連日の今年最高更新

ノダっち

25年7月1日(火) 17:09

新燃岳の噴煙が
再び増えていました、
 
やはり中々簡単には
行きませんね。
 
高気圧がしっかり覆っているうちは
山頂付近の風が弱くて、
噴煙が上に上がりやすく、
風向きも変わりやすかったりして
周辺地域で降灰が起きやすかったり
する傾向があります。
 
引き続きご注意ください。
 
 
上空の風が弱いくらいに
高気圧がしっかり覆っていて
きょうも気温が上がっています。
 
最高気温は、
西米良で36.5℃まで上がって
今年の県内最高を更新したほか、
都城も36.1℃、
えびの市加久藤は3日連続の
猛暑日35.7℃、
さらに小林や高千穂も
今年初の猛暑日になりました。
 
 
あすも、基本的に
同じような天気になります。
 
晴れて厳しい暑さです。
 
日中は、広く
暑さ指数上で危険レベルの
暑さが予想されます。
 
きょうの5時台のOAで
去年の5~9月の
県内での熱中症データをお伝えするように
準備をしていますが、
65歳以上の高齢者が57.2%と
過半数なのですが、
成人も3割くらい、
少年も10%くらいあって、
高齢者でなくても
それなりに多いのです。
 
そして、
去年の該当期間中に
搬送された合計は1159人も
あったのですが、
搬送されて初診時で
死亡が確認された例が2人、
長期入院となる
重傷が30人もありました。
 
自然災害は
どうしようもない時もありますが、
熱中症に関しては
ほとんどの場合、
防ぐことが出来るはずです。
 
この危険な暑さはまだまだ続きます。
 
周囲の方とも声を掛け合って
防いでいきましょう。
 
連日お伝えしていますが、
最高気温の数字的には海風の影響で
35度に届かない平野部は
海からの湿気の影響で
熱中症の危険度はやはり高い予想です。
 
気温の数字で油断せずに
しっかり対策をお願いします。
 
 
上空の高気圧としては
きょう、あすくらいがピークで、
あさって以降は
やや弱まりそうな予想です。
 
それでも、県北部付近も
高気圧県内ではありそうで、
大きく天気が広く崩れたり、
暑さが一気に弱まるような
気配ではありません。
 
ただ、やはり、
山沿いを中心に夕立の可能性はあって
とくにあさってから金曜日ごろは
その傾向が強まりそうです。
 
 
一方、フィリピンの東にも
気になる雲が沸いています。
 
ここ数日、
来週にかけての予想の中で
気になっている存在なのですが、
低圧部のままで
なかなかまとまってきていません。
 
様々な予想をご覧になって
気になっている方も
いらっしゃるかもしれませんが、
雲としてまとまってくるまでの予想は
気になる存在、という以外は、
どれもあまりあてにならないです。
 
もう少し様子を見ましょう。
250701_1
きょう午前の新燃岳
(気象庁HP
御鉢火口南縁カメラより)
250701_2
きょう午後3時の衛星画像
(気象庁HPの
衛星画像に野田が
点線の楕円を加筆)

ピンクの円は
きょう正午時点で
熱低と解析されましたが、
大きな影響は無さそうです。

一方、薄緑の円の方は
あす朝の予想天気図で
熱低となっていて、
念のためにも
今後の動きに注目しています

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