台風14号発達中

ノダっち

22年9月15日(木) 17:40

台風14号は、
きょう午前9時から
風速25m以上の暴風域が出来て、
さらに、正午には、
強風域が一気に9時の2倍近くの
全域600キロ(半径)に広がり、
大型になりました。

雲の範囲が広いため
大型になってくるとは
予想されていましたが、
急激な広がりです。

しぼむ要素はありませんので
このまま大型で北上してくるのでしょう。

さらに、強さも強まる見込みで、
土曜日には強い勢力になってきそうです。

貴重超予報円の中心線の予想は、
きのうの午後以降、
あまり大きく動かなくなりました。

ただ、予想の資料的には、
九州付近に北上した後、
素直に上空の偏西風に乗り換えて
北東に向きを変えて進むものと、
上空の偏西風に乗り遅れて、
東シナ海で動きが遅くなる資料があります。

太平洋高気圧の強さの予想による
差のように見えていて、
当然、東シナ海でモタモタすると
影響時間が長くなって
雨の量が増える心配があり、
気になる予想です。

ただ、気象庁の台風予報では、
メインの予想としては
この可能性は排除されているようで、
素直に流されていく予想になっています。

予報円の中心線は
九州の西側・西岸付近を北上しますので、
とくに、県内で雨が多くなりやすいコースです。

また、暴風域に入る場合には
風も危険な強さになる可能性がある
コースになります。

このため、
今の中心線で行くことを想定すると、
日曜日には出歩かなくて良いような準備を、
あす、と、あさってで
済ませておくのがおススメです。

あさってには、
もう雨が強まるタイミングがあって
止み間が少なくなる可能性もあるため、
とくに、晴れ間がしっかりありそうな
あすの内に済ませておきましょう。

一方で、上に書いたように、
まだタイミング的に
変わってくる可能性も見え隠れしますので、
その点も含めて、あすお伝えする予想も
またご確認ください。


きょうも、東風の影響で、
雨雲が所々に流れ込んでいます。

内陸部でジワジワと土壌雨量が
悪化している所があり、
土砂災害に注意が必要です。

一方、やはり雲は隙間だらけで
晴れ間も出ました。

蒸し暑くなっていて、
きょうも都城は33度まで上がりなど
熱中症の危険度が高まっている所もあります。


あすは、台風北側の
下降気流のエリアも近づくため
日中は晴れやすいでしょう。

明日も暑くなると思っておきましょう。

ただ、安定した晴れではなくて、
にわか雨の可能性はあります。
急な雷雨には要注意です。

また、地盤が緩みやすいので
崖の近くは、
いつもと違う様子がないか、
気を付けてみておきましょう。

夜になると、
台風北側の雲も近づいてくるため、
雨が降りやすく、
また強まる可能性もあります。

夜以降、雨雲の動向に要注視です。


土曜日は、台風北側の
いわゆるアウターバンドと呼ばれる
雲の帯の通過を予想する資料があり、
この雲の帯がかかってきたタイミングは
各地で雨が強まる可能性があります。

これまでの雨で
危険度が上がりやすくなっていますので、
強い雨が1時間以上続くようになると
キキクルの確認も必要です。

また、突風の発生にもご注意ください。

それでも、おそらく、土曜日はまだ
雨の止み間もしっかりあると思います。
日曜日に出歩かなくて良いように、
買い物など済ませる
ラストチャンスがあるでしょう。

と書きましたが、
このあたりは台風の進み具合次第です。

また、あすお伝えする予報も
ご確認ください。

順調に進めば、
日曜日の午後がピークになりそうで、
月曜日は、次第に
回復に向かう流れでしょう。

来週の中ごろは台風一過で
晴れ間も広がりそうです。

ただ、順調に動かない場合は
回復が遅れてしまい、
その可能性もありますので、
この辺りも含めて、
最新情報をご確認ください。

なお、海は、あすの日中から
次第にシケとなりそうです。
もう、あすから波打ち際に近づくのは
慎重な判断が必要になります。

あすも、最新情報をご確認ください。

220915_1
けさの空

きのうより
雲が多めでしたが、
晴れ間もあって、
きょうも
虹が見えたところも
あったようです。
220915_2
午後3時の衛星可視画像
(気象庁HPより)

台風14号は
台風らしい姿に
なってきました。

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