初霜注意報&筋状の雲

ノダっち

22年10月18日(火) 17:24

昨日の予想よりも
少しゆっくりと
雲の帯が南下したようです。

朝7時の時点で、
まだ日南・串間付近には
雨雲の反応が残っていました。

雲の南下が遅れた分、
放射冷却が弱まって、
朝の寒さとしては、
きのう出てきた予想気温ほどは
下がっていません。

ただ、誤差の範囲でしょう。

遅れはしたものの、
日中にはジワジワと南下して、
しっかりと晴れてきています。

昼間は
薄着でちょうど過ごしやすいくらいですが、
少し風には冷たさも感じました。

南下した雲の帯の北側からは
東シナ海に筋状の雲も広がっています。

冬によく出る寒気の南下を示す雲です。

本格的な筋状の雲は
今季初だと思います。

一方、今季初といえば、
北部山沿いに霜注意報も出ました。

あす朝の霜に対する注意報です。

今年も、今のところ、例年通りの
11月20日までの
発表期間になる見込みとなっています。

二十四節気の霜降が
10月23日、今度の日曜日です。

県内での、初霜注意報は、
おおむねこの霜降前後に出ることが多く
今年は、暦よりも少し早めに
季節が進んできてるともいえます。

つまりは、北部山沿いでは
あす朝に、4度くらいまで下がる可能性も
あるという予想が出ているという意味で、
あす朝は、広く今季一番の
冷え込みにもなってきそうです。

広くスッキリと晴れて、
風も弱まって
放射冷却で冷える空気が
たまりやすい状態に
なってくる所もあるでしょう。

内陸部を中心に
広く朝寒日で、
平野部も10度ちかくまで
下がってきそうな予想です。

一方、日中は
明日も穏やかに晴れて
日差しは温かく、
過ごしやすい陽気になります。

ということで、内陸を中心に
朝と昼の寒暖差が大きくなりそうです。


あさってから金曜日も、
状況はあまり変わりません。

細かく見ると、
あさっての朝は、
明日よりもさらに
少しだけ冷える所もあったり、
金曜日になると
寒気が弱まる分、
朝の寒さは少し弱まる所も出てきますが、
まだ平年よりは強く冷える予想です。


土曜日は、高気圧も弱まって
雲が増えてくるでしょう。

日曜日にかけても
雲が多い可能性もありますが、
大きな崩れは無さそうです。

スッキリ秋晴れではないかもしれませんが、
まずまずの運動会日和になると思われます。

ただ、にわか雨程度の可能性は
捨てきれない資料もありますので、
念のため、今後の新しい予報の確認も
お願いします。

来週の中ごろに
次の気圧の谷の通過もありそうですが、
この予想もまだハッキリしません。

221018_1
正午の衛星可視画像
(Weather Modelsから
商用利用の同意を得て転載)

南下した雲の北側に
筋状の雲が広がっています。
221018_2
午後3時の衛星画像
(Weather Modelsから
商用利用の同意を得て転載)

14時24分に
桜島で
噴煙量やや多量の噴火があり、
噴煙が県南方向に
流れていました。

もしかすると、
一部で降灰があったかも
しれません。

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