ノダっち

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亜熱帯側に入ったときの天気

ノダっち

25年7月9日(水) 17:53

天気の話なノダ

昨夜から、
時々雨雲が入ってきて
ザ~っと雨を降らせては晴れる、
という、本格的に
変わりやすい天気になってきました。
 
太平洋高気圧が
北に上がってしまったため
県内は、太平洋高気圧の南側、
亜熱帯側に入ってきたため、
こんな変わりやすい天気になっています。
 
近年、よくあるパターンで、
8月に入ってから
このパターンに入ることが
多い印象があるのですが、
今年は、梅雨明けが早かったように
太平洋高気圧が
真夏の状態になるのが早かったので
そのぶん、早めに
亜熱帯側になったかもしれません。
 
時々雨雲が入ってきていることで
暑さはきのうまでよりも
少し落ち着いて
今日は猛暑日も出ていませんが、
それでも、日差しもあって
湿度が高いため
熱中症の危険度は高いです。
 
引き続き油断せずに
熱中症予防をお願いします。
 
 
あすは、きょうよりさらに
湿った空気の流れ込みが強まりそうです。
 
きょうよりも雨雲が増える見込みで、
とくに夕方以降に
激しい雨のおそれもある予想が出ています。
 
同じところに
かかり続けるパターンで
大雨にならないか、
念のためご注意ください。
 
南東海上に
発達した雨雲も見えるため
雨の降り方には注意したいですが、
このタイプの予想の時、
雨の予想が過剰に出がちです。
 
マークには出てきませんが、
おそらく、あすも
沿岸部付近や熊本県に近い地域を中心に
晴れ間も出るでしょう。
 
きょうより雨雲が増える分、
予想最高気温的には
きょうよりさらに低くなる予想ですが、
日差しが出ると蒸し暑さが
強まる所もあると思いますので、
引き続き熱中症への油断禁物です。
 
朝にかけての熱帯夜感は
一層強まる所もあるでしょう。
 
寝ている間の熱中症にも
ご注意ください。
 
あさっても、同じように
雨雲がかかりやすい予想ですので
総雨量が増えてこないか、
あすお伝えする新しい予報も
ご確認ください。
 
 
週末以降の雨については、
南からの雲の北上具合と
高気圧の強さによって
変ってきそうです。
 
きのう、熱低が出来る予想と
お伝えしましたが、
きょうの予想では
まだ熱低にならない予想になりました。
 
渦がしっかり出来るかどうか
注目が必要です。
 
南海上は
雲がたくさん出来やすくなっていて、
大きな雲の渦が出来そうな、
去年も話題になった
モンスーンジャイアのような雰囲気も
少し見えています。
 
ココで出来た上昇気流が
下降気流となる所では
高気圧が強まることもありますので
それがどこになってくるか
来週にかけての天気を左右しそうです。
250709
少し晴れ間もあった
朝の宮崎市の空

早くも神門は10日目

ノダっち

25年7月8日(火) 17:36

天気の話なノダ

昨夜は、
七夕の主役たちを
宮崎市街地からも
やはりちゃんと見えていました。

「明るい姫」は
しっかり分かりましたか?

宮崎市内のような
空の暗い所だと
他の星が見えにくいので、
明るい夏の大三角が分かりやすくて
三角形の星の明るさの差も
分かりやすいですよね。

天の川は
空の暗い所に行かないと見えなくて
昨日のような明るい月夜だと
見えにくいですが、
おりひめ、ひこ星は
どこからでも見えます。

なお、今年の伝統的七夕の日
(旧暦での7月7日に当たる日)は
8月29日です。

また星空を楽しんでみてください。


きょうは、
もっと雲が多くなる予想でしたが、
しっかり晴れました。

そのぶん、
きのうの予想よりも気温が上がっていて、
美郷町神門は今年早くも10日目、
えびの市加久藤は
8日目の猛暑日になっています。

その他、日向と古江も
猛暑日になりました。

一方、午後は
だんだんと雲が増えてきていますが、
雨雲の発生はきのうの資料よりも
控えめです。


あすは
きょうよりさらに
高気圧が弱まります。

そのぶん、きょうよりも
雨雲が出来やすくなるでしょう。

やはり、沿岸部や
熊本県に近い地域を中心に
晴れ間が出る可能性があるものの、
所々に時おり雨雲がかかる可能性があって
雨具を持ち歩いておくのが安心です。

そのぶん、きょうよりも
さらに暑さが控えめになるでしょう。

ただ、雨雲がかかりにくいと、
予想よりも蒸し暑さが
一層強まるかもしれません。

また、きょうより最高気温が
低くなる所でも
蒸し暑さは続きますので
引き続き十分な熱中症予防を
心がけましょう。


あさってから土曜日ごろは
南西諸島付近にある雲の動き次第です。

日本の南の小笠原付近にある
低圧部は解消傾向の予想ですが、
台風4号に取り残された
南西諸島付近の雲が
低圧部になってくる予想で、
熱低になるのかどうか
そのまま動くのかどうか
注目しておきましょう。

