俳句の日

ノダっち

22年8月19日(金) 16:47

きょうの819で俳句の日に合わせた
きのうの季語クイズは
いかがでしたでしょうか?

夏っぽいのに
意外な秋の季語などあったと思います。

今は、季節を先回りして出回って
便利にいただける農作物ですが、
ポイントは、
もともとの旬の時期や花の時期が
「立秋」の前か後かということで
分けられているようです。
旧暦では、今の暦よりも
およそ一月ほど後ろになっていることも
要因と思われます。

自由研究のテーマが
まだ決まらないようなお子さんにも、
季語と由来を調べて
俳句を作ってみるようなものも
面白いと思いますが、いかがでしょうか。


きょうも、宮崎は、
まだ秋よりは夏の季語が活躍しそうな
天気になっています。

酷暑猛暑など、
どれも夏の季語です。

とくに蒸し暑いさまを結う言葉で
溽暑(じょくしょ)という
夏の季語もあります。

ただし、残暑になると
秋の季語です。
立秋を過ぎてもなお残る暑さということで
この時期は、本来は
こちらを使うのが良いということになりますね。

また、よく指摘される言葉として
「爽やか」も秋の季語です。

立秋を過ぎて、暑さの盛りを越えて
肌に感じる少し涼しさを含んだ感じ
と思っておくとよいでしょう。

この「涼し」は夏の季語ですが、
これを「新涼」とすると、
秋に入ってから感じる涼しさで
秋の季語になります。

奥が深いです。

少し話がそれましたが、
けさは、宮崎などは
まだまだ夏の蒸し暑さの方が
強く感じたのですが、
熱帯夜を脱出している内陸部では
「新涼」を感じられた所も
あったかもしれません。

一方、日中の最高気温は、
宮崎や神門で35度を超えて、
再び猛暑日が帰ってきています。

前線が南下して、
活動が弱まって
晴れ間が出ているため
気温が上がった所がある一方、
高気圧にしっかりと覆われていなくて
湿った空気が入っていますので、
山沿いを中心に
雨雲が通った所もありました。

高気圧が強くないのは、
朝から飛行機雲が
たくさん出ていて残りやすくなっていたことで
感じることができたと思います。

夏の高気圧が強いときは、
上空から下降気流が卓越しますで、
飛行機雲もすぐに消えやすくなる一方、
飛行機雲が残りやすかったり
太くなりやすいということは、
上空は高気圧に支配されていないことを
示しているのです。

なお、飛行機雲は
季語として認められていないようですが、
さば雲、いわし雲、うろこ雲、ひつじ雲などは
秋の季語となっています。
前線の北側にはっきり入った本州では
朝の空に、これらの雲が
観られたところがあったようです。


あすは、午前中にかけて
一旦高気圧が強めになりそうな予想ですが、
午後にかけては、
地上の気圧の谷(弱い前線)が
南下してきそうな予想になっています。

きのうの予想天気図では
前線で表現されていましたが、
今日の予想天気図では
前線は書かれませんでした。

前線が弱いので、
典型的に天気が崩れませんが、
あすの午後からあさって午前辺りは
いっそう、所々でにわか雨があって
不安定な天気になりやすいでしょう。

気象台は
鹿児島県の日曜日の警報級の可能性を
「中」としています。
暖かく湿った空気が強く入ると
局地的に東シナ海側などで
雨雲が発達する可能性を
示唆しているようですので、
県内でも、鹿児島県に近い地域は
雨雲の発達に注意しておいた方が
良いでしょう。

とくに、
屋外でのレジャーを予定している方は、
最新の注意報の発表状況なども確認し、
山では天気の急変に備えた準備や
川では、上流で降った雨での08
流れの変化などにご注意ください。

また、日曜日の午後に
天気が早めに回復すると
暑さが強まる所もあると思われます。

土日ともに、引き続き、
熱中症への警戒も必要です。


月曜日以降の予想は
資料が新しくなるたびの
変化が激しくて
ハッキリしません。

こういう時は、
だいたい不安定です。
天気自体も変わりやすくなったりします。

今日の資料だと
月曜日も
にわか雨が起きやすい可能性があるものの、
火曜日から水曜日にかけては
晴れやすいようにも見えます。

晴れ具合によって
暑さも変わりますので、
月曜日の朝からお伝えする
新しい予報でご確認ください。

来週後半は、
高気圧が弱まって
いっそう、不安定が強まりそうですが、
このあたりの傾向も
新しい予報での確認がおススメです。

220819_1
朝の宮崎市の空

横に長く
飛行機雲が写っていますが、
南西の空から飛んできた飛行機が
空に残していき、
徐々に太く変化したい飛行機雲が
よく観測できました。
220819_2
昼過ぎの
MRTから南西の空

モクモク
不安定感の強い空でした
220819_3
きのうの夕焼け

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