再び蒸し蒸し空気流入

ノダっち

22年9月22日(木) 17:19

気圧の谷の影響の方が強かったようです。

雲が多く、
朝から所々に弱い雨雲がかかっています。

きのうまで
北からの秋の空気がつづいたのですが、
きょうは、また太平洋高気圧の
縁辺を北上してくる
南からの空気の流れに
上空が変わってきました。

この空気によって雲や雨雲が
出来て運ばれてきています。
ただ、午後は晴れ間も出て
ムシムシした暑さを
感じられた所もあったでしょう。

この流れの中で、
熱帯低気圧も北上していて、
きのうは台風にならなさそうな
予想だったのですが、
気象庁は、きょう未明から
台風になる見込み、
と発表してきています。

ただ、今回も
今年多い、ギリギリ台風です。

また、きのうもお伝えしましたように
九州付近は
大陸からの高気圧・偏西風に守られて
直接の影響は受けないでしょう。

海はうねりが入りそうですので、
海のレジャーは
急な高波に注意が必要です。

また、台風や、
台風から変わる温低が近づく
東海~関東の各地に行く予定の方も
最新の情報にご注意ください。


あすの県内は、
この湿った空気の流れ込みがあるため、
不安定な空模様になるでしょう。

日中にかけては晴れるものの、
夕方以降は、雨が降る所もありそうです。

あさって土曜日から日曜日は、
高気圧に覆われて晴れるでしょう。

ただ、
地上付近の高気圧が北に偏っているため
高気圧の南側で
上空に暖かく湿った空気の流れ込みもあって
にわか雨の雨雲が湧くこともありそうです。

日曜日は、
にわか雨の可能性も低いように見えますので、
とくに、明日と土曜日のお出かけには
念のための雨具の準備が安心でしょう。

暖かく湿った空気の流れ込みがあって
昼間はムシムシ感じる可能性もあります。
復旧作業などされている方も
熱中症にもお気を付けください。


来週も、高気圧が北寄りです。

県内には、湿った空気が入りやすく、
不安定な天気が続きやすいでしょう。

とくに、火曜日辺りは
雨雲がかかりやすいような、
きょうの資料になっています。

今後の新しい予報でもご確認ください。


きょう発表された1ケ月予報は、
平年同様に晴れの日が多いとなっていますが、
降水量が少:並:多=30:30:40
日照時間が少:並:多=40:30:30で
やや多雨で、寡照気味の予想です。

週別にみると、
2週目10月1日~は
天気が周期変化で
平年並みに晴れる日が多いものの、
3週目から10月08日~10月21日は
周期変化の中で
平年より晴れる日が少ない予想になりました。

先日お伝えした
10月の平年より晴れる日が少ない予想が
この辺りが中心になるようです。

南からのグルグルに注目しましょう。


なお、あす23日と26日月曜日は
先日台風時の振り替えも含めて
お休みをいただく予定です。
ご了承ください。

アナウンサーの皆様に
しっかりと伝えていただくように
準備しておりますので、
最新の天気予報をご確認ください。

220922
午後2時の衛星画像
(気象庁HPより)

南海上の熱低は、
可視画像で見ると、
中心の渦が見えますが、
赤外画像だと見えません。

これは、中心渦の雲が
発達していなくて
雲が低いためです。

一方、発達した雲は
中心の北側に偏っています。

このタイプは発達が弱いです。

ことしは
こういうギリギリ台風が
多いです。

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