連休前半は雨の降り方に注意

ノダっち

24年9月13日(金) 17:05

引き続き夏空ですが、
やや雲が増えて、
日南付近は時おり通り雨の雲が
通過しているようです。
 
一方、日差しも多く、
きょうも32度前後まで上がった所が多く、
厳しい残暑になりました。
 
 
台風13号は、
予想ほど発達していないようです。
 
やはり、当初予想したように
上空の空気の流れとの関連が
発達を阻んでいるのでしょう。
 
衛星画像で見ると、
中心部で南側の雲が
発達していないようです。
 
太平洋高気圧によって
乾いた空気が
中心に入ったのかもしれません。
 
それでも、引き続き
北側には、
広めに雲を引き連れて北上しています。
 
台風と一緒に熱帯から北上してくる
空気が入ってくるので、
県内の山の効果もあって
発達した雨雲を作る可能性があって
注意が必要です。
 
今夜以降は、
この雲の一部がかかり始めて、
あすは、きのうもお伝えしたように
雨が降ったり止んだりするでしょう。
 
とくに夕方以降は
激しい雨になる恐れがある
予想が出ています。
 
雨雲の予想図で見ると
べったり雨雲がかかりそうに
見えるかもしれませんが、
衛星画像でも隙間があるので、
止み間はあると予想しています。
 
このため、
雨雲のラインに当たらない所では
日が差すこともあって
蒸し暑さも強まるでしょう。
 
一方で、いったん晴れても
ラインが入ってくると
ザッと降ってくるので
晴れ間が見えても、油断できない空、
と思っておいてください。
 
地震の影響もあって
地盤が緩みやすくなっている所もあり、
雨が強まった時には
キキクルを
確認するようにしておきましょう。
 
とくに、あすの夕方から日曜日の朝は
雨雲の線が動きにくくて
危険度が上がる可能性もありますので、
ご注意下さい。
 
同じ時間帯あたりで、
強風域にも入りそうですので、
沿岸部は
強い風や高い波にも注意が必要です。
 
 
日曜日の日中以降は、
東シナ海で
暴風域が出来てきそうですが、
基本的には次第に台風が離れる動きで、
雨雲の流れ込みも
だんだんと減っていくでしょう。
 
月曜日にかけても
東からの湿った空気が入りやすいため
にわか雨が残る可能性もありますが、
基本的な天気傾向としては
回復傾向になる見込みです。
 
日曜日、月曜日ともに
蒸し暑さが強くて
熱中症の危険度が
上がりやすい可能性がありますので、
十分な熱中症予防も必要になります。
 
連休明けの火曜日は、広く晴れて、
暑さが強まりそうです。
 
十分にご注意下さい。
 
十五夜のお月さんを
拝むことは出来そうです。
 
 
来週後半以降は、
次の熱帯低気圧の動き次第でしょう。
 
予想がまとまりきっていません。
 
秋雨前線との作用がどうなるか、
というあたりも気になるような
資料にもなっています。
 
火曜日からお伝えする
新しい予報での確認をお願いします。
240913
正午の衛星可視画像
(気象庁HPより)

台風中心の渦巻きは
南側の雲が弱まっています。

一方、北側の雲も
すき間が出来ています。

高気圧が影響しているでしょう。

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