やはり冬らしく寒くなりそう

ノダっち

22年11月22日(火) 17:29

だんだんと雲が多くなってきました。

 
朝にかけては晴れていたことで
そこそこに冷えた朝でしたが、
それでもまだ、この時期にしては
暖かい朝だったと思います。
 
もうすぐ12月、
という所に来ていますが、
県内はまだ
今季初の冬日が出ていません。
 
実は、過去、アメダスが出来てからは、
県内で11月に
冬日が無かったのは一度もないんです。
 
アメダスの観測が始まって以降、
過去、県内での最も遅い初冬日は
11月30日(1987年)でした。
 
今年は、このままだと、
どうやら、初めて
県内最初の冬日が
12月にずれ込みそうな気配ですが、
12月に入ってすぐに
冬日が出そうな予想にもなってきています。
寒気のタイミングによっては
日付をまたぐ前にあるかもしれないので、
そのあたりも来週は
注目してみましょう。
 
 
きょう発表された3か月予報では
12月がほぼ平年並み(3:4:3)
1月が平年並みか平年より低い、
2月がほぼ平年並み(4:3:3)
になっています。
( )内は(低:並み:高)
 
3か月通しての気温は、
平年並みか平年より低い予想
ということで、
この冬も温かい冬にはなりにくく、
冬らしい寒さになる可能性が高い、
という予想になりました。
 
ラニーニャ現象の時の冬の特徴とも
一致します。
 
ただ、12月の予想は
資料を見ると寒気が入りそうだったものの、
ほぼ平年並み、という予想で出てきたのは
少し意外でした。
予報の資料によると、
「最新の1か月予報では、
 12月前半には冬型の気圧配置が弱く、
 寒気が流れ込みにくい
 時期があることを考慮して、
 気温と降水量はほぼ平年並を見込む。」
と記載されていましたので、
この11月の高温傾向からの
影響もありそうです。
 
あさって木曜日の1か月予報にも
注目してみましょう。
 
というのも、最新の10日予報では
きのうも少し書いたように、
12月に入るとともに
寒気が入ってきそうな
予想になってきていて、
12月の始まりは
冬らしい寒さになってきそうなのです。
 
この来月初めの寒気は、
真冬並みの強い予想のものもあれば、
この時期は、この程度入るよね、
という程度のものまで幅があります。
 
一方、その寒気が流れ込む前の
前線通過時に
前線の南側で暖かい空気が流れ込んで
夏日も出そうな予想もあるので、
来週は、寒暖差が
かなり大きくなりそうです。
 
最新の予想気温に注目して
体調管理に気を付けましょう。
 
 
きょうの日中は、
だんだんと雲が広がってきていて、
昼過ぎから
レーダーに弱い反応が出てきました。
 
誤差の範囲ではありますが、
早くて夕方、
とお伝えしたのよりも
さらに早まっています・・・
 
あすの午前中に
九州南部付近を低気圧が通過しそうです。
 
南岸低気圧型ですが、
低気圧が九州の陸地付近を通りそうなので
低気圧に流れ込む
暖かい空気の影響もあって
寒さはそれほど強くないでしょう。
 
一方、あす午前を中心に
雨脚が強まる可能性もあります。
 
朝から雨は次第に止んできて、
午後には平野部を中心に
晴れ間が出てきそうですが、
後ろ側の気圧の谷が
午後に通過しそうですので、
いったん晴れた後で
山沿いを中心に再びの
にわか雨が一部でありそうです。
 
朝の寒さは弱く、
今回は、低気圧が離れた後の
寒気の流れ込みも
それほど強くない予想になっています。
 
あさってと金曜日の朝は
この時期らしい程度の
寒さにはなりそうです。
 
土曜日ごろに通過しそうな
次の南岸低気圧は、
陸地に近そうなものと
やや遠そうなものとあって、
微妙ですが、、、
南部を中心に
雨雲がかかる可能性は
十分にある予想になっています。
 
あさって以降にお伝えする
新しい予報もまたご確認ください。
221122_1
雲の間から顔を出した
朝の太陽と
オレンジに染まった雲が
キレイでした。

朝焼けは雨、
な空だったとも
言えそうです
221122_2
3か月予報資料
(気象庁HPより)

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