まだ気になる雲もあります

ノダっち

22年9月27日(火) 17:14

4連休をいただきました。

 
特に何をしたというわけでもなく、
子供の部活の送り迎えなどなど
ゆっくりとさせてもらって
少しリフレッシュしたような気がします^^;
 
やや不安定な天気も予想していた
連休中でしたが、
土曜日は比較的よく晴れて、
日曜日も崩れは限定的だったでしょう。
 
きのうも、
宮崎市内に朝から弱い雨雲がかかっていたり、
午後の山沿いの所々にも
雨雲がかかっていました。
 
14号による雨が多かった北部には
夜になって発達した雨雲がかかり、
まだ雨が抜けきっていなくて
地盤が緩みやすい状態なため、
やや緊張感が高まった所もあります。
 
暖かく湿った空気が流れ込んで
気圧の谷に入った影響です。
 
一方、暖かく湿った空気があったため
日差しが多くなった所を中心に
蒸し暑さも強まっています。
 
 
一方、休んでいる間に、
台風15,16,17号と
立て続けに発生しました。
 
15号は
予想通りにギリギリ台風の勢力で
北上しましたが、
木曜日のOAで解説したように
北側に発達した雨雲を伴う
いびつな形をしていたこともあり、
この台風が接近する前に
静岡県内で大変な大雨を降らせました。
 
解析雨量では
3時間で300ミリという数字も見えたので、
14号の時に宮崎県内で降ったのよりも
短時間降雨の強度としては
酷い降り方だったといえるでしょう。
 
総雨量は、インパクトがある数字で
警戒を呼び掛けるためにも
報道されたりしますが、
その雨が、何時間で降ったのか、
ということも非常に問題である、
という点は、覚えておいてください。
 
一方、金曜日~土曜日の県内は
この15号の外側の雲の影響も
小さく経過しました。
 
16号は
フィリピンから南シナ海方向に進み、
17号は、日本の東に進む見込みで、
県内への直接の影響はありません。
 
ただ、
県内へのあすのウネリの影響を
考えておいた方が良いでしょう。
 
 
きょうは、
気圧の谷の(というにはしっかりとした)
雨雲が通過して、
各地で雨が降りました。
 
土壌雨量が高いため、
土砂災害の危険性があって
北部で大雨注意報が出た所もあります。
 
大雨注意報については、
きょうのチェックの5時台で
少しお話ししました通り、
誤解も生みやすいものですので、
ご理解ください。
 
日が差すと、
ムシムシも感じましたね。
 

あすも雲が多く、
にわか雨の可能性もありますが、
晴れ間もしっかりとありそうです。
 
やや不安定ですが、
今日よりは雨雲が少なくて、
日差しが多くなるでしょう。
 
日差しが多いと
ムシムシした暑さが強まる可能性があって
熱中症に注意が必要です。
 
一方、海は
弱いながらも台風17号の
ウネリが入る予想が出ていますので、
海のレジャーは
急な高波にお気を付けください。
 

あさって以降も、
晴れる日が多い予想ですが、
あさっては、
北にある秋の乾いた空気と
南からの暖かく湿った空気の境目で
隠れた前線が九州付近にありそうで、
その隠れた前線の状況次第で
にわか雨の可能性もあります。
 
また、来週にかけても、
南の雲のまとまりなどにも
注目していきましょう。
220927_1
日曜日朝の
秋らしい空
220927_2
午後4時半の
衛星画像
(気象庁HPより)

中国大陸沿岸に
台風16号、
東日本の南に
台風17号の渦巻きがあります。

一方、フィリピンン東にも
雲がたくさんある状況で、
この辺りの雲が
今後どう動いてくるか、
念のため注目しています。

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