番組審議会
令和6年度 番組審議委員 ※任期期間順
- 委員長
- 平野 亘也 氏
(株式会社宮崎銀行 特別顧問) - 副委員長
- 加藤 学 氏
(毎日新聞社 宮崎支局長) - 委員
- 柴田 博子 氏
(宮崎産業経営大学 法学部 教授) - 委員
- 嶋田 加奈子 氏
(株式会社宮崎観光ホテル) - 委員
- 田代 くるみ 氏
(Qurumu合同会社 代表) - 委員
- 米田 昌樹 氏
(旭化成株式会社延岡支社 延岡総務部長) - 委員
- 新名 博徳 氏
(宮崎県経済農業協同組合連合会 経営企画部長) - 委員
- 久冨木 護 氏
(九州電力株式会社 執行役員宮崎支店長) - 委員
- 迫田 哲平 氏
(医療法人マナビヤ 理事長)
番組審議会は、放送番組の適性を図るため、放送法に基づいて設置されています。
宮崎放送の番組審議会は、上記の9人の方を委員として委属しており、放送番組や番組基準などの審議を依頼しています。
令和6年11月12日(火)
24年11月28日(木) 10:00
1.開催日 令和6年11月12日(火)
2.議 題 ①テレビ番組 ダイドーグループ 日本の祭り
「歴史つなぐ太鼓の音~えびの・西長江浦大太鼓踊り~」
【令和6年9月29日(日)15:30~16:25放送】
②テレビ番組種別のご説明
3.議事の概要
第619回番組審議会は11月12日にMRT本社で開催されました。
今回は平野委員長ら9名の審議会委員のみなさんにご出席いただき、MRTが制作し9月に放送したテレビ番組 ダイドーグループ 日本の祭り「歴史つなぐ太鼓の音~
えびの・西長江浦大太鼓踊り~」についてご意見をいただきました。
【委員による批評概要】
*ローカル感満載で観終わった後、気分良く爽やかな印象を抱く番組だった。10日
間の練習風景がとても丁寧に記録されていたが、若干間延び感があったのでは
ないか。
*今まで知らなかった祭りなので非常に勉強になった。祭りは地元の文化や歴史に
非常に密接に関わりがあるものだと思うので、収穫の向上を願って450年も続い
ていることに感心した。
*序盤はすごく勢いがあり、踊りも勇壮な感じで番組が始まった。迫力がある練習
風景からのスタートが面白いと感じた。ドローンの映像で上空から緑色の稲や
里山、きれいな湧き水、池が合間に挟まれていて、美しい景色に心が和んだ。
カメラワークも良かった。
*後継者不足が最大の課題であると話題になっていたが、一番多い時で何世帯くら
いあったのかなどの数字が知りたくなった。
*子どもや孫が自分の祖父や父が踊る姿に憧れ、自分もいつか踊りたいという気持
ちを持っていることが素晴らしい。若者3人にもっとフォーカスし深掘りしても
よかったと思う。
*人と人との結びつきによってこの祭りが繋がれてきたと思うと温かい気持ちに
なる番組だった。
令和6年10月8日(火)
24年10月30日(水) 14:30
1.開催日 令和6年10月8日(火)
2.議 題 ①MRTテレビ「Check!」内の報道特集について
・Check!調査班 植物が大繁殖している場所とは
【令和6年8月2日(金)放送】
・特集 高千穂の金堀りおばあさん
【令和6年8月16日(金)放送】
②テレビ・ラジオの10月改編についてのご報告
3.議事の概要
第618回番組審議会は10月8日にMRT本社で開催されました。
今回は平野委員長ら9名の審議会委員のみなさんにご出席いただき、MRTテレビ「Check!」内で放送された2つの報道特集についてご意見をいただきました。
【委員による批評概要】
「Check!調査班 植物が大繁殖している場所とは」について
*ドローンとヘリコプターからの迫力ある映像はインパクトがあって、次にどうい
うことが起こるのだろうと思わせるには十分だった。まさか宮崎にあるダムが
このような状況になっているとは思わなかった。
*「ウキクサ」とすぐにネタバレせず視聴者の興味を引こうとする番組作りに工夫
が見られ、ある程度まとまった内容で面白く視聴できた。加藤アナウンサーの「ウ
キクサを持って帰ってはダメ」「販売してはいけない」「法律で禁止されている」
というのは非常に良いメッセージだったと思う。
