ノダっち

3792件

1 ...91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 ...759

ギリギリ台風のまま接近中

ノダっち

22年7月4日(月) 17:24

天気の話なノダ

台風4号は、
ジワジワと北上して、
日曜日に沖縄付近を通過した後、
東シナ海をジワジワ北上しています。
 
沖縄の南東にあった
土曜日の正午から最大風速23mになって
18時から中心気圧が994hPaに下がって
ココが発達のピークだったようです。
 
日曜日は、
中心気圧が996hPaだったものの、
9時に最大風速が18mまで下がって、
ギリギリ台風でした。
沖縄の陸の影響を受けたためでしょう。
(17.2m以上で台風、それ未満は熱低)
 
昨日午前11の衛星画像でも、
台風中心の渦巻きは
可視画像で観ることが出来るものの、
赤外画像だと見えません。
 
赤外画像は、雲の温度を撮影していて、
空の高い所の冷たい雲ほど白く写りますので、
これは、背が高い雲が
台風の中心にないことを意味していて、
台風としての発達が弱いことも
示していました。
 
つまり、台風としての発達が
弱いことを示しています。
 
一方、台風の北東側には
台風のシステムと一体とは言いにくい
やや発達した雲の塊があって
昨日からかかってきていました。
 
土曜日は、
湿った空気の流れ込みによる雨雲が
予想に比べてなぜかかなり少なかくて
晴れ間もしっかりあったので
蒸し暑くなりましたが、
日曜日からは、この雲の影響で
シッカリと雨が降ってきています。
 
とくにきょう明け方からは
台風周辺の風の動きと
雨雲の動きの向きがそろったため
線状に並んだ発達した雲によって
一気に危険度が上がった所もありました。
 
台風の動きが遅いため
雨雲の動きも遅めで
雨雲の向きがそろうと、
強雨が続きやすくなっています。
 
朝の時間に
道路が冠水するなどして
通勤通学が大変だった地域も
あったでしょう。
 
 
台風4号は、
気象庁のきょう午前9時の予報では、
九州接近時のあす午前9時が
ギリギリ台風勢力で、
その後、本州付近に予想される
6日午前9時は
温低の予想になってきました。
 
実際には、今後は、
陸地の影響を受けて
さらに台風としての構造が
崩れてくることでしょう。
 
どこまで、台風のままと
気象庁が発表するのか、
注目しています。
 
とはいえ、風は
強風注意報レベルで
そこそこに強まるでしょう。
 
あすの日中は、強い風にも
ご注意ください。
 
また、台風が九州に近づく前は、
台風東側の雲が
県内に入りやすい状態が続きますので、
雨の降り方には、
引き続き警戒しておきたい状況です。
 
きょうにかけての雨で
地盤が緩みやすくなってきていますので、
その点でも警戒しましょう。
 
夜中でも、雨の音で目が覚めるなどしたら
キキクルの確認をお願いします。
 
一方で、上にも書いたように
この台風は、
中心付近に発達した雲がありません。
 
あす、日中に台風が九州に接近した後は
雨のピークは越えて、
晴れ間が見えることも出てくるでしょう。
 
晴れ間が出ると、
また蒸し暑さも強まります。
 
いったん、暑さが弱まりましたが、
あすからは、また
熱中症にならないように
十分にご注意ください。
 
 
あさってから木曜日ごろにかけては
いったん天気が回復傾向でしょう。
 
晴れ間が出る可能性は十分にあります。
 
ただ、週末は
また不安定になってきそうな資料もあり、
ハッキリしません。
 
あす以降、台風が過ぎたら
だいぶ予想がまとまってくると思いますので、
新しい予報でご確認ください。
 
いずれにしても、
あさって以降は、再び
暑さも強まってきそうですので、
熱中症への警戒が
再び必要になってきそうです。
220704
日曜日午前11時の
衛星画像
(気象庁HPより
ノダが加筆・
横並びに編集)

