に流れ込んで
強い雨を降らせていました。

ところが今日は、
流れ込んだ雨雲が弱まったのです。
しかも、ついには
レーダー上から無くなりました。

ただ、
湿った空気が流れ込んでいるのは確かで
大気の状態も不安定なので、
県内では
局地的に雨雲が発達してきています。












100715_2


午後2時頃のMRTから北の空。

もくもく雲がたくさんで
夏を思わせる空でした。
このもくもく雲が上に成長すると
入道雲=雷雲になります。

この後、
県北では雨雲が発達しました。












100715_3


きょう午前9時の高層天気図

オレンジのラインが
太平洋高気圧の目安。
青い部分は、
上空の寒気です。




 

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