久しぶりに寒気南下

ノダっち

23年4月7日(金) 17:35

きのうも桜の心配をしましたが・・・

 
きょうは、青森の標本木で早くも
サクラの開花が発表されました。

観測史上最早です。
 
平年より15日、半月も早くなっています。
 
さすがに早すぎです。
 
冬の寒さが十分だったところは
3月以降の暖かさで、
開花が早まったのでしょう。

3月の気温が記録的な高さでしたので
これが常態化することはないでしょうが、
例えば青森の3月の月平均気温の高い記録は
5位までに最近10年以内の
数字が並んでいるのは
気候変動という点で大変気になります。


さて、県内も、
朝にかけては季節外れの暖かさでしたが、
今夜からは平年並みに戻ってきます。

明け方にかけては
前線の通過に伴って
やや発達した雨雲が通過して、
暖かい空気が流れ込んで
南部で1時間20ミリを超える
強い雨を観測しました。
 
24時間雨量は
えびの高原で200ミリを超えたほか、
日南市深瀬で150ミリを超えていて
えびの市加久藤も
100ミリを超えています。
 
200ミリを超える季節になってきました。
 
自宅から見える大淀川も
茶色く濁っていて、
このシーズンが来たかぁ、
という雰囲気も感じます。
 
やはり、きのうから
動きが遅かった前線の影響で
雨の量が増えたようです。
 
あんな前線の動きが
もし2か月後だったらと思うと、
ゾッとします・・・
 
また、寒冷前線が通過した後は
足早に回復することが多いのですが、
今回は、そんな停滞前線的な
性質も持っていたためでしょう、
前線の北側にも雨雲があって
天気の本格的な回復はゆっくりでした。
 
気温変化を見ると
前線が宮崎市を通過したのは、
5時から6時ごろでしょう。
5時前に一旦気温が上昇した後、
5時台は緩やかに降下し、
6時過ぎから急降下しています。
 
前線が通過した後、
風向きが北からに変わっていて、
朝から昼にかけての気温上昇は
鈍くなりました。
 
平野部は
だんだんと日が戻ったこともあって
各地で20度を超えていますが、
とくに北部山沿いは
朝からほぼ横ばいになっています。
 
今夜からあすにかけては
今朝までよりも風が冷たくなるでしょう。
 
あす朝の最低気温は、
けさより大幅に低くなりそうです。
平年並みに戻る程度ですが、
けさとの差が大きくなりますので、
体調管理にお気を付けください。
 
風が弱い所では
霧が出るかもしれません。
 
ただ、明日はよく晴れますので、
日中は強い日差しで
この時期らしい程度の陽気にはなります。
 
それでも、日かげでは
風を冷たく感じるでしょう。
 
昼でも、薄手のものを中心に
上着を羽織りたいくらいの所が
多くなりそうな予想気温です。
 
風もありそうですので、
山沿いほど風は冷たく感じられるでしょう。
 
また、夜にかけてお出かけになる方は
しっかりと上着の準備もおススメします。
 
日曜日も広く晴れて、
朝にかけては、放射冷却が効いて
冷え込みが一層強まりそうです。
 
広い範囲で
2月下旬から3月上旬並みくらいの
予想になってきました。
 
体調や農作物の管理にご注意ください。
 
おそらく霜注意報が広い範囲に出るでしょう。
 
月曜日も晴れて、
朝にかけては、やはり山沿いで
霜が降りるくらいの冷え込みが予想されます。
内陸部を中心に
手袋が欲しく感じるくらいの所もありそうです。
 
火曜日も晴れますが、
雲が増えてきて、
水曜日は前線が通過して、
一時的に雨が降る所がある予想が続いています。
 
つかの間の木曜日の晴れを挟んで
10日予報的には次の週末は
お出かけやレジャーに向きそうにありません。
 
この辺りは、また来週以降の
新しい予報でご確認下さい。
 
なお、ノダの体調的には、
引き続き、軽症で経過していますので、
火曜日には予定通り復帰できるつもりで
もろもろ準備しております。
230407_1
晴れてきた
午後3時ごろの
宮崎市の南東の空
230407_2
宮崎市の気温変化グラフ
(気象庁HPより
ノダが一部加工)

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