この先も最新情報の確認を

ノダっち

22年6月14日(火) 17:33

きのうの四国に続いて、

きょうは、中国、近畿、東海、北陸で
梅雨入りが発表されました。
 
梅雨前線が北上して、
続々と梅雨入りしています。
 
梅雨のステージがまた少し進みました。
週末以降は
さらに進むかもしれません。
 

きょうの県内も、どっぷり梅雨空で、
24時間雨量は100ミリを超えた所もあり、
所々で、注意報レベルの
土壌雨量指数になってきています。
 
やや地盤が緩み気味です。
土砂災害にご注意ください。
 
ココに、さらに大雨が降ると
一気に警報になりますが、
今のところ、そこまでの強まりの予想は
出ていません。
 
とはいえ。。。
ですので、
最新のキキクルの状況に
注意しておきましょう。
 
とくに、今夜遅くからあす明け方に
発達した雨雲が
県内南部を通過しそうな資料があり、
危険度が上がる可能性があります。
 
気象庁HPで
宮崎県を中心に九州各地のキキクル3種と
雨雲の様子が一覧で見られるページを
ご利用ください。
 
 
さて、梅雨入りが遅れたことで、
梅雨明けも・・・?
と心配される方が多いようですので、
前にも書いたかもしれませんが、
梅雨入りと梅雨明けの時期は
あまり関係ないです。
 
きのうのOAで話しましたが、
梅雨入りが6月10日以降になった
過去10回の内、6回は、
平年の梅雨明けの7月15日前後で
1回は、7月1日でした。
3回は、7月20日以降になっています。
 
つまり、平年より遅れる可能性の方が
低い統計です。
 
また、これまで出ている
長期予報の傾向からすると、
今年の梅雨明けが
平年より遅れる可能性は
やはり低いと考えられます。
 
(低い可能性側になってしまったら
 ごめんなさい・・・)
 
となると、梅雨の期間が短くなって
水不足などを心配される方も
いらっしゃるでしょうが、
今年は5月、4月と、
しっかりと雨が降りましたので、
きのうまで60日の雨量も、
平年より多めな県内です。
 
現状、水不足を心配する必要はありません。
 
一方、来週にかけては
太平洋高気圧が強まって
前線を押し上げそうな気配があります。
 
前線の南側になった時に
さらなる雨の強まりには
気を付けておきましょう。
 
短くても、その中で
濃密な雨の降り方をしてしまうと
急に災害級になることがあるのが梅雨時期です。
 
梅雨明けが発表されるまでは、
防災意識を高めて
最新情報を確認するようにお願いします。
 
 
きのうから、
河川洪水に関する情報の発表が
改められました。
 
詳しくはこちらのニュースhttps://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/69139?display=1でご確認ください。
 
年々、避難に関する情報が
どんどん新しくなっていて、
ついていけない方も多いと思います。
 
いちいちこれを把握してください、
といわれても、大変ですよね。
 
ただ、今年の変化は、
今のところ、情報の受け手よりも
出し手側での変化の方が大きく、
受け取る側としては
去年までととくに変わりません。
 
避難の呼びかけが出されたら、
安全を確保する、
という基本はそれだけです。
 
ただ、昔に比べると、
より危険度が上がった時に
避難が呼びかけられる情報に
変化しつつあるとはいえるでしょう。
 
ですから、今まで以上に
その情報を参考にしていただければ
とも思います。
 
それでも、避難を呼びかけても
実際にはそれほどでもなかった、
ということも発生するでしょう。
 
呼びかけが間に合わずに
命を落とす方が少しでも減るように、
ということからの発表ですので、
その点を理解して、行動に移してください。
 
避難は、空振りではなくて素振り、
という言葉も、
最近はよく用いられます。
 
つまり、避難して何もなくても、
良い練習だったと思おう、
ということです。
 
出来れば
本番なんてない方が良い種類の練習ですが、
何度も素振りをしていた成果が、
いつか活かされてしまうかもしれません。
それが災害ですよね。
 
自分が住んでいる場所、
通勤・通学・買い物などの
日常で行動する場所が
どういった場所なのかを
平時の内に確認して、
いざという時の行動を
家族で確認しておくようにもお願いします。
 
 
梅雨前線があす日中には
南にやや離れそうです。
 
ただ、朝までは
前線に近い南部を中心に
雨が降る可能性があって、
とくに、明け方にかけては
念のため雨の強まりにお気を付けください。
 
あすの午後は
広い範囲で晴れ間が出るでしょう。
 
昼間の雨も止んで、
再び暑さも戻ってきそうです。
 
そのまま、あさっても、
晴れ間があるでしょう。
あさっても暑くなりそうです。
 
 
金曜日からは
再び前線が北上してきて、
雨が降る予想ですが、
前線の活動具合に関して、
予想資料がバラバラで、
ハッキリしません。
 
しっかり活動した場合に
雨が強まる可能性も捨てきれませんので、
あす以降にお伝えする
新しい情報をご確認ください。
 
予想気温も、
雨でも高めの最高気温の予想になっていて、
前線が北上する予想であることを
示唆しています。
 
この辺りの予想にもご注目ください。
220614
北陸まで梅雨入りが
発表された
きょう正午の衛星画像
(気象庁HPより)

梅雨前線の雨雲の帯は、
ユーラシア大陸南部から
伸びてきて、
日本付近で北に折れ曲がって
日本の東の太平洋まで
連なっています。

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