ノダっち

NO RAIN NO RAINBOW
09年2月25日(水) 12:36
のだ的雑学の部屋
HOMEMADE家族という
ヒップホップグループが歌っている
「NO RAIN NO RAINBOW」という歌を
ご存知でしょうか?
野田の大好きな歌なんですが、
NORAINNORAINBOWは、
雨が降らなきゃ虹が出ない、
というハワイのことわざです。
雨=やなこと、つらいこと、マイナスなこと、があっても、
虹=そのうち良いことが訪れる、ということでしょう。
科学的にも、もちろんそうなんですよね。
雨などの水滴に太陽光線が反射、屈折することで虹が出来ます。
日常の中で
雨を虹の素として意識することなんてなかなかありませんが、
ことわざになって自然と受け継がれるハワイって
素敵な所なんだろうなぁ、と遠い目になってしまう野田です。
いつかは行ってみたい・・・
この歌の歌詞の内容も、そのまま
やまない雨はない、いつかは晴れるから、
頑張ろうぜ!みたいな内容です。
けさは、きれいな虹が見えました。
国公立大学では、
2次試験の前期日程試験がきょうから始まっています。
受験生のみなさんにとって、
辛い受験勉強の日々を経て向かえたこの日、
空にかかった虹が
そのまま夢への架け橋となったことを祈ります(^人^)

暖冬の要因
09年2月24日(火) 12:37
お天気教室
きょうもスッキリしない天気になっています。
菜種梅雨のような天気が
一ヶ月も早く現れるほど暖冬になっている2月ですが、
きのう、気象庁から
平成20年度異常気象分析検討会(定例会)
での検討結果の概要
~2008/09年冬の日本の天候と循環場の特徴について~
という資料が発表されました。
資料によると、
この冬の暖冬の要因としては、
「アリューシャン低気圧の勢力が太平洋全域で平年と比べてかなり弱く、シベリア高気圧の張り出しも弱かった。このため、日本付近では冬型の気圧配置が平年より弱く、寒気の南下しにくい大気の流れとなった。このことが、顕著な高温をもたらした直接的な要因である。」
と記載されています。
アリューシャン低気圧とは、北太平洋にある
アリューシャン列島付近で冬に発達する低気圧のことで、
日本付近を通過した低気圧が
アリューシャン列島付近まで発達しながら進んだものなどです。
ちなみに、この発達した低気圧から生まれた波は
うねりとなって太平洋を伝わって
冬のハワイに大きな波をもたらすことで知られています。
一方、シベリア高気圧は、
冷たい空気を持つ大陸の高気圧です。
天気予報でよく使う言葉、
西高東低の冬型の気圧配置うち、
西の高気圧がシベリア高気圧で、
強い冬型のときは、
東の低気圧がアリューシャン低気圧になります。
(右の1月2日の天気図)
ではなぜ、アリューシャン低気圧が弱かったのか?
ということに関しては、
上空の偏西風の蛇行が原因ではないか、
といった内容が記されています。
実は、低気圧の発達は、
上空の偏西風の流れ方に影響されているのです。
1月は冬型の気圧配置が続いたこともありましたが、
私自身、今月はほとんど冬型という言葉を使っていません。
強い冬型の気圧配置になりにくかったため、
寒気の流れ込みが少なく、気温が高くなっているわけです。
この高温の傾向は夏に向けてどうなるでしょうか?
あすは、気象庁から「暖候期予報」
つまり夏の天気の傾向が発表されます。
注目です。

記録的高温ペース
09年2月20日(金) 12:38
天気の話なノダ
きのう木曜日までだった雨マークは、
27日金曜日まで伸びました(汗)
28日には都城市、
3月1日は宮崎市でオープン戦もあるので、
これ以上、何とか梅雨には伸びて欲しくないものです。
何とか梅雨では、収まりが悪いし、
この際なので、菜種梅雨もどきと呼んじゃいます。
この雨の原因は暖冬にあると昨日書きましたが、
きのう現在の宮崎市の2月の平均気温は10・6度で、
観測史上4番目に高い記録に並んでいます。
また、都城が9・7度、延岡が9・5度で、
いずれも4位という状況です。
来週も、気温は平年より高い予想です。
このまま行くと、さらに順位が上がるかもしれません。
いずれにしても、記録的に気温の高い2月になっています。
ただ、きょうは冬型の気圧配置で
風が冷たくなっています。
きょうの最高気温は未明に観測された所が多く、
午後になって、朝よりも気温が下がってきました。
風も強まっているため、
数字以上に寒く感じられているかもしれませんね。
ちなみに未明に春二番のような風が吹いた可能性があるものの、
今日の日中以降に吹いている風は、
どちらかと言うと木枯らしの風です。
あすにかけてが、今月最後の寒さになりそうです。
体調を崩さないよ言うにお気をつけ下さい。