本文に書いたように
可視画像では
キレイな渦が見えますが、
赤外画像では
渦が見えません。

台風4号発生

ノダっち

22年7月1日(金) 17:10

天気の話なノダ

台風4号が発生しました。

 
今週、随時お伝えしていた
南海上の雲の中で
熱低から足早にきょう午前9時で
台風と判定されています。
 
熱低での北上と予想していましたが、
一気に予想以上に成長したようです。
 
台風4号は、あすは
沖縄の南を北上して、
日曜日には東シナ海に入る予想で、
ココまでの進路に関しては
おおむね固まってきています。
 
ただ、
この3日(日)の午後から先の進路が
まだかなりハッキリしません。
 
肝心の3日以降の動き次第で、
県内の雨の降り方が変わってきます。
 
今のところ、台風としての発達は、
「たいしたことない」予想です。
熱帯低気圧から少し強まった状態で、
暴風域を伴うほどに
発達する可能性は低い予想ですので、
よほど接近しない限りは
直接の台風の影響を
気にする必要はないでしょう。
 
とはいえ、、、
 
予想以上に早く台風になったこと、
まだ予想の幅がかなりあること、
などを考えると、
今の予想よりも発達して
そして県内に近づくケースも
念のため、想定しておきたい状況です。
 
あす以降の、新しい予報も
ご確認ください。
 
何かあれば、
ノダのSNSでも発信しようと思います。
 
 
一方、きょうの県内は、
あすからの天気の崩れが
信じられないくらいに
スッキリと青空が広がりました。
 
南海上の雲の上昇気流が
こちらで下降して
いっそう青空が濃くなっている効果も
あるかもしれません。
 
きょうも、加久藤が35度まで上がって
猛暑日にもなっています。
 
 
あすは、台風とは別で
台風の雲の北を北上している雲が
流れ込んできそうです。
 
東からの風も吹きこんでくるため、
平野部を中心に
雨が降りやすくなるでしょう。
 
もしかすると、
晴れ間が見えるかもしれませんが、
晴れ間が見えていても、
傘を持って出かけるのをお勧めします。
 
一方、午後を中心に
発達した雨雲がかかって
激しく降る恐れもありますので、
雨の降り方や落雷の発生なども
注意しておきましょう。
 
日曜日は、上に書いた通り
台風の動き次第で変わってきますが、
東シナ海をやや離れて北上しても、
湿った空気の流れ込みがあるため
雨脚が強まる可能性は十分にあります。
 
土日ともに、
景色が霞むような雨の降り方が
1時間以上続くようなときには、
キキクルをご確認ください。
 
 
さらに、来週の雨の降り方、
予報に関しても、
この台風の動きによって変わってきそうです。
 
雨が続いて、総雨量が多くなり、
土砂災害に関する警報の発表なども
考えられます。
 
気象台からの発表は、
今の所、
あすから4日にかけて
警報級の可能性が「中」
発表されていて、
最新の情報の確認が必要です。
 
新しい予報の確認もお願いします。
220701_1
昨夜は、予想通り
満天の星空でした!

皆さんに、
ぜひ見てみて、
とも言ったので、
私自身も、
綾に出かけて
写真も撮ってきました。

空の天の川は、
さそり座近くの
天の川銀河の中心方向です。
水田の水に
星も写してみました。
220701_2
こちらは北の空

北斗七星と
カシオペアが分かると思います。

さて、北極星は
どうやって探すのでしたでしょうか?

昨夜の綾は、
ホントにすごい星空でした!!
220701_3
昼過ぎの宮崎市上空の
澄んだ青空
220701_4
午後3時の衛星画像
(気象庁HPより、
ノダ加筆)

台風4号の北にある雲が
まずあすから
かかってきそうです。

満点の夏空

ノダっち

22年6月30日(木) 17:54

天気の話なノダ

スッキリ夏空です。

暑くなっていますが、
夏好きにはワクワクする空でもあります。

午後になって、
あ〇ちみつるさんの漫画に出てきそうな
青空と入道雲が湧いてきて、
余計に夏空好きには
これまたワクワクしましたが、
30分後には、ワクワクと言っていられない
発達した雲になってしまいました。

レーダーで見ると、
山之口付近に発生していたものと
思われます。
この雲の真下では、
土砂降りの雨となっていたことでしょう。

気温が上がって、
大気の状態が不安定になっていました。

昨日は発達が抑えられた雲ですが、
きょうは、局地的に
発達しています。

きのうよりも高気圧が
弱まっているということは無いです。

地上の気温や
風の収束などで
なにか下降気流を突破する
強い上昇気流が出来るきっかけが
あったものと思われます。

風が、きのうよりも
南東からの吹込みになってきたので、
それによって
鰐塚山を駆け上がった風が
上昇気流を作ったのかもしれないです。

一方、やはりきょうも
内陸を中心に暑くなっていて、
えびの市加久藤で
今年の県内最高を更新する
36.2度まで上がっています。

この加久藤の36.2度は、
6月としての観測史上最高で、
県内での
6月としての過去最高タイになりました。
宮崎で1934年6月28日に観測されて以来、
88年ぶりの宮崎県内での36.2度です。

