大寒に思ふ

ノダっち

09年1月20日(火) 12:52


090120_1.jpg
なかなか更新されない寒い記録

090120_2.jpg
大寒は平均気温も底を迎えます


きょうは二十四節季のひとつ大寒(だいかん)です。
大いに寒いと書く字の如く、
一年で一番寒い時期という意味があります。
でも、きょうは冬将軍じゃなくて
冬のお代官レベルの寒さだそうです。
って、
きのうイブニングニュースで気象予報士さんが言ってました。

あ、オレか!? ( ̄O ̄;)

ヒューーー{{{(+_+)}}}サブっ

大寒らしい寒さで皆様をお包みしたところで、
お真面目な話を♪

大寒は、24個ある節季の中では最後の節で
次は立春になります。
小寒で入った寒中も、きょうから後半戦です。

二十四節季はその当日を指して言うこともありますし、
そこから次の暦の前日までの期間で言うこともあって、
大寒を期間でいうと今日から節分までになります。
つまり大寒の期間は、
寒中の中でも特に寒い時期なんです。
右のグラフの通り、日平均気温の平年値も
この期間に一年で最も低い底を迎えます。
今週末には再び冬将軍の襲撃がありそうで、
今シーズン一番の寒さになるかもしれません。

また、宮崎市の観測史上最も低い気温も、
この大寒の間に観測されていて、
1904年の1月26日に-7・5度まで下がりました。
そして、この記録は100年以上も破られていません。
さらに言うと、
宮崎市の寒い記録のうち6位まではすべて戦前の記録です。
一方、暑い方の記録は6位までの中に戦後の記録が4つあって、
およそ10年前の記録が2位になっています。
寒い記録はなかなか更新されないのに、
暑い方の記録が最近になって出ている
現状は、
環境問題を考える上でも重要です。
この100年以上も破られていな寒い記録が
破られる日は来るのでしょうか??
気温について調べていくと、いつも地球の未来が心配になります。

この冬はウォームビズという言葉も聞かなくなりましたね。
環境問題は、一時期のブームで終わらせてはいけません。
暖房の設定温度は控えめに、
自分たちが出来る温暖化対策を確実にしていきましょう。

投稿月