何梅雨と呼ぼうか?
09年2月19日(木) 12:39
天気の話なノダ,エコを考えるノダ
きょう発表の週間予報は、
22日(日)から26日(木)まで
ずら~~~っと雨マークが並びました。
土曜日は高気圧に覆われて穏やかに晴れそうですが、
日曜日は西から低気圧が近づいてくるため天気が下り坂で、
午後から崩れてきそうです。
月曜日以降は、
大陸の高気圧が北の方に偏って張り出すため、
高気圧の南縁にあたる九州南部付近には
前線が停滞しやすくなって
天気がぐずつく予想になりました。
WBCの侍ジャパンのキャンプは日曜日で終わりますが、
来週は、プロ野球の各球団にとって、
オープン戦に向けた最後の週で、
キャンプの総仕上げをする大事な時期になります。
雨で、
調整が上手く進まないなんてことにならなければいいのですが・・・
そもそも、この時期に5日も雨が続くことは稀です。
なので、この時期の
この梅雨のような天気をピッタリ言い表す言葉がありません。
気圧配置は、菜種梅雨の型です。
菜種梅雨にきちんとした定義は無いし、
もうすでに県内では菜の花があちこちで咲いているので、
菜種梅雨と言ってもいいかもしれません。
そして、梅雨が季節の変わり目に出来る前線によるもので、
春から夏の変わり目が本物の「梅雨」で、
夏から秋の変わり目が「秋霖」、
秋から冬の変わり目に「山茶花梅雨」があり、
冬から春の変わり目は「菜種梅雨」とするならば、
今回の長雨は菜種梅雨といえそうです。
しかし、本来の菜種梅雨は、
3月下旬から4月上旬の菜の花が咲き誇る季節に使われます。
実際にその時期には、長雨になることがしばしばです。
その時期を大きく外れて使うのには抵抗があります。
この菜種梅雨の前倒しのような状態は、
おそらく今月の暖冬傾向が原因でしょう。
暖冬になると、
大陸の高気圧が南への張り出しを弱めるため、
高気圧の南縁には前線が出来るのです。
しかし、いくら暖冬とはいえ、
2月から菜種梅雨が現れてもらうと、
宮崎的にはかなり困ります。
せっかくコレだけキャンプシーズンで盛り上がっているのに、
まさに水を差す雨です。
2006年も2月は雨が降りやすい月でした。
ウィキペディアの「梅雨」の項目には
近年この菜種梅雨が冬に繰り上げられる傾向がある、
という旨の記載があります。
私自身での検証はきちんと出来ていませんが、
これは私も感じていることです。
そして、近年、暖冬が現れやすくなっているのは事実です。
これを温暖化に結びつけて考えるのは自然な流れでしょう。
このまま温暖化が進んで、2月の暖冬傾向が強まると
宮崎の2月は雨が降りやすい月になって
キャンプに適さなくなってしまうかもしれません。
暖かいとキャンプ見学はしやすいのですが、
寒いほどよく晴れるのが宮崎の本来の2月の姿です。
今年だけの異常な傾向なのか、
それとも、今後さらに強まる傾向なのか、
答えは何年も何十年も後になってからしか
分からないかもしれません。
しかし、その答えが出た時には手遅れになっていた、
ということは避けたいですよね?
やはり、
出来ることから温暖化対策をしていきたいものです。
菜種梅雨が、2月下旬から現れる長雨、
として定着してしまうくらいなら、
この時期の長雨を何と呼ぼうか?と悩む方が
よっぽどマシだと思う野田でした。
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