東風特有の雲分布

ノダっち

22年10月13日(木) 17:18

東からの湿った空気で

雲が広がってきました。
 
県境付近を中心に
晴れ間もありましたが、
だんだんと雲が優勢になった
きょうの県内上空です。
 
気象衛星の可視画像を見ると
九州は、太平洋側だけが雲が多く、
県内が一番雲が多くなりました。
 
東風で湿った空気が入るときに
特有の雲の様子です。
 
弱い雨雲も
日向灘から近づいて、
日南付近には、
弱い雨雲もかかったものとみられます。
 
一方、きのうよりは
上空に入っていた寒気が弱まって、
日差しが弱い割に
昨日ほどの空気の冷たさは感じません。
 
 
基本的には、
あすもあさっても、
同じように東からの
湿った空気が入りやすい形が続きます。
 
県内は雲が広がりやすく、
平野部を中心に
低い雨雲がかかる可能性もアリ、
洗濯の対応は
沿岸部ほど
空を気にしておくのがおススメで、
県境付近ほど
シッカリと日差しにも当てて
乾かせるでしょう。
 
あす朝にかけては
放射冷却も弱まって
けさよりも朝の冷え込みも
弱まってきそうです。
 
昼間も、
半袖でいいくらいの所もあるでしょう。
 
土曜日の雨に関しては、
昨日までの資料よりも
余り降らない可能性の資料も出てきて
その可能性もみています。
 
 
日曜日になると、
前線が伸びてくることで
雨雲が増えそうですが、
まだ安定していません。
 
一方、月曜日は
シッカリと雨が降りそうな
資料が増えていて、
前線の活動が強まりそうな気配もあり、
念のため、雨の降り方に
注意しておきたい予想です。
 
このあたりは、
今、フィリピンの東にある
低圧部が熱低になる見込みで、
さらにその後、その周辺の空気が
流れ込んでくるかどうかでも
変わってくるでしょう。
 
前線の位置によって
昼の気温が上がりにくいのか、
雨が強まるかなども変わってきます。
 
一方、火曜日頃からは
次第に大陸の高気圧が張り出してきて
再び冷たい空気が流れ込みそうです。
 
水曜日から木曜日ごろを中心に
朝晩の寒さが強まる可能性もありますので
体調管理という面でも、
今後の予想気温に注目しておきましょう。
 
 
なお、
きょう発表された一か月予報によりますと、
この先一ヶ月の平均気温は
ほぼ平年並みの予想になっています。
 
週別でみると、
2週目(10/22~)は
平年並みの平均気温で、
3~4週目(10/29~11/11)は、
平年並みか平年より高い予想です。
 
少し暖かい空気が入る時期もありそうで、
来月初めごろは
季節の進行が
少しゆっくりになるかもしれません。
221013_1
けさの
宮崎市の西の空

雲が多かったものの
山沿い方面は
晴れ間もあったと思われる
雲の端が見えていました
221013_2
きのうの夕方5時台の
中継オンエア直前の
西の空

スッキリキレイな空でした
221013_3
午後1時半の衛星
トゥルーカラー画像
(気象庁HPより
JMA,NOAA/NESDIS,CSU/CIRA)

東からの湿った空気で
九州の右半分だけ
雲がかかっていました

投稿月