花曇りの満開

ノダっち

23年3月30日(木) 17:17

花曇りの中、午前中に
気象台の標本木を見てきました。
 
午前の観測では、
まだ満開基準にならなかったようで、
たしかに、まだつぼみも
たくさん目立っていた標本木です。
 
ただ、午後の観測で、
基準を満たしたようで、
午後2時過ぎに満開が発表されています。
 
平年より3日ほど早く
去年より2日遅い満開です。
 
開花も平年より4日早かったため
開花~満開日数は1日多くかかっています。
 
毎年書いていますが、
今年も、開花~満開日数が伸びて、
気になる結果になりました。
 
やはり、10日以上かかると
葉っぱも出てきていた標本木です。
 
日数が伸びるほど、
どうしても、
キレイさは落ちてしまいます。
 
日数のグラフを
画像欄に載せておきますので、
ご確認下さい。
 
今年も、温暖化が進んだ場合の
サクラが心配になる
満開の発表でした。
 
 
空は、そんな桜が映えない
花曇りになってきていて、
雨雲もジワジワと
南から北上してきています。
 
この傾向は、
きのうも書いた日本の資料が
よく予想していて、
問題にしていた
週末にかけての天気ですが、
きのうも書いたように
欧米の資料も
今年優秀な日本の資料よりに
変化してきました。
 
今年はこの傾向があります。
 
ということで、
あすは、南部を中心に
雨雲がかかりそうです。
 
朝の冷え込みは
けさにかけてよりも弱まりますが、
昼間が、きょうよりも
ヒンヤリ感じる所もあるでしょう。
 
とくに、雨の時間が長いところほど
昼の気温が
上がりにくくなるかもしれません。
 
北部では、大分県に近いところほど
ほとんど雨が降らない所もありそうです。
 
南部は、一旦午後に雨が止んでも、
夜までは
持って出かけたほうが安心でしょう。
 
あすの夜以降は天気が回復傾向になり、
土日は晴れよりの予想になってきました。
 
この予想で大丈夫でしょう。
 
東からの
湿った空気の吹き付けはありそうですから、
青島付近など
雲がかかりやすかったり、
一部でにわか雨が起きたりという可能性は
捨てきれませんが、
それでも、
広い範囲での大きな崩れはなく、
お花見が楽しめる所が多くなりそうです。
 
昼間は、過ごしやすい陽気が続きます。
 
また、あす詳しくお伝えしましょう。
 
 
来週にかけても
平年より高めの日が多い予想ですが、
この高温傾向は、
再来週以降、落ち着きそうな
一か月予報の予想になってきました。
 
8日からの1週間の平均気温は平年並み、
15日からの2週間は、
やや高温寄りですがほぼ平年並みの予想です。
 
また、菜種梅雨傾向も落ち着く見込みで、
8日からの一週間は、
平年より
晴れる日が多い予想にもなっています。
 
お花見の期間が
晴れる日が多ければよかったのに、
とも思いますが、
結果的にはこの週末がピークでしょうから、
晴れそうで良かったです。
230330_1
きょう午前10時ごろに
撮影した標本木
230330_2
早めに咲いていた枝からは
もう葉っぱが出てきていた
標本木です。
230330_3
宮崎の標本木の
開花~満開日数の変化

73~82年の10年平均は
7.8日で、
去年まで10年の平均は
10.7日と徐々に伸びていて、
今年は、
この平均よりも長くなりました。

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