散る桜も確認できない日々ですが

ノダっち

23年4月6日(木) 17:42

きのう
鹿児島のソメイヨシノの標本木が
満開になっていました。
 
鹿児島も、
開花から満開まで12日かかっていて、
2008年以降、15年連続で
10日以上かかっています。
 
宮崎よりも、
開花が遅れることも増えていて、
状況は、いっそう深刻かもしれません。
 
なお、ウェザーニューズが
気象庁のお天気相談所に確認した所、
満開の定義は
8割以上の花が咲いた状態だけど、
2021年1月以降は、
「同時に咲いている状態である必要はなく
 散った花も数に入れる」
ということになっているようです。
 
たしかに、そうでないと、
もう宮崎も鹿児島も
本来の満開を見るのは
困難になりつつあります。。。
 
今週、桜はどんどん散っていますが、
咲き揃ってくるのが遅かった
宮崎市内でも、
きのうからの雨や風は
花散らしとなっていることでしょう。
 
という、確認が出来ない辛さです^o^;
 
熱は落ち着きました。
が、鼻声がMAXです^o^;
 
 
きょうは、
雨が降ったり止んだりしていますが、
やはり、平野部を中心に
けっこう止み間もありましたね。
 
最高気温は、
20度前後まで上がっています。
 
寒冷前線の南側で
暖かい空気が流れ込んでいるためで
この暖かい空気が
さらに前線が近づくと
雨雲を発達させやすくなるため
注意が必要です。
 
春雷を伴う可能性もありますし、
局地的には、急に激しい雨を降らせたり
突風を伴うような雨雲が
出来る恐れもあります。
 
資料的には、
とくに前線が通過する時間帯の
あすの明け方くらいに
最も雨雲が発達しやすいようです。
 
とくに、あすの早い時間帯に
車やバイクなどを運転する方など、
道路の冠水や落雷、突風の発生など
お気を付けください。
 
それにしても、今回は
動きが遅い寒冷前線でした。
西側が停滞前線になっていることもあって
その影響もあるのでしょうが、
こんなタイプの前線は、季節が季節なら
嫌なタイプの雨を降らせかねず
困ります・・・
 
まだ暖湿気が本気ではなかったので
今回は助かりましたが。
 
前線は、あすの日中には
東に抜けていき、
雨も弱まってくるでしょう。
 
資料が雲を残しがちですが、
それよりも早く晴れることが良くあるので
雨上がりとともに昼頃からは
日が差してくる可能性もあります。
 
朝にかけて暖かい空気があって
昼に日が差してくると、
あすの昼間も温かいですが、
前線の北は、北寄りの風になり
冷たい風に変わってくるため
北部山沿いほど
風を冷たく感じそうです。
 
いずれにしても、各地とも
朝よりは夜の方が
風が冷たくなる流れになります。
 
土曜日は、スッキリと晴れるため
平野部を中心に気温が上がって
上着がいらないくらいの気温の所が
多い予想です。
 
洗濯物も、安心して
厚手のものも気持ちよく乾かせますので、
もう一日我慢できるものは
土曜日に回したほうがスッキリ乾くでしょう。
 
ただ、冬型で夜にかけて寒気が南下して
1500m上空では0度の線が
県北部くらいまで
南下しそうな資料もあります。
 
このため、土曜日の夜から日曜日の朝は
北部山沿いを中心にしっかり冷えそうです。
 
霜による農作物の被害や
体調管理にはくれぐれもお気を付けください。
 
日曜日の昼も晴れて、
過ごしやすい陽気になってきますが、
風の冷たさは残るでしょう。
 
そのまま月曜日までよく晴れますが、
火曜日は雲が増えそうな予想です。
 
水曜日は弱めの前線通過があって
山沿いを中心に雨雲がかかりそうですが、
微妙な資料になっていますので、
もう少し様子を見ましょう。
 
 
きょう発表された一か月予報では
15日からの一週間は、
平均気温が平年より高い予想ですが、
気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすく
平年より晴れる日が少ない、
という予想になりました。
 
また菜種梅雨か、あるいはたけのこ梅雨か・・・
 
一方、22日からの2週間は
平均気温が
低:並み:高=3:4:3の傾向が弱い
ほぼ平年並みという予想です。
後半がGWになる期間の予想ですので、
どう転んでくるか、今後、要注目ですね。
230406_1
きょう午前9時の天気図
(気象庁HPより)

気象庁の解析では、
この前の午前6時から
このあと午後3時まで
九州付近でほとんど
この前線の位置が
動きませんでした。
梅雨時にこんなことがあると 大きな災害の心配が出ます・・・
230406_2
午前9時の風の分布
(気象庁HPより)

たしかに前線のある位置で
南西風と北西風が
ぶつかっているように見えます

ただ、このあと正午以降は
風は不明瞭でした。

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