また、鞍岡が3日連続で、
6月の観測史上最高を更新しています。


あすも、引き続き晴れて、暑くなりそうです。

あすも、十分な
熱中症予防を心がけてお過ごしください。

夕立は、ごく狭い範囲に限られるでしょう。

ただ、夜になると、
南から北上してくる雲がかかってきて、
南部には遅い時間になると
雨雲がかかってくる可能性もあります。

金曜日の夜で、
お帰りが遅くなる予定がある方は、
傘の準備がおススメです。


きのう、おとといとお伝えしていた
南から北上してきそうな雲は、
熱低としてまとまる可能性が
高くなりました。

熱低本体は、
九州の西を北上する見込みです。

熱低の東に伴われて北上する
熱帯からの暖かく湿った空気が
県内に東から流れ込むため、
局地的に発達した雨雲がかかる可能性があります。

土曜日から来週のはじめにかけて
雨の降り方に注意していきましょう。

この雨の降り方については、
熱低のコースによって変わってきます。
(近いほど強まる可能性が高まる)

あすお伝えする予報も、
まずはしっかりとご確認下さい。

ということで、あすの日差しで
シーツなどの大きな洗濯物や
布団干しも済ませておくのを
おススメします。


来週中ごろ以降の予報は、
熱低が過ぎた後の
高気圧の強さや
湿った空気の動きによって
変わってきますので、
まだはっきりしません。

ただ、きのうも書いたように、
七夕の夜空は怪しいです。
月の状態から考えても、
今夜の空で楽しんでおくのがおススメです。


きょう発表された一カ月予報では、
前半は、平年より曇りや雨の日が多く、
後半は、
平年並みに晴れる日が多い予想になりました。

前半に関しては、、、
先週発表されたものと
180度変わったじゃないか・・・
と突っ込みたい気分ですが・・・

中旬以降は、また
高気圧が強まってきて、
暑い日が続きやすくなりそうな予想、
ということになりそうです。

220630_1
午後1時25分の
MRTから南西の空

青い空に
モクモク湧いてきた雲が
絵にかいたような
夏の空でした。
220630_2
午後2時ごろの
MRTから南西の空

山之口付近で
雲が発達していました。

かなとこ状になって
発達した積乱雲の完成形です
220630_3
14時45分ごろの西の空

雲は弱まりながら
南西に流れていました
上の巻雲部分は
維持されていますが、
下の部分が良く見えないものの、
レーダーの状況からして
おそらく、下の部分が
かなり薄くなっていたと
思われます。

今のうちに天の川

ノダっち

22年6月29日(水) 17:10

天気の話なノダ

久しぶりに、
夜空と戯れてきました。
 
雲もあったので
満天の星空とまでは
行かなかったですが、
月が暗い夜なので、
宮崎市内の加江田川の河口で
十分に天の川も見えていて、
蒸し暑い夜でしたが、
思い切って出かけて良かったです。
 
一枚、写真も載せておきます。
 
来週の七夕は、、、
 
怪しいです。
 
今夜もきれいな星空だと思います。
 
七夕の一週間前ですが、
織姫星・彦星、白鳥座、天の川を
観ておくチャンスの夜です。
 
 
一方、きょうも
朝から濃い青空が広がっています。
 
背が高い太平洋高気圧を感じる
空の青の濃さです。
 
たしかに、
梅雨明け直後らしい暑さが続いていて、
きょうも内陸部ほど暑くなりました。
 
シッカリと高気圧に覆われているため
地面付近の気温上昇と上空の寒気などで
大気が不安定になっているものの、
発達した雨雲の発生は
高気圧の下降気流によって
抑えられているようです。
 
