コブハクチョウ

ノダっち

08年12月9日(火) 13:08


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このあと河口の方向へ飛んで行き、
姿が見えなくなりました。


大淀川と白鳥の取り合わせは、いかがでしたでしょうか??

私が日曜日に見た白鳥は、
日本野鳥の会の鈴木素直さんにお話を伺ったところ、
やはりコブハクチョウで、
飼われていた白鳥が野生化したものか、
あるいは野生化した白鳥の子孫だろうとのことでした。
飼われていると、こぶが小さくなる特徴があるそうです。

宮崎では20年近く前から
加江田川や清武川で繁殖しているそうですが、
宮崎での一年を通しての生態は詳しく分かっていないようです。
冬の鳥ですから、もし夏も宮崎にとどまっているとしたら、
暑さはこたえるでしょうね。
これは飼育されている白鳥も同様ですが・・・

放送出来なかったんですが、
鈴木さんの口から出て来た印象に残ったお話がありました。

それは、

こうして冬の空に飛ぶ白鳥の姿は優雅で
 見ていると楽しい気持ちになるけれど、
 コブハクチョウは、
 本来は宮崎にいるべき鳥ではない、外来種です。
 自然環境の観点から見ると、
 手と叩いて喜んでいいのか、別問題として
 我々が背負わなければいけないのかもしれません。


というもの。

白鳥を見つけた嬉しさと興奮で忘れていたのでハッとしました。
外来種の問題は、白鳥だけではなくて
様々な所で問題を引き起こしています。

みなさんも、もし宮崎のどこかで白鳥を見かけたら、
ふっと自然環境のことにも頭をめぐらせてみて下さい。

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