*調査報道としてはとても有意義だったが、いささか物足りなさを感じた。近隣住
民また市民へ直結して被害が出てくるのかなど影響の有無、分析結果なども示し
てもらいたかった。
「特集 高千穂の金堀りおばあさん」について
*夢の中に出てきたお告げを信じ20年間も掘り続けたというのはおとぎ話の世界
みたいな話で非常に驚いた。生き証人のコメントがあったのが良かった。
*時代背景がなかなかイメージしづらかった。情報が盛り込まれすぎていたのでは
ないかと思う。主人公のような人物にフォーカスする視点はローカル局ならでは
で面白い。しかし、視聴者層を考えると他の時間帯に放送した方がよいのではな
いかと思う。
令和6年9月10日(火)
24年9月26日(木) 10:00
1.開催日 令和6年9月10日(火)
2.議 題 新 窓をあけて九州
「私、炭焼き職人になります」
【令和6年8月4日(日)10:00~10:15 放送】
3.議事の概要
第617回番組審議会は9月10日にMRT本社で開催されました。
今回は平野委員長ら9名の審議会委員のみなさんにご出席いただき、MRTが制作し
8月に放送したテレビ番組 新 窓をあけて九州「私、炭焼き職人になります」についてご意見をいただきました。
【委員による批評概要】
*オープニングが炭焼きそのものの姿で始まりイメージもしやすく、とてもいい
始まり方だった。明るい構成、内容で非常に気持ちのいい番組だったと思う。
主人公の人柄、表情、笑顔が非常に爽やかで魅力的だった。
*日向備長炭が日本三大備長炭であることや、長い歴史があること、炭ができる
までに火入れをして50日もかかることを今回の番組で初めて知り勉強になった。
*炭焼き職人の数、実家の両親が主人公のことをどう思っているかなど、もっと
詳しく知りたくなった。この先も主人公を応援したくなる、非常によい番組だっ
たと思う。
*8月に放送された番組だが冬場のシーンが多いように感じたので放送時期を変更
するか、炭を使ってBBQをするシーンなど入れて季節感を出すとよかったと思う。
*都会暮らしの明るい女性が田舎暮らしに奮闘しながら地域に溶け込む姿は地域が
明るくなりとてもいい話だと思った。
*ドローンの映像はどんな山に主人公が暮らしているのかが分かりやすく効果的
だった。映像とともに流れたBGMも良かったと思う。
*主人公の笑顔と人柄が素晴らしく、引き込まれる内容だった。視聴したあとに
温かく爽やかな気持ちになる番組だった。もっと長い放送尺の番組でも見てみた
いと思った。
令和6年7月9日(火)
24年7月31日(水) 14:00
1.開催日 令和6年7月9日(火)
2.議 題 MRTのテレビ・ラジオ番組を通じた、MRT宮崎放送に対する
ご提言・ご意見
3.議事の概要
第616回番組審議会は7月9日に宮崎観光ホテル 山吹で開催されました。
今回は平野委員長ら9名の審議会委員のみなさんにご出席いただき、MRTのテレビ・ラジオ番組を通じた、MRT宮崎放送に対するご提言・ご意見をいただきました。
【委員による批評概要】
*MRTは中継の多い局だと思う。出向いていった中での情報は臨場感や雰囲気も
よく伝わってくるので、これからも期待したい。
*本県は農業県だと思うので、農業現場からの取材や食の提案にまつわる話題を
今まで以上に期待したい。
*MRT開局70周年記念特番の家族対抗クイズ番組は、懐かしく、楽しんで見ること
ができた。クイズ形式で秘蔵VTRを振り返るというのも新しい形だったと思う。
*興味がなかったことに偶然出会えることや、同じ画面を家族で一緒に見ることで
コミュニケーションが生まれるのはテレビの特性だと思う。過去の宮崎を取り上
げた良質なアーカイブ番組をフルで視聴できるような機会をつくってほしい。
*「Check!」「わけもん!!」「つづくさんのどようだよ」は、ローカル感満載で
県民に親しまれていると感じる。「Check!」の“おたすけキッチン”は家庭でな
かなか簡単に作れない料理も多いので作りやすいものがあると非常にいいと思う。
*世界最大級の花・ショクダイオオコンニャクが8年かけてやっとの思いで咲いた
というニュースは心和む話題だった。WEBとの連動・情報発信はこれからの時代
絶対に欠かせない。
*「THE TIME,」で日南市のグレープフルーツ農家の紹介があったがこういう情報を
全国発信するのは非常に大切だと思う。
*スポーツのMRTというのが定着していて地元密着だなと感じている。これからも
しっかり県民の放送局であってほしいと思う。
*ラジオについてはいざという時のメディアとして非常に頼りになると感じている。
令和6年6月11日(火)
24年6月26日(水) 16:15
1.開催日 令和6年6月11日(火)
2.議 題 TBSのネット番組に対するご意見・ご感想
①TBSの番組でよく見る番組(具体的な番組についての意見や感想)
②最近の報道姿勢について ③他系列に比べての評価
④今後放送してもらいたい番組 ⑤その他
3.議事の概要
第615回番組審議会は6月11日MRT本社で開催されました。
今回は平野委員長ら9名の審議会委員のみなさんにご出席いただき、TBSのネット番組に対するご意見・ご感想をいただきました。
【委員による批評概要】
*平日朝の「THE TIME,」はさわやかに一日がスタートできる。夕方の「Nスタ」は
オープニングBGMが心の弾む曲調で気持ちが軽やかになる。ホラン千秋さんの
歯切れの良いコメントに好感が持てる。
*「報道特集」はキャスターが自分の言葉で最後に感想を述べるのでニュースが
自分事化されている。一方で「サンデーモーニング」はリニューアルして物足り
なさを感じる。もう少しキャスターの個性を出してほしい。
*「マツコの知らない世界」や「ジョブチューン」は発見があり、知的好奇心を
くすぐられる。「水曜日のダウンタウン」はたまに強烈に面白い回がある。
*日曜劇場「アンチヒーロー」は正義側の不正義が巧みに描かれていた。興味が
湧き、後からあらすじを追いかけたりしてすごく引き込まれた。
*TBSのネット番組は、他系列と比べて報道・ドラマ・スポーツの3つの柱が強い
と思う。一方「水曜日のダウンタウン」のような挑戦的な番組や、延岡市が出た
「バナナマンのせっかくグルメ!!」なども面白く、近年バラエティにも力を
入れていると感じる。
*地球温暖化などの少し大きな社会問題を取り上げた番組も見てみたい。ボクシン
グやサッカーワールドカップなど、民放で知恵を絞って放送してほしい。
*テレビを見ない世代に対してどう対応していくのか。
令和6年5月14日(火)
24年5月28日(火) 17:00
1.開催日 令和6年5月14日(火)
2.議 題
①テレビ番組「つづくさんのどようだよ」の合評【令和6年4月27日(土)12:10~13:30放送】
②テレビ番組種別の説明
3.議事の概要
第614回番組審議会は5月14日MRT本社で開催されました。
今回は平野委員長ら8名の審議会委員のみなさんにご出席いただき、MRTテレビで放送している「つづくさんのどようだよ」についてご意見をいただきました。
【委員による批評概要】
*全体的に明るくて気楽にみられる内容で楽しい番組というのが率直な感想。宮崎のお茶の間に定着した番組になったと思った。一つのテーマで集中して見るというよりも、自分の興味のあるところを絞って見ると色々な情報収集に役立っていいかなと思う。
*つづくさんはMCとしてテンポがよく方言など織り交ぜていて親しみやすい。また
川島アナウンサーの可愛くほっこりする雰囲気が長寿番組として支持されている
理由なんだろうと感じた。
*「我が家のベストポジション」ではお宅を公開されているので、昨今の防犯的な
ことを思うとよいのかなと思った。
*「ピンポンキッズ」を担当した川島アナウンサーはまさに保育士のような雰囲気
だった。クイズは英語やイラストを使ったものがあり、通り一遍のクイズではな
く園児の想像力を働かせたように思う。
*「赤ちゃんだっしゅ」は予想できない展開で面白い。新人アナウンサーにとって、
このコーナーの実況は自身の勉強になると感じた。番組インスタグラムは更新さ
れているがフェイスブックは更新が滞っている。リンクさせるか、いっその事
クローズしてもいいのかなと思う。
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