天気図に前線は無いですが・・・

ノダっち

22年7月13日(水) 16:51

午前は雲が少なくなった時間もあって、
しっかり日差しもありました。

それでも、朝から
低い空は白っぽく見えましたので、
水蒸気が多いことも示していて、
蒸し蒸し感じた体感とも
一致しますね。

一方、この湿った空気は
強い日差しで温められた地面からの熱で
軽くなって上昇し、
きょうも、午後になると
所々に雨雲が発生してきました。


あすは、夜にかけて
九州北部付近に
前線が南下してきそうに見えます。

この前線の南には
暖かく湿った空気が流れ込んできて、
今日よりも一層、
大気が不安定になりやすいでしょう。

一方、西からの風になりますので、
山を越えた風は
平野部を中心に下降気流になって
晴れ間も出てくるため
あすはまた、平野部を中心に
暑くなりそうです。

引き続き、熱中症予防が
シッカリと必要です。

一方、前線の南下具合によっては
山沿いに発達した雨雲が
かかる可能性も捨てきれません。

午後は、レーダーなどで
雨雲の様子をご確認ください。

洗濯物も、やはり、
空模様を見ながらの対応が
おススメです。


この前線は、土曜日にかけて
九州付近を次第に南下しそうです。

金曜日から土曜日にかけて
この前線の活動具合によっては
九州の西側に
発達した雨雲がかかりやすくなる
可能性があります。

この雨雲の発達具合によっては
県内の山沿いにも
一部に発達した雨雲が
かかるかもしれません。

明後日から土曜日午前にかけては
発達した雨雲の動向にも
注目しておきましょう。

今日の資料だと、
土曜日の午後になると、
前線がしっかり南下して
晴れ間が出てきそうな資料もあります。

日曜日も同様です。

ただ、連休最終日の月曜日は
再び前線が北上傾向になって
雨雲がかかる所も出てきそうな
予想になっています。

来週は、後半にかけて
上空の太平洋高気圧が強まりそうですが、
地上の前線が
あっさり離れないような予想です。

このあたりは、今後の資料で
確認していきましょう。


と、前線と書いていますが、
梅雨前線ぽいものが資料に見えるのですが、
気象庁が発表している天気図には
この前線が書かれていません。

あす朝の予想天気図にも
書かれませんでした。

上空の寒冷渦もありますので、
典型的な停滞前線とは違う、
ということかもしれませんが、
前線があって、活発です、
と言った方が防災的な面で考えても、
分かりやすいと思います。

梅雨が明けたということで、
書かないのかな?
なんて変なことを思ってしまいそうです。

いずれにしても、
前線的なものがあって、
その南の暖かく湿った空気の流れ込みで
雨雲が発達する恐れがあります。

土曜日にかけて
最新の雨に関する情報にご注意ください。
また、九州内は
とくに東シナ海側が雨が強まりやすいため
連休で各地にお出かけ予定の方も、
各地の状況にご注意をお願いします。

220713_1
下の方がボンヤり白い
朝の空
220713_2
雲が増えてきた
昼前

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