と書いていたら
午後に出たあす朝の予想天気図上で
これが熱低予想になりました。

近づいてくれば
雨がまとまる可能性もありますが、
資料によって表現はバラバラです。


今週末にかけて
いったん弱まる太平洋高気圧は
来週の中ごろからは
次第に復活してくる予想が
続いています。

ただ、どの程度復活するかは
これまた資料によってマチマチです。

もう少し様子を見ましょう。

250708
朝の青空

薄雲は増えていましたが、
しっかり晴れていました

今年最高更新の小暑

ノダっち

25年7月7日(月) 17:25

天気の話なノダ

金曜日の夜から
宮崎市内でも
二酸化硫黄臭がありましたね。
 
夕方の噴火の時に
大量のガスが出て、
その時にあった積乱雲が
運んできたのではないか、
と考えています。
 
一方、
新燃岳の噴火自体は、
金曜日までに比べて
土日からきょうにかけて
少し落ち着いていました。
 
そのぶん、
土曜日、日曜日と
PM2.5の数値も
徐々に落ち着いてきています。
 
ただ、GPSの観測で
とくに顕著な山体の収縮が
まだ見られていません。
 
地下に入ったマグマが
まだどうにもなっていない状態
ということだと思われます。
 
きょうの午前10時時点では
相変わらず静かな噴気の状態なので、
これまでの噴火活動で
マグマの中のガスが
だいぶ抜けてくれていたら、
このまま終わってくれるのでは
(あるいは静かに溶岩だけが出て終わる)
という願い的なも持ちつつ、
引き続き
今後の活動も注意しておきましょう。
 
 
一方、天気的には
週末も、予想通りに
危険な暑さが続きました。
 
土曜日は、厳しい暑さの中、
Checkサマーカーニバルに
お越しいただいて、
声をかけて下さったみなさま、
ありがとうございます。
 
一方、きのうは
宮崎市内(気象台・空港)で
今年初の猛暑日になる中、
ノダは、消防操法大会の
応援に行っていました。
 
風があったのでマシでしたが、
西からの風の影響で
平野部で気温が上がった面もあります。
 
 
きょうも広く晴れて、
厳しい暑さになりました。
 
西米良で今年の県内最高の
38.4℃まで上がっています。
 
一時的に全国の今年最高でしたが、
あっさり岐阜県の多治見に抜かれました。
 
今日は二十四節気の小暑
暑さが本格的になるころ、
という暦で、
暑中見舞いを出す時期に入ります。
 
 
ただ、明日以降は
不安定な天気が続きやすく
今年は、明日以降、
きょうまでよりも
暑さが少し落ち着きそうです。
 
上空の太平洋高気圧が
北に偏っていき、
東の海からの湿った空気が
県内に入ってきやすくなる予想で、
にわか雨が起きやすくなるでしょう。
 
あすは、まだにわか雨は限定的で、
洗濯物を外に干せる時間も
しっかりあると予想していますが、
外を確認しながらの対応が必要です。
 
梅雨に戻ったような予報ですが、
梅雨前線が復活してくる
九州付近に
伸びてくる気配ではありません。
 
多くの日で
山沿いを中心に晴れ間があって、
平野部でも雨の合間に晴れ間があったりと
変りやすい天気の日が多い予想です。
 
高気圧の強さと、
南にある雲のかたまり
低圧部となっているものが
熱低になるのかどうか。
そのあたりが複雑に作用して
天気が変わってくるでしょう。
 
最新の予報をご確認下さい。
 
ここまでの猛烈な暑さは
いったん落ち着いてきますが、
蒸し暑さは続きますので
油断せずに熱中症予防を
心がけてください。
 
気象庁の一カ月予報は
なぜか強気の予想でしたが、
この期間に高気圧が弱まりそうな気配は、
お伝えしていた通り
予想されていたもので想定内です。
 
順調なら来週後半以降には
また高気圧が強まる段階に入るでしょうが、
資料によってバラついていますので
もう少し様子を見ましょう。
 
また高気圧が強まってくれば
厳しい暑さが続きやすくなりますので、
ご注意ください。
 
そういう意味では
大地がかなり熱せられすぎて
農作物の管理も大変だったともいますので
恵みの雨になる所もありそうです。
 
ただ、恵みの雨程度の降り方で
経過してほしいとも願います。
(台風などできたらそうならない
 ケースもあるので)
 
また、暑さは少し弱まりますが、
蒸し暑さは続きます。
 
油断せずに熱中症予防を
心がけましょう。
250707_1
暑かった
きのう朝の宮崎県消防学校
250707_2
弱めながらも
噴煙が出ていた
けさの新燃岳
(MRTのライブカメラより)

PM2.5でカスミ中

ノダっち

25年7月4日(金) 17:41

天気の話なノダ

新燃岳が
相変わらず活発です。
 
昨夜10時半ごろにも
噴煙の量が多くなったようで
気象レーダーに反応が出ていました。
 
湿度が高くて
山の周辺に雲が出来やすくなっていて
ハッキリと見えないのが
なんとも不気味でもあるのですが、
引き続き風向きを確認して
風下に当たる時は
降灰にご注意ください。
 
基本は、1500mの風向きです。
山頂付近の風向きなので
地面に届く火山灰は
この風で運ばれるものが多いです。
 
一方、3000mの風向きで
火口上1500mくらいまで上がったものが
運ばれてきます。
 
気象庁の降灰予報も参考に出来ますが、
定時に出ている予報は
火口から噴煙が3000mまで上がった時の
降灰の予報になっていますので
今のように、高気圧に覆われて
風が弱い状態だと
必ずしも一致しないこともあり、
降灰予報のエリアから外れていても、
風の予想で風下になりそうなら
注意したほうが良いです。
 
臨時で出ているものは
その発表初期時刻での噴煙の高さから
計算されていますので
ある程度参考なります。
 
早期に収束してほしいですが、
昨夜はいったん
地震計の波形の振幅が
小さくなったように見えた後で
またたっぷりと灰を出したので、
簡単にいきそうにありません・・・
 
OAでも随時風向きをお伝えします。
 
 
なお、延岡の方から
きのうの昼間もカスミがかかった景色で
火山灰でしょうか?
というご質問を
きのういただいていました。
 
これについては、
ハッキリと分かりませんが、
九州南部上空に
中心がきた太平洋高気圧の
時計回りの風によって、
新燃岳の噴煙が
九州北部を通って
あるいは豊後水道から
県北部に再び入ってきた可能性は
否定できません。
 
PM2.5の濃度も今週の後半以降、
県の北部を中心に高めになっています。
 
偏西風が北上しているこの時期に、
大陸から飛んでくることは考えにくく、
晴れて日差しが強くて風が弱いので
光化学オキシダント(光化学スモッグ)も
少し疑いましたが、
基準近くまで上がっているので
その可能性もありますが、
これは先週から見られれていたので、
今週になってということだったら、
やはり新燃岳の影響を
疑う必要があるでしょう。
 
きょうの午後になって
県内の各地の方から
霞んでいる原因についての
お問い合わせが届いていますが、
午後になって
各地でPM2.5の濃度が
やはり上がってきていて、
霞の要因は直接的には
PM2.5ですが、
発生源としては
断定はできませんが、
新燃岳の噴煙である可能性が高い
見ています。
 
目やのどに違和感を感じる方は
マスクや眼鏡での
対策もおススメしますし、
10キロ先が見えないほどの時は
洗濯ものの外干しも
控えても良いでしょう。
 
 
今日は
宮崎市内も朝から白っぽかったですね。
 
けさの宮崎市内は
湿度が高くなって
モヤが発生していました。
 
一方、強い日差しで
気温が上がっていて、
今日も危険な暑さになっています。
 
この気温の上昇で
きょうも午後は各地に雷雲が出来ていて、
竜巻注意情報も出ました。
 
きのうよりもやや東側で
発生してきています。
 
この雨雲が過ぎた後は
少し暑さが和らぐでしょうが、
湿度が上がるので
熱中症には油断しないでください。
 
 
あすからあさっては
再び高気圧の影響が強まる予想で、
夕立も起きにくくなりそうです。
 
広い範囲で35度前後まで終わって
危険な昼の暑さになるでしょう。
 
十分に熱中症に警戒して
お楽しみください。
 
ノダも特番に少しお邪魔します。
 
日曜日は、午前中が
操法大会(今年のノダは応援)なので
こちらも熱中症に警戒して
熱い夏を楽しむ予定です。
 
月曜日も広く晴れて
猛暑を予想します。
七夕もキレイな夜空が見えそうです。
 
ただ、来週火曜日ごろからは
太平洋高気圧が北に偏ってしまって、
県内は高気圧の南側になるため、
亜熱帯モードになります。
 
高気圧の南側の
暖かく湿った空気が
南東から入るパターンで
にわか雨が起きやすく、
晴れたり雨が降ったりという
変りやすい天気の可能性があります。
 
どの程度の雨になるか、
この不安定がいつまで続くかは
高気圧の強さと
太平洋にある雲の状況で
変ってきそうです。
 
 
フィリピン付近の雲は
きょうの午前3時から
フィリピンと台湾の間で
熱低と解析されてきています。
 
そして、午前9時に、
24時間以内に台風になる予想で
発表されました。
 
この新たに出来る台風と、
来週の高気圧の強さによって
来週後半の天気が変わりそうですが、
一旦高気圧が弱まる傾向ですので、
来週中ごろからは
不安定な天気になると
思っておいた方が良いでしょう。
 
東シナ海~九州の南も
海面水温が高いので
台風はそれなりに
発達する可能性もあります。
 
また、
別の熱低が出来そうな資料もあるので
それも含めて
月曜日にお伝えする新しい情報も
ご確認ください。
250704_1
昼前の延岡市

白く霞んでいます。

(お天気カメラより)
250704_2
昼過ぎの宮崎市

延岡ほどではないですが、
やはりカスミがありました

5000mまで上がりました

ノダっち

25年7月3日(木) 17:20

天気の話なノダ

新燃岳は、
傾斜計のデータなど見ていると、
きのうの2800mまで上がった噴火の後、
少し収縮方向の変換があったものの、
そのあとまたすぐに
ジワリと膨らむ変化が見えていて、
さらに微動?というような
地震計のデータが続いていたので
嫌な感じがしていたら、
昼過ぎ13時49分に
噴煙を5000mまで上げました。

レーダーでも反応が出ていましたので
けっこうな量の火山灰が出てそうです。

一方、発雷は検知されていません。

2011年の時は発雷もあったので
まだそこまでには至っていないのでしょう。

きょうも主に
鹿児島県の方向に流れたようで、
昨日に続いて、
降灰が大変な地域がありそうです。

引き続き、噴火活動に注目しましょう。

あすの上空の風は
引き続き弱い予想ですが、
山頂付近の風は
午後は都城市の方向を
向くこともありそうです。

一方、火口より1500m付近まで上がると、
鹿児島県の方向に流れやすい風です。


一方、きょうも県内は
朝からの強い日差しで
気温が上がっていて、
えびの市加久藤で5日連続の猛暑日、
都城も3日連続の猛暑日で
いずれも36.5℃と
体温並みになっています。

気温の上昇と
上空の高気圧の弱まりで
きのうよりも
午後の雨雲がやや増えています。

一部で落雷も発生しているようです。


あすも引き続き高気圧に追われて
広く晴れそうです。

危険な暑さが続きます。

あすも、
徹底した熱中症予防が必要です。

また、山沿いは、引き続き、
午後の急な雷雨にご注意ください。


土日は少し安定してきそうで、
暑さも強まりやすいでしょう。

Check!カーニバルに行く方も
万全の熱中症対策をお願いします。

来週水曜日以降は
晴れマークが無くなりましたが、
フィリピンの東の雲次第です。

高気圧を強めるか、
それとも低気圧として
いつ頃まとまってどう動くのか、
注目しておきましょう。


雨が降れば
少し暑さが落ち着きますが、
きょう発表された一カ月予報は、
再来週以降も
厳しい暑さを示唆しています。

平均気温は、
12日からの1週間も、
19日からの2週間も
平年より高い予想です。

天候は、
12日からの一週間も、
普段なら梅雨時期の平年よりも
曇りや雨の日が少ない、
と発表されていますが、
資料を見ると、
高気圧が弱まる時期がありそうで、
不安定な天気になる時期も
あるかもしれませんし、
南からの雲の通り道も気になります。

一方、19日からの2週間の高気圧は
再び高気圧が強まりそうです。
通常でも
暑さがピークを迎える時期になりますので、
どのくらいの暑さが出るか、
気がかりです。

250703_1
5000mまで上げる
噴煙を出したころの新燃岳
(気象庁HP
御鉢カメラより)
250703_2
高千穂牧場から見た
新燃岳の噴火
(bluesea12067さん提供)

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