ノダっち

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小暑の七夕、雨も少々

ノダっち

09年7月7日(火) 16:20

天気の話なノダ,夜空を見上げるノダ








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午前11時ごろ宮崎市から西の空


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午後3時ごろの宮崎市から北西の空

七夕になると、
今夜は星が見えますか?
天の川は見えるでしょうか?
と、よく聞かれます。

せっかくみなさんに空に興味を持ってもらえる日なので、
ぜひ晴れて夜空を見上げてみて欲しいのですが、
通常、この時期は梅雨末期です。
なので、
普通だと見えないことも多くなってしまいます。

今夜は、どうでしょう?

雲の合間から星が見えることはありそうですし、
地域によってはよく晴れる時間もある見込みです。

ただ、雲が星座を隠しがちになるので、
夜空を見慣れていない方の場合は、
彦星のアルタイルや織女のベガを特定するのが
厳しいかもしれません。

また、たとえ晴れ渡っても
満月なので空が明るくて
天の川を見るのは難しそうです。
たぶん、無理じゃないでしょうか。

雲の合間の晴れ間では、
夜空を見慣れていない方にとって
彦星のアルタイルや織女のベガを特定するのも
厳しいかもしれないですね。

そこで、七夕の夜空を楽しむのにお勧めなのが、
伝統的な七夕です。
きょうは新暦の七夕ですが、
伝統的な七夕は、国立天文台が
独自に旧歴に近い日を計算して発表しているもので、
今年は8月26日になります。
伝統的な七夕の日は毎年上弦の月で、
夜遅くには月が沈んで星空も見やすくなります。
ただ、年によっては、
秋雨の季節に入るのが難点です・・・・

さて、きょうは小暑でもあります。
暑さが本格的になることという二十四節季の一つです。

空は太平洋高気圧の周辺部になっているため
梅雨明けした夏の空。
蒸し暑さも夏です。
暑い暑いといいながら、野田の好きな季節でもあります♪
今日みたいにモコモコした雲があると
自分の意識とは別のところで、ワクワクしてきます♪

ただ、このモコモコ雲は午後にやや発達して、
所々で通り雨を降らせました。

今夜にかけても所々でにわか雨の可能性があります。

この雨は、一年に一度の再会から別れを惜しむ
牽牛と織女からこぼれた涙でしょうか??

七夕の雨は、
催涙雨(又は酒涙雨・読み方はいずれもサイルイウ
という言葉もあるんですよ。

永久保存版アッパレ!

ノダっち

09年7月6日(月) 16:03

天気の話なノダ,野種田(ノダネタ)








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オンエア&スタンバイ風景


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オンエア終了後、記念に撮って頂きました♪


090706_3

霧に霞む大淀川鉄橋
午前6時15分頃撮影
対岸が見えないくらいの濃い霧でした

きょうのアッパレ宮崎、ご覧になりましたか!?
いきなり明石家さんまさんが出演されていて、
ビックリされた方も多いのではないでしょうか!?

さんまさんの他にも、
村上ショージさん松尾伴内さん
それに雨上がり決死隊のお二人がスタジオに入り、
野田が行った中継先のサンメッセ日南には
中川家のお二人山田花子さんという、
超豪華なスペシャル版アッパレだったのです。
いや、まさにアッパレなメンバ-でした。

みなさんは、痛快!明石家電視台という番組の
収録も兼ねて来られていました。
秋頃にオンエアされるようです。
こちらも、ぜひ見てみたいですね。

野田は、実はきのうからやや緊張気味で、
夜もなかなか寝付けなかったり^o^;

もっとこうして絡めば良かったとか、
後から色々反省してますが・・・( ^ ^ ;

でも、かなり楽しませていただき、
そして良い経験になりました♪
きょうの録画は永久保存版です♪

さて、けさは、中継に出るために
いつもより早起きしました。

早起きは三文の得!?
朝は、だいぶ濃いが立ちこめて
幻想的な風景も見ることが出来たのです。
けさの霧は、南から流れ込んで来た暖かく湿った空気が
冷たい海面や川面で冷やされて飽和し
霧となって陸地に流れ込んだことに加えて、
晴れて放射冷却が起きたため
より地上の気温が下がって霧が強化されたのではないかと、
考えられます。
(飽和については、以前にお天気教室した「放射霧」
 http://mrt.jp/blog/nodablog/?p=342
 をご覧下さい。)

右の写真で川面に近い部分の霧が濃くて、
その上には青空も見えていることからも、
川面の近くで霧が発生しているのが分かります。

サンメッセにも時おり海から霧が流れ込んでいました。
このようにして梅雨時に海で発生する霧は、
専門的には移流霧(イリュウギリ)と呼ばれます。

また、きょうのサンメッセは、日差しに加えて、
海から霧を作るくらいの湿った空気が流れ込んでいたので
蒸し暑さが激しかったです。
朝、8時半前に着いた時から汗が噴き出す様な暑さでした。
中継の中で花子さんに「汗ばむわぁ」
教えて頂いたので(笑)どこかで使いたいなぁ^o^/

きのうは奄美地方で梅雨明け
いよいよ次は九州南部です。
今週の県内は梅雨が明けた様な天気の日もありそうですが、
まだ週間予報に雨マークがあるので、
九州南部の梅雨明けにはもう少しかかると思います。
そして、梅雨が明けると、暑さもさらに増してきそう。
山田花子さんと中川家のお二人によると
宮崎の暑さは照り返しがスゴイ!
ってことですが、
暑さはまだまだこれからが本番です。

と、ココまで日記を書いておきながら・・・

これって夢じゃないですよねぇ!? ( ^ ^ ;;

ムムム・・これぞ梅雨、ってことで

ノダっち

09年7月3日(金) 15:10

言い訳してもいいわけ!?








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昼過ぎのデパート前交差点
 傘を差すかささないか、
 ちょっとくらいならいいか、
 そんな弱い雨でした。

朝から、グズグズ天気になりました。

きのうの予想よりも南にある梅雨前線の活動が活発で、
しかも、前線の低気圧が
きのうの予想よりも九州に近い所を通っているようです。

以上、言い訳でしたm(_ _)m

きのうから、南部でも
にわか雨程度は午前中にあるかもしれない、
と思っていたのですが、
こんなに長く降るとは。。。ムムムです。

こんな感じで予報がズレるのも
梅雨らしいと言えば梅雨らしいと言えます。

梅雨前線の南北の微妙な位置関係で
雨が降ったり降らなかったり、
また、活動が不意に活発になったり、
梅雨前線は予報士泣かせな奴なんです。

数値予報にも、どちらかというと、
南北の動きの予想が苦手で、
東西の動きの予想が得意という癖もややあります。

でも、明日は晴れ!!

のはず・・・

なお、日曜日の予報は、
あす以降の予報で確認した方が良さそうです。

あと20日!

ノダっち

09年7月2日(木) 17:01

のだ的雑学の部屋








090702.jpg

日食グラスをかけた
 田代アナと迫田アナ。
 日食グラスは蛍光灯の光が通過しないので
 二人とも何も見えていないはずです^o^

?タイトルを見て、ピン!ときた方は、
私と同じで、
この一大イベントを
何年も前から楽しみにして来た方だと思います♪

皆既日食まであと20日です。

宮崎県内は部分日食ですが、
それでも宮崎市内で最大約95%も太陽が月に隠されます。
これほどの部分日蝕を見られることもなかなか無い機会です。

この日食を見るために、
あと20日で是非準備しておいて頂きたいのが
日食グラス(日食メガネ)です。
眼鏡店や書店で売られています。

日食グラスが必要な理由は、
太陽の光を直接見ると、
強い光で目を傷めてしまうからです。
一般のサングラスや
ススを塗ったガラスとか黒い下敷きなどを使って見ても
目を傷める危険性があって、
国立天文台でも、注意を呼びかける情報が出されています。
http://www.nao.ac.jp/nao_topics/data/000482.html

日食グラスを使う場合でも、
長時間続けてみることは避けた方が良いようです。
もちろん、
くもりや雨だと日食グラスは無駄になってしまいますが、
日食は今回だけではないので・・・
また、順調に梅雨明けすれば、7月22日は
太陽が出る可能性が高い時期です。
値段も500円から1500円くらいで、
それほど高くないので、この機会に是非。

その他にも、見る方法がありますので、
またの機会にでも、ご紹介します。

さて、国立天文台の計算ページで調べたところ、
宮崎県内では、7月22日
おおむね午前9時38分過ぎに欠け始めます。
太陽が最も細くなるのが10時59分前後で、
高千穂や延岡で92%、都農町や川南町で93%、
宮崎市やえびの市が95%、
日南市や串間市、都城市で96%ほど暗くなる予想です。
また、
県内でもっとも大きく欠けるのは都井岬で96・5%でした。
そして、日食が終わるのが12時22分頃です。
なお、種子島の南部や屋久島から奄美大島に欠けての地域では
100%太陽が隠される皆既日食になります。
九州内の陸続きの中で最も大きく欠けるのは、
佐多岬で98%も欠けるようです。

仕事が休みなら屋久島あたりまで絶対に行くのですが・・・
私はアッパレ宮崎のオンエア中です。
でも、おそらくアッパレの中でもお伝え出来ると思います。
お楽しみに!

55年前

ノダっち

09年7月1日(水) 13:03

天気の話なノダ








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1954年7月1日午前9時の天気図
 (気象庁提供)


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1954年7月1日午後9時の天気図
 (気象庁提供)


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2009年7月1日午前6時の天気図
 (気象庁HPより)

?

MRTはきょうで開局55周年を迎えました。

こういう時、55年前の天気ってどんな感じやったのか?
と気になるのは、職業病でしょうか?(笑)

てことで、
資料が残っている宮崎地方気象台にも協力いただいて
調べてみました。

右はその55年前、1954年7月1日の天気図です。
朝は前線が南に離れていて
日中にかけては梅雨の晴れ間が広がっていました。
その後、夜は梅雨前線が九州南岸まで北上して来て、
夜になって雨が降り出したようです。
夜の降水量は約12ミリ、
晴れ間が出た日中の最高気温は31度5分まで上がって、
前線が南に下がっていた朝の最低気温は22度2分でした。
比較的過ごしやすい朝だったのではないかなぁ?と思います。

一方、けさの宮崎は最低気温が27度1分
今年一番の寝苦しい熱帯夜でした。
これは、梅雨前線が
55年前とは逆で宮崎より北にあるためです。

このあと梅雨前線は
今夜にかけて九州南部に南下してくる見込みで、
天気の流れは55年前と同じ下り坂に向かっています。

ただ、ココ数日間、九州北部に
大雨をもたらしている梅雨前線が近づいてくることになりますので、
県内でも雨の降り方が心配です。

最新情報を確認するようにして下さい。

今週末は晴れますが、
来週の中頃はまた梅雨前線が北上してきますので、
梅雨明けはまだ先です。

なお、1954年の梅雨明けは8月1日でした・・・ ( ;; ̄3 ̄)

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