こんな感じでした

ノダっち

08年12月3日(水) 13:11


081203.jpg


一つ前の「コラボ」の中で紹介した月と二つの惑星は
きのうのイブニングニュースの天気コーナーでも話した通り
右の写真みたいに見えていました。
月の下にある星のうち、金星が左、木星が右側です。
実際にはもっと月が細くて
この写真よりも、直接目で見た方が断然キレイでしたよ。

ちなみに、
この程度の天体写真なら小型のデジカメでも撮影可能です。
マニュアルモードがあれば、
絞り(Fの値)は一番小さい数字にセットして、
感度(ISO)やシャッタースピードを
いろいろ変えて試してみるといいと思います。
右の写真は、空が十分に暗くなった状態で、
2倍ズーム、IS0200、シャッッタースピードが1/8秒です。
マニュアルモードが無ければ、
夜景モードなどを使えば撮れるかもしれません。
(すみません、これは試してないですm(_ _)m)
この時、カメラを手に持って撮影すると手ぶれが起きるので、
三脚などに固定して撮影するのがポイントです。
三脚が無くても、窓枠や屋外のテーブルに直接置いて、
本やタオルなどで角度を調整してやることでも撮影出来ます。
そして、セルフタイマーを使うのもポイント。
シャッターを押すことでも、手ぶれが発生してしまうからです。

今夜も
金星と木星は西の空に明るく輝くかと思いますが、
きのうよりも月が離れて行ってしまいます。

金星と木星が並んだ状態も長くは続きません。
週末以降は木星が下の方へ次第に離れて行きます。

あすの夜は下り坂で星が雲に隠れそうなので、
金曜日の夜に星空が見えた時には、
金星と木星の位置関係はだいぶ変わって見えそうです。

なお、金星はまだしばらく西の空で
宵の明星=1番星の状態が続きます。
大晦日には、再び三日月が金星の近くに見えて
きれいなコラボを見せてくれると思いますので、
今年最後の夜空にも注目してみて下さい。

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