 
この高気圧にしっかり覆われる状況は、
あすも続きます。
 
引き続き広く晴れて暑く、
夕立の発生も限定的でしょう。
 
熱中症に要警戒です。
 
また、一方で、
念のためにはなりますが、
午後に黒い雲が広がってきたら
急な雷雨には注意しておきましょう。
 
 
あさっても、
シッカリ高気圧に覆われますが、
夜以降は
高気圧が弱まってきて、
湿った空気が入ってくるかもしれません。
 
また、あすお伝えします。
 
土曜日以降は、
雨が降ったり止んだりする可能性が
高まってきました。
 
昨日もお伝えした、
南西諸島の南にある当たりの雲が
高気圧の縁に沿って北上して
近づいてきそうです。
 
雲としてのまとまりがなければ
大した降り方にはならないでしょうが、
今後の推移を念のため注意して
観ておきたいと思います。
 
また、フィリピンの西の雲は
まとまりつつあって
熱低から台風になる可能性も
予想されてきました。
 
一方、フィリピンのすぐ東辺りでも
雲がまとまる気配もあります。
この動向によっては
湿った空気の流れ込みが
強まるかもしれません。
 
もう少し様子見です。
 
いずれにしても、
週末にはいったん、
このスカッとした夏空は
お休みになるでしょう。
 
戻り梅雨というほど
ぐずついた雰囲気ではなくて、
晴れたり雨が降ったりという
不安定なケースが多い
気圧配置のパターンですが、
週末から来週は
再び洗濯物を干すのも
大変になるかもしれません。
 
あす、明後日の日差しで
お布団干しなども
やっておくのをおススメします。
220629_1
昨夜、
加江田川の河口で撮影した
天の川とさそり座
220629_2
天の川と夏の大三角
220629_3
これぞ宮崎の
夏の青空!
という昼頃の空

確かに夏です

ノダっち

22年6月28日(火) 17:48

天気の話なノダ

九州北部から

中四国、それに、近畿に北陸まで
きょう梅雨明けが発表されました。
 
中四国は、5月の雨も多くなかったので、
こちらは、雨不足が深刻です。
 
と言いつつ、
自然はバランスをとるというのが
私の持論でもありまして・・・
 
取り返すかのように
ドカンとふったりするのが
逆に怖かったりもします。
 
一方、梅雨前線は
北日本に伸びています。
 
梅雨がない北海道と言われますが、
ちょくちょくこうして
梅雨前線の影響が出ていて、
災害級に降ることがあり、
その認識を改めてもいいのでは、
と思ったりすることもある近年です。
 
 
一方、県内は
しっかり夏空が広がっています。
 
きょうも、真夏らしい暑さです。
 
6月なので、
真夏らしいというのに
抵抗もありましたが、
梅雨明けが本当だとすると、
もう真夏なので、
真夏らしいと言っちゃいます。
 
暑さも、まさに真夏です。
 
高気圧が強まって覆ってきているため
気温上昇と湿った空気があっても、
夕立雲の発生は限定的になっています。
 
セミが鳴かない梅雨明けってのも
何だか物足らないなぁ、
と午前は思っていたのですが、
昼過ぎに公園に行ってみると、
少し鳴き声が聞こえました。
 
確かに夏です。
 
 
あすからあさってにかけても、
引き続き、太平洋高気圧に
しっかりと覆われて
厳しい真夏の暑さが続くでしょう。
 
引き続き、しっかりと
熱中症予防を心がけて
お過ごしください。
 
にわか雨の可能性はありますが、
やはり限定的な予想です。
 
念のため、黒い雲が広がってきたら
急な強雨や
落雷、突風の発生にご注意ください。


土曜日になると、
上空の高気圧の南側に入ってきて、
南東からの空気が
県内に吹き付けてきそうです。
 
暖かく湿った空気が流れ込んで、
不安定な天気になるでしょう。
 
雨マークの日も、
しとしとと雨が降り続くというよりは、
雨がザ~っと降ったと思ったら
ギラギラと晴れたりを繰り返すような
そんな天気のイメージです。
 
その天気のパターンだと
虹が見えやすいチャンスになります。

ただし、
週末に関しては、
どのような雲が入ってくるかで、
降り方が変わってきます。
 
湿った空気だけなら
虹が出やすいのですが、
まとまった雲がかかる可能性を
予想している資料もありますので、
もう少し様子見です。
 
カギを握るのは、
太平洋高気圧の強さと、
フィリピンの東から南西諸島の南にある
雲の動向になります。
 
さて、どうなるでしょう。。。
 
いずれにしても、
週末には不安定な天気になって
暑さが少し和らぎそうです。
220628_1
朝の夏空
220628_2
昼の青空
220628_3
午後4時の衛星画像

フィリピン付近で
たくさん雲が湧いています。

ココで上昇気流が起きて、
日本付近で下降気流になって
太平洋高気圧を
強めているようです。

3792件

1 ...91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 ...759

投稿月