台風14号発生

ノダっち

22年9月14日(水) 16:55

毎年なのですが、

どうも台風14号の響きは嫌です。
 
今年も、今の予想は
状況が良くありません。
 
まだ予想される進路に幅がありますので
確定的なことは言えませんし、
予想の中心も変わる可能性もありますが、
様々に資料を検討してみても
あまり楽観はできない状況です。
 
昨日も解説した
上空の太平洋高気圧が
強い状態を保てばよいのですが、
強い状況は、それほど長く
続かないものだったりするのです。

しかも、もう9月ですので、
本来、強くない時期になります。
 
かといって
さっさと弱まる雰囲気でもありません。
 
台風たちで出た上昇気流が
日本上空で下降して
高気圧を強めている可能性があります。
 
明日以降も
新しい予報の確認をしていきましょう。
 
 
きょうも
県内各地で晴れたり雨が降ったり、
変わりやすい天気になっています。
 
日差しが多くて
蒸し暑さも強まっていますので、
熱中症に注意が必要です。
 
朝にかけても気温が下がりにくく、
今朝までの最低気温は
宮崎市で27.3度でした。
これは、9月としては
観測史上最高の最低気温です。
(今夜24時までにこれを下回れば
 記録には残りませんが・・)
 
その中で、
時々まとまった雲が入ったりして、
土の中の雨の量がジワジワと
多くなってきました。
 
今月に入っての宮崎市の総雨量も
9月1ヶ月分に相当する
370ミリくらいになってきています。
 
沿岸部は、晴れ間も出ていますが、
沿岸より少し内陸に入った地域ほど
雨雲がかかりやすくなってきていて、
地盤のゆるみが発生しやすい
(危険度が上がりやすい)
状況になってきている所もあり、
注意が必要です。
 
強い雨が続いたら
キキクルを確認しましょう。
 
ただ、あすとあさっては
基本的には
今日くらいの雨の量とみていて、
急激な状況悪化は無さそうです。
 
とくにあさっては晴れやすいでしょう。

これから3日間で
土の中の水が
たっぷり抜けてくますように( 人 )
 
 
3連休は、
台風14号がよほど離れて通らない限り、
それなりの雨の量が降りそうです。
(接近すれば当然キケンな大雨の恐れも)
 
地盤の中の水が多い中ですので、
一段階高い危険度に
上がりやすい可能性があります。
 
もちろん、接近するコースになると
暴風域に入るのかどうかの見極めも
必要になってくるでしょう。
 
暴風域に入るかどうかによって、
荒れ方はまた変わってきます。
 
台風としては、
このあと次第に強い勢力になる見込みで、
九州の南の海面水温がまだ高いため
東シナ海に入っても
弱まりにくいでしょう。
 
発達の程度の予想も、
明日以降、注目して行きましょう。
 
台風がどう過ぎていくかで
台風後の天気も変わりますので、
ひとまず来週中ごろ以降の予報は、
参考程度に見ておいてください。
 
またあすも、
オンエアでも詳しく解説しますので
ご確認をお願いします。
 
220914_1
朝から青空があった
宮崎市の空

ただ、モクモクした
雲もあって、
雨が降っていたところも
あったため、
けさも、虹が見えた所が
各地であったようです。
220914_2
午後1時の衛星可視画像
(気象庁HPより)

日本列島を囲むように
4つの雲の渦巻きがあります。

12,13,14号と
北海道付近の物は、
上空の寒冷渦です。
220914_3
午後3時ごろの
宮崎市の空

青空と
内陸には
モクモク雲も
見えました。

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