本格的な冬の寒気に

ノダっち

22年12月16日(金) 17:25

南部は、きのうの予想よりも

早めに分厚い雲になった気がします。
 
レーダーでは
朝から弱い反応がありました。
 
空の高い所の
濃密な雲に反応したのでしょう。
 
地上付近は空気が乾いていて、
ほとんど降っていないと思われます。
 
寒気も弱まって
北部を中心に晴れ間もありましたが、
雲が日差しを遮ると
やはり空気を冷たく感じました。
 
今夜にかけては
次第に分厚い雲になってきそうです。
 
南海上の雨雲の反応も
ハッキリと出てきています。
 
今夜は南部から次第に雨が降り出しそうです。
 
 
上空1500mの寒気は、
今夜からあす昼頃にかけて、
県内の広い範囲が0度以上になるため、
山でも、ほとんどの所が
雪ではなくて雨でしょう。
 
ただ、雨による気温降下の効果があって
冷気がたまったりすると
雪になる可能性も捨てきれません。
 
たまに、北部の山間部で
このパターンでドカ雪が
降ったりもしますので、
椎葉や西米良、五ヶ瀬などの標高が高い所、
また、えびの高原など
通行する際はお気を付けください。
 
念のため、チェーンは準備しておきましょう。
 
とくに、午後になると
寒気の南下も始まるため、
山沿いで
次第に雪に変わる所も出てきそうです。
 
また、雨で経過する各地も、
昼にかけて気温が上がりにくく、
かなり寒い一日になるでしょう。
 
夕方くらいから
平野部で雨が止んできて
天気が回復に向かいそうですが、
それとともに
寒気の南下も強まってきます。
 
朝よりも夜の方が
寒くなる所もあるでしょう。
 
日曜日は、
きのうまでの予想通り、
真冬の強い寒気が入ってきます。
 
一冬で、2~3回あるかな、
というレベルの真冬の寒気で、
上空3000m付近の寒気も強いため
東シナ海で雪雲が出来やすく、
九州北部から九州山地にかけても
雪雲が所々に流れ込みそうです。
 
県内でも、熊本県に近い地域で
しっかり雪が降って
大雪となる恐れがありますので
ご注意ください。
 
今回は、
海面水温がまだ高く、
それと上空寒気の気温差が大きくなって
雪雲が発達する恐れもあります。
 
九州の大雪の予想は、
事例が多くないため
予測が難しいだけに、
お出かけ予定がある方は
念のため、悪目に備えての
準備がおススメです。
 
平野部は
広く晴れてきますが、
時おり寒気の雲も流れ込むでしょう。
 
冷たい木枯らしの風も強くて
平野部でも一けたで経過して、
まさに、一番寒いときの冬の一日になります。
 
 
月曜日には
少し寒気が弱まりますが、
山沿いには、
まだ雪雲がかかることもありそうです。
 
月曜日朝の、
スリップ事故などもご注意ください。
 
一方、晴れてくると
朝晩の冷え込みが強まってきます。
 
とくに、火曜日の朝は
山沿いでかなり強い寒さになるかもしれません。
 
水曜日には寒気が弱まって
また気圧の谷に入って雨が降りそうです。
 
木曜日から
再び寒気が強まりそうですが、
この週末よりは弱めの予想になっています。
 
クリスマス寒波と
その後、年始にかけての流れについては、
また来週、詳しくお伝えしていきますので
ご確認ください。
221216
雲が分厚くなってきたものの、
まだ隙間もあった
午後5時過ぎの
MRTから